« 朝鮮の土となった日本人 | トップページ | ヒルトン売却・説明要望書 »

2011年11月19日 (土)

ヒルトン・市民説明してる時間はない?

111119hilton 昨日14時から15時まで、ご多用な小田原市企画部長にお会いして、市民説明をお願いしました。課長と担当副課長も同席されました。
企画部長の発言
『ヒルトンホテルへの、賃貸施設の12月随意売却は何ら法令に触れていない。公募している時間はないので、賃借人の要望があるこの際速やかに売却する。そのため公有財産の年内売却の議会承認を求める。売却価格は言えないが、不動産鑑定(1社のみ)は9億円である。簿価は言えない。固定資産税評価額算定はしていない。今後根府川エリアの整備は、農振地域であってもリゾート開発を含めて検討を進めたい(新総合計画地域計画にはそんなこと全く示されていませんが)』とのこと。それにしても、7万坪の土地が9億円とは驚きます。5年間の転売禁止条項を入れるそうですが、5年後には21億円もの修繕費がかかると言われていますから、その時点での判断はどうなるのでしょうか。あの風光明媚で、道路事情も改善された山上の大きな用地が民間資本の所有になることは、小田原市のまちづくりにとって今後の重い負担になりそうです。
 画像は「小田原市総合計画/地域別計画〜片浦地区〜」の表紙から転載したものです。画面左上の山上に見える建物が小田原ヒルトンホテルの本館です。敷地は7万坪、建物は1.6万坪という小田原一の大施設です。「勤労者健康増進運動公益施設」として、農業振興地域に建てられたもの(455億円)を、「国家的要請」による投げ売りで、小田原市が8.5億円ほどで引き取り、公募の末ヒルトン(ホテル商用)と賃貸借契約を結んだものです。本年の311大震災で小田原ヒルトンが、業績悪化で倒産しそうだからと3ヶ月分の賃料1億1287万5千円の免除を小田原市議会9月定例会に上程し、11月10日にはヒルトンに売却することを公表し、年内に契約して所有権を移転するという慌ただしい話になったのです。いかにも不思議で火急な売却実施について市民説明をお願いしましたが、『議会の準備等がありできない』との回答。
111119town 11月10日に記者、議員に説明(ヒルトン役員立ち会い)しただけで、12月に売却を実施するのはあまりにも拙速です。そのため、企画部長面談に同席した市民で相談した結果、12月売却の議案の提出を取りやめ(取り下げ)て、市民説明を実施していただくことを市長に要望することになりました。要望者に加わっていただける方、至急お知らせください。右サイドバーにメール送信ボタンがあります。
 小田原市議会12月定例会は11月24日開会、委員会審査は12月2日、議決は12月8日。議会承認されたら、年末までに売買契約、所有権移転という慌ただしい作業に入ることを予定されているようです。小田原市議会議員の諸兄姉には、公正な判断を強く願います。

|

« 朝鮮の土となった日本人 | トップページ | ヒルトン売却・説明要望書 »

コメント

松本氏たちは、とんでもない方を市長にしてしまいましたね。
これなら、まだ押しに弱いT氏の方がよかったのでは?

投稿: 市民T | 2011年11月19日 (土) 21時33分

市民Tさん コメントに返信しようもありません。困ったことですが、個々の事業に対応していきます。市長を選べばそれでよしと言うことは、決してないのでしょうね。

投稿: 松本茂 | 2011年11月19日 (土) 22時59分

ヒルトンといえばカジノ。カジノといえばヒルトン。ヒルトンはカジノの胴元

今回の売却問題については、多くの疑問があります。すべての問題点を調査し、指摘するためには時間がかかります。このままでは、市民が何も知らない間に、12月8日の市議会で売却が承認されてしまうので、問題点を順次指摘します。

グーグルで「ヒルトン」「カジノ」で検索すると、46万件。英語で、HILTON, CASINOで検索すると、460万件がヒットします。筆頭は、あの有名なラスベガス・ヒルトン。韓国のヒルトンを始め、ヒルトンは世界中でカジノを運営しています。実はヒルトンは、カジノの胴元なのです。

念のため申し上げますが、私はギャンブルが直ちに悪い、反対だという立場ではありません。

カジノの合法化が日本で議論されています。賛否両論があります。合法化されれば、美しい根府川が東洋一のカジノになってしまうかもしれません。その可能性は大きいでしょう。それに直ちに反対しているわけではありませんが、小田原市民、地域住民、特に子供たちの父兄はその可能性を知っておく必要があります。その上で、今回のヒルトンへの売却に対する賛否を決める必要があります。

ヒルトンへの売却契約の内容は開示されていません。詳細はわかりませんが、カジノ転用を禁止する条項があるのでしょうか。ないでしょう。あれば、市民に開示してください。あるのは5年間の転売禁止条項だけでしょう。

ちっぽけな市の世間知らずの市長、担当部署が、海千山千のヒルトン、その所有者で世界最大のエクイティファンド・ブラックストーンときちんと交渉し、市民の利益を守れるのでしょうか。無理でしょう。三井、三菱を始め、日本の代表的企業であっても、外国資本と交渉する場合は、利益を守るために、止むを得ず外国の世界的な法律事務所にアドバイスを求めています。すべてが甘い。交渉はすべて相手方のペースで進んでいる。

投稿: 三浦雅彦 | 2011年11月20日 (日) 05時16分

TBS**様


さて次の話題なのですが、小田原市はヒルトンに対して小田原市根府川にあるホテル施設を賃貸しています。

この施設は敷地は7万坪、建物は1.6万坪という大施設です。前身は雇用・能力開発機構(厚生労働省所管の特殊法人)が建設した温泉保養施設「スパウザ小田原」です。サラリーマンが納めた雇用保険料を財源に建設された豪華リゾートで、1998年(平成10年)にオープン。「勤労者健康増進運動公益施設」として、農業振興地域に建てられたもの(455億円)を、「国家的要請」による投売りで、小田原市が8.5億円ほどで引取り、公募の末ヒルトンと賃貸借契約を結んだものです。当時、国会でもこの問題が取り上げられました。なお、小田原市はスパウザ建設当時20億円をかけ、農道を整備しています。

本年の311大震災で小田原ヒルトンが、業績悪化で倒産しそうだからと3ヶ月分の賃料1億1287万5千円の免除を小田原市議会9月定例会に上程し、承認。その後突如、11月10日にヒルトンに売却することを公表し、12月8日、市議会承認。年内に契約して所有権を移転するという慌ただしい話になっています。いかにも不思議で火急な売却実施について市民説明をお願いしましたが、『議会の準備等がありできない』と市民に対する説明を拒否しています。

譲渡価格は正式に発表されていませんが、9億4千万円。公共団体の「普通財産」を処分・譲渡する際には、一般競争入札が必要なのですが、随意契約で売却されます。これは違法行為と考えられます。行政訴訟をやれば、差し止めが可能と思われますが、いまのところその動きはありません。

結局、勤労者が支払った雇用保険料455億円で作った財産が、譲渡手続きの適法性、譲渡価格の適正性に関する市民への十分な説明、市議会による検証なしに、わずか数時間の委員会審査を経て、9.4億円で外資に売却されることになります。それを進めているのが、小田原のオバマ、加藤小田原市長です。

市民説明会の開催、12月議会の議案提出取り下げを求める要望書を数日中に提出します。

この問題を取材・報道してくださると大変助かります。

投稿: 住民M | 2011年11月22日 (火) 09時57分

(最高裁判例 昭和62年05月19日)
普通地方公共団体が随意契約の制限に関する法令に違反して締結した契約は、当該契約を無効としなければ随意契約の締結に制限を加える法令の趣旨を没却する結果となる特段の事情が認められる場合に限り、私法上無効となる。

違法な随意契約による売却であっても、契約が締結されてしまえば、無効であると争えない場合があるようです。取り返しの付かないことになる前に、市民・市議会による十分な検討期間を設けるのが、市民に対してやさしい、丁寧な行政ではないのでしょうか。

投稿: 住民M | 2011年11月23日 (水) 04時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/53281059

この記事へのトラックバック一覧です: ヒルトン・市民説明してる時間はない?:

« 朝鮮の土となった日本人 | トップページ | ヒルトン売却・説明要望書 »