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2011年12月12日 (月)

中部電力浜岡原子力発電所

111211hamaoka_map 一昨日から好天が続いています。見事に晴れ上がった昨日12月11日、「@あしがらピースツアー第3弾 浜岡原発見学ツアー」に参加しました。今日のツアーは、20歳から80歳までの幅広い市民(男性2人)で、現職市議町議5人、市議県議経験者2人というメンバー18人でした。小さなバスでしたが、まぶしいばかりの光の中を箱根越えして駿河湾の静かな海を楽しみ、御前崎岬を過ぎて遠州灘に出ますと荒々しい海の高波に目を見張りました。
111211hamaoka1 すばらしい景観を楽しんでいるうち「中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市佐倉5561TEL:0537-85-2460[直通])」の浜岡原子力館に到着しました。1号機の着工が1971年3月、営業運転開始は1976年3月ですから、このPR館の姿は、大阪万博の記憶を呼び覚まします。海抜62m(地上37m)の展望台からは、発電所のほぼ全景が遠州灘を遠景として眺められます(あいにくの強い逆光線で画像はありません)。御前崎市の自治会団体のグループツアーも見えていました。
111211hamaoka2 展示館内では、3号機の「実物大原子炉模型」の巨大な姿に圧倒されます。中央制御盤、燃料模型から発電所建物外壁の鉄筋コンクリート模型まで自慢げに展示されていました。『壁の厚さは約2m、鉄筋も直径約4cmの太さのものが使われています』とのことですが、この壁厚2mの外壁という異様な構造物が福島第一では、水素爆発で吹き飛んでしまったのです。その瞬間の恐ろしい光景は想像しかねます。
 巨大で、精緻なメカニズムの装置ですが、日常点検箇所はどのくらいどのように実施されているのでしょうか、経験豊富な専門職員さんが忠実に従事されているのでしょうが、ヒューマンエラーの発生とその防御の仕組みは想像を絶するような複雑さなんでしょうね。(従業員数3千人、関係する労働者3千人とのことでした)
111211hamaoka3 敷地面積160万平方メートルという原発前の砂地の中、強風にさらされながら、5号機の西側面に接近してみました。現在はすべての原子炉が停止していますが、この建家の中に冷温停止中の核燃料があると思うと、やや緊張します。警備員の姿は見えませんし、米国から要求されている「原発施設すべての武装警備」は、まだのようでしたので、もっと接近できそうでしたがやめました。
 ここに見える遠州灘に、高さ18mの「防波壁」を発電所敷地前面に設置して、津波からの安全を図るという工事が本年11月11日に着工されています。来年の12月までに完成させて再稼働すると計画されているようです。この「防波壁」、遠州灘側からの津波だけに対応しているようですが、周辺河川からの浸水など大丈夫なんでしょうか。防波壁では地震対策にはならないですが、もう完璧に対応処置は終了しているのでしょうか。
 このツアーのガイドをしていただいた、牧之原市議の大石和央氏と、浜岡原発を考える静岡ネットワークの長野栄一氏の誠実で、心のこもったお話には心動かされました。長野氏は、戦死した私の長兄と同年齢、91歳とのこと、脱帽です。
 このツアーの様子は、このツアーリーダーのブログ「うろこ玉絵日記」に丁寧に記載されています。ぜひ御一見ください。

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