日本国「技術力」の崩壊
画像は講談社の話題本ですが、日本の中枢を官僚機構・政治権力として、告発しているものですが、今ひとつ頼りないですね。
今日の記事は、この本とはさほど関係ありませんが、いささかあきれたコンピュータユーザー体験記です。
このところどうも動きが鈍くなってきた2006年11月20日購入のiMacを、先月7月20日に買い替えました。21.5インチのディスプレーはとても使いやすく、シクハクしながらですが、データなどの移転に努めていました。そんな中、私が事務局役をやっているあるイベントのプレスリリースのため、今日8月1日は予定通り午前中に動き回っていました。やっと帰宅した午後、イベント内容の変更届を求める電話があり、慌ただしく片付けんとした時、マイクロソフトOffice2011のアップデートが入りましたので、ダウン・インストールして再起動、さあ入力とかかった時にびっくり。文字入力変換ができなくなっているのです。ワープロソフトで、こんなこと初めての経験で大動揺。問い合わせ電話が一番確実と、サポート電話を覚悟して午後2時少し前に発信。毎度のことですが、最初の対話が始まったのが2時18分、用件を伝え、対応者との対話のための番号を受理できるまでまた5分ほど、そして相手からの電話がかかってくるのを待機、かかってきたのは2時41分、ここまで小1時間かかっていました。その間受話器片手に、マイクロソフトサポートのネット検索。ギョギョ。「Office for Mac 2011 SP1 をインストールすると Word 2011 で文字変換ができなくなる場合がある(最終更新2011年4月26日-リビジョン:2.2)」というページにたどり着きました。
待ち時間で、事故対応をすまさせようということかと怒り狂っているところにやっとの電話でしたので、用済みの頼りない対話の末にすぐ終わらせましたが、何とも後味の悪い1時間でした。最初のアップデートにバグが残っていたのです。そして再度新たなアップデートをして解決。
MacとWordの相性が悪いのか、Word2008にも時々びっくりさせられてきましたが、今回は1週間前に購入したばかりの「Office 2011」が、こんなにお粗末とは思えませんので、驚愕でぐったりの1時間でした。マイクロソフトという巨大企業、工業化社会の根幹を握っているとさえ思われる覇権企業の技術力がこんなものなんですね。ワープロが動かないことで死人も怪我人も出ませんが、制御技術などにもこんなあやふやなプログラム技術が関わっていたらと思うと、ゾッとします。リンクしますので「お知らせ」を覗いてみてください。アップデートに気をつけろという教訓か。
(念のため、画像の話題書も面白いですよ。国体崩壊の一断面が少し見えます)
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