« 倒米→敗米→従米→離米→自律 | トップページ | 小田原駅前地下街施設の「再生」 »

2011年11月 5日 (土)

自治法98条の調査???

111027kanagawa_2 小田原市議会は、昨日11月4日に全員協議会を開催し、「小田原市立病院における預り金の盗難について」市議会としてどう対応するかを協議されたそうです。どういう論議の結果でしょうか、「地方自治法第98条に基づく調査のための委員会を開く」という結論になったそうです。市議会9月定例会では、10月5日に2010年度の市立病院決算を認定しているのですが、その後にこんな馬鹿げたことを公表されて、いささかご立腹の全員協議会になったのでしょう。
110820kanagawa 小田原市は8月16日に現金盗難を小田原警察署に届け、19日に金額不明の盗難事件として発表しています。その後市の職員が逮捕され警察の調べで6万円の被害とされていましたが、さらに不足しているお金があるらしいとのことで「調べたら」なくなっていたお金は240万円で、盗まれたらしいとして警察に届けたのだそうです。何とものどかなお話です。
 ところで、議会の調査権は、自治法100条に定めてあり、この調査に応じない場合の罰則も定めてあります。98条では、議会が、出納などを「検査することができる」、「監査委員に監査結果の報告を求めることができる」という、当たり前の規定です。どうして100条による調査ができないのでしょうか。予算が取れていない、予算を定めるには12月定例会まで待たなきゃならん、臨時召集は賛成が得られなかった、そんなことなんでしょうか。98条によって、監査委員に監査結果を報告させても何もでてこないでしょうに、不思議な結論です。市議会も監査しなきゃならんのでしょうか。98条に基づく調査をお始めになるなら、かなりの事務量を要するでしょうが、議員の総力を結集してやっていただかなければ、何の調査結果も出てこないことになりかねません。
 外部監査を拒否している限りこんなことが出てくるのは当然です。今の小田原市政府には自浄力はないのですから、速やかにまっとうな監査法人による監査を受けて欲しい。
111105hilton 9月定例会での「権利の放棄」議案の説明では、小田原ヒルトンホテルは311大震災の影響で、家賃が払えない、運転資金に行き詰まった、なんとか助けないと廃業に追い込まれるというようなシリアスなものでした。議会では、それは大変だ家賃を減免するため請求権を放棄しようということで、1億1287万5000円の支払いを免除してあげたのです。どこかの国の「思いやり予算」のようです。どうも、ちまたの噂によると、ヒルトンさんは「家賃が払えないので、建物(建設費455億円)を買います」と言うことになりそうとか。「小田原市にはたくさん家賃を払ったから、ただ同然で売ってくれ」なんて考えてはいないでしょうね。ひとさまから笑い者にされないよう、公正な公有財産の管理をお願いしたいものです。「ヒルトン家賃減免事件」は、小田原行政史の最大汚点として残りますが、それに上乗せするような醜態は絶対に犯してはなりません。

|

« 倒米→敗米→従米→離米→自律 | トップページ | 小田原駅前地下街施設の「再生」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/53168364

この記事へのトラックバック一覧です: 自治法98条の調査???:

« 倒米→敗米→従米→離米→自律 | トップページ | 小田原駅前地下街施設の「再生」 »