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2012年5月

2012年5月28日 (月)

初夏の札幌

120528sapporo1 先週金曜日5月25日から28日まで、初夏の札幌を楽しんできました。この画像、宿泊したビジネスホテルの11階客室窓から札幌駅南口広場を俯瞰したものです。ちょっと建築模型のようにみえますが、早朝の実光景です。かつてこの場所に札幌駅の鉄路・ホームがあったのですが、それらを北側に大きく移転させてこの広場を再開発したのです。北海道らしく、かなり大きく大胆なオープンスペースです。
120528sapporo2 札幌のサクラ開花は5月初旬ですが、道庁前庭にあるこのエゾヤマザクラは、まだ美しく咲き誇っていました。みなさんご承知のレンガ造の復元庁舎は、人気のあるスポットで、この前庭の花たちは実に見事です。今の季節、道産ツツジもさまざまな品種が個性ある姿を見せていました。桜とツツジを一緒に楽しむことができるんですね。
120528sapporo3 先週26、27日の両日、日本マンション学会が北海道大学工学部を会場に開催され、その分科会の一つに発表者としてお努めしなければならなくなって札幌行きとなった次第です。この学会で提示されたいくつかの問題は、日本の住宅政策に鋭く切り込むものでした(これはいずれ別記事でアップします)。
120528sapporo4 このヤマツツジ、北大工学部玄関前のオープンスペースを「華やかに」「力強く」「豪勢に」飾り上げていました。日ごろ見慣れている「ツツジ」「サツキ」の姿とは全く違うもので、とても感動的な時間を過ごしました(下手な写真ではその感動が伝わりませんね)。
120528sapporo5 ミニサイズのファーマーズマーケットで買いました。ホワイトアスパラガスと紫アスパラガス、それにもちろんグリーンアスパラガスも、三色で手に入れました、「紫」は最近の評判アスパラとか。帰宅後の今日の料理に早速登場しました。画像で濃いグリーンにみえるのが「紫」です。全くの生で食します。香りの強い、まさに初夏の食材のようです。ホワイトはゆで方も上々で、フレッシュできりっとしていました。

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2012年5月25日 (金)

美しいまちの醜い公営事業

120525flower 「小田原市青少年センター」前の植え込みです。城山トンネルへ通ずる公共階段設置にともなってできた小さなガーデンでもあります。神奈川県が設置して、小田原市が管理者という施設なんでしょうか。この公共階段、唖然とするほど荒れ果てています。幾度か通告しましたが、改善されません。この小さなガーデンも手が回らないのでしょう、自然放置です。植物たちの自己責任で生成を営んでいます。
 この画像の花たち、近隣に住まれているお花大好きの女性が、毎年丹誠込めて育てていられるものです。見事に歩行者の眼を楽しませてくれています。ここ城山四丁目は文教地区で、静かな住宅街でもあります。ところが、ご承知のように、ここには「小田原競輪場」が戦後すぐから60年にもわたって存在します。戦後復興の公共資金調達の一助だったのでしょうが、いまだに開催を続けています(霞ヶ関の資金調達?)。6月は20日間も開催されます。毎日といっても良いくらいです。正常なことではありません(設置時の約束は月間6日開催だったそうです)。
 この見事な花壇前も、植え込みの中も、ポイ捨てごみの散乱、外れ車券の花吹雪、あげくには横一列の立ち小便など眼を覆う惨状です。今朝の散歩でも、ごみの散乱には不愉快な思いをさせられました。
 この花壇も、城址の緑、たくさんの花たちも、こんな人間たちのぶざまな日々をあざ笑っているようにさえ思えます。「歴史と文化のまち」「無尽蔵のまち」に居座り続ける不適切事業施設の存在を放置していて良いのでしょうか。あまりのごみの散乱に、怒り狂っています。今日から4日ほど札幌です。初夏のさわやかなまちを楽しんできます。

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2012年5月22日 (火)

見よう! 聞こう! 言おう!

120521watch 小田原市の地方選挙は終わりました。市長には現職加藤憲一氏が圧倒的な勝利。投票総数の62%を得ています。
 同時に行われた市議補選、これには初めて私も関わりました。初めての選挙経験でした。地方選挙の制度には、はじめから終わりまで、違和感に包まれたまま幕が下りました。

 今年3月に、鈴木美伸小田原市議会議員が市長選立候補のため市議を辞職し(大野眞一氏は辞職しませんでした)、市長選と同時に市議補選が行われることが分かり、昨年の統一地方選で落選した(38票不足)女性現職3期目の檜山智子さんに再チャレンジを求めました。昨年の落選ショックは、周辺はもとより本人の失望感の大きさは痛いほど分かっていましたので、再チャレンジ要請にはためらいもありましたが、大勢の市民からの強い願望に、檜山さんもチャレンジを決断しました。議席を回復することも大切だが、市民に開かれた市議会を求める選挙を大切にしようと運動を始めました。
 そのメッセージが、「見よう!聞こう!言おう!」、三猿の教えのパロディーです。このメッセージをのぼり旗、たすき、Tシャツ、缶バッジ、そしてリーフレット、選挙公報にも記してさまざまな場で訴えました。大勢の支援者が駆け回ってくれました。駅頭でもメッセージを伝えました。(とても残念なことに小田原駅西口ではJR東海の監視員に排除されました。駅頭に混乱を起こすことも無く、静かな行動でしたが、駅頭からの立ち退きを強制されました。最も不快な経験でした。民主社会で公共の空間で政治メッセージの発信が私企業によって排除されることがあってよいのでしょうか。市民政治のためには大きな問題です)
 私たちは、極めて正常な、美しい選挙運動を展開しました。選挙事務所は、大勢の女性たちでにぎわい、楽しい時間を作っていました。わずか一週間の期間でしたが、全力を出し尽くしました。
 そして再度の落選でした。しかもかなり大きな差の落選でした。開票30分後には、趨勢が分かりましたが、前回と違い檜山候補者は泰然とにこやかに支持者たちに対応されていました。最後の挑戦のさわやかな終結でした。市議でなくてもできることをやろうと話されています。
 新しい女性の力が生まれ出しています。「見よう!聞こう!言おう!」を継承する市民が誕生しています。市民は変わります。議会を変えます。地方政治を変え、国政を変えます。

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2012年5月20日 (日)

今日の小田原 地方選挙投票日

120520election2 今日、2012年5月20日の小田原市では、市長選挙と市議補選の投票が行われます。市長候補は現職とそれに対抗する二人の市議(60歳と70歳)。現職の加藤けんいち氏は、4年前2004年の選挙では「CHANGE」をかかげ、44,108票を得て圧勝しています。60歳の熱血漢男性は4月23日に市議を辞職して立候補を宣言して、個性ある選挙戦を展開しました。議長を複数回経験した70歳の老練市議は、議員辞職しないまま市長に立候補し、市民税10%減税、市長給与半減など名古屋市長並みの「公約」と、市街化調整区域の見直しなど掲げています。選挙戦終盤には「河村たかし減税日本代表」を小田原市に呼びました。なんとも冴えない時代感覚です。
 市議補選は、昨年の統一地方選で議席を失った(わずか38票差)女性元市議が、熟慮の末再チャレンジしました。彼女にとって、2期8年間の議員活動、鋭い行政チェックで大きく評価されているその長い日々を、選挙民から評価されなかったという衝撃は決して小さなものではなかったはずです。市議補選が日程にあがってからも熟慮が続きましたが、チャレンジを決断してからは精力的に行動を開始され、今日を迎えたのです。
 他の候補は、民主党代議士の元秘書40歳の青年、自民党の支援を受ける47歳のJC青年、定年退職した元小田原市議会事務局長という顔ぶれ。JC元会長は商工業者などでかなり強力な集票を成功させたようで、有力視されています。
 この地方選挙には、初めて連日関わりましたが、この国の公職選挙法の仕組みの滑稽さにはいささか辟易しました。異様な制限と「公営選挙」の愚劣さ、こんなことが長年にわたって継続していること、驚きです。日本人12歳説のマッカーサーが仕組んだのか、名宰相吉田茂が仕組んだのか、自由な市民政治参加を排除するような規制に改めて驚愕しました。これが日本国の政治風土を温存させているのか。牢獄の中の代議者選挙のような異常な経験をしましたが、時代を逆行させるような首長や代議者の出現だけは阻止したいという気持ちが高まりました。
 「選挙公報」なるものを画像に掲げました。いささか疲労ぎみですが、これからささやかに選挙権を行使してきます。万感の思いを込めて、市議補選は「ひやま智子」、市長選は「加藤けんいち」と投票用紙に書いてきます。愛する小田原市と日本国の未来のために。

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2012年5月16日 (水)

忘れ去られた沖縄? 

1007292000bill 5月15日、40周年記念とかで、さまざまな報道がなされましたが、沖縄の方たちにとって最もつらいことが、「本土の日本人」が沖縄のつらさを共有していないことと報道されていました。普天間基地はもちろん、沖縄にある米軍軍事基地の非道なまでの存在。基地被害を受けていない「本土の日本人」にとっては、他国のごとき心根で眺めている、そんな二重のつらさが40年続いてきたのです。
 1951年の吉田茂首相による「安保条約」締結から、常軌を逸した対米従属が固定化され、世界一の米軍基地を置く「経済大国」として存在し続けてきました。植民地ではない「従属国の地位」を得て経済大国になる道を設定した吉田宰相、60年以上も自らが危惧した状態から脱し得ないこの国をどう見るのでしょうね。
 細々と、2千円札を使うたびに沖縄を話題にしていますが、ああ懐かしいお札と言われてしまいます。小田原では受け取り拒否したタクシーもありました。小渕元首相のお嬢さんは使ってくれているようです。
 二つの新聞社説を転載しました。一読、沖縄の思いに心を寄せてください。
東京新聞 2012年5月15日(火)
 一九七二年五月十五日、戦後、米軍による統治が続いていた沖縄の施政権は日本に返還された。以来四十年。沖縄は本当に日本に復帰したと言えるのか。
 復帰当日の午前十時半、東京・九段の日本武道館と那覇市民会館とをテレビ中継で結び、政府主催の沖縄復帰記念式典が始まった。
 沖縄返還を主導した式典委員長の佐藤栄作首相は声を詰まらせながら、こうあいさつする。
 「沖縄は本日、祖国に復帰した。戦争で失われた領土を外交交渉により回復したことは史上極めてまれであり、これを可能にした日米友好の絆の強さを痛感する」
◆「本土並み」程遠く
 自らの外交成果を誇る佐藤首相に対し、那覇会場に出席していた屋良朝苗沖縄県知事のあいさつからは、復帰をめぐる県民のやり切れない思いが伝わる。
 「復帰の内容は必ずしも私どもの切なる願望がいれられたとは言えない。米軍基地をはじめ、いろいろな問題を持ち込んで復帰した。これからも厳しさは続き、新しい困難に直面するかもしれない」
 沖縄返還の基本方針は「核抜き本土並み」だ。核抜きとは、沖縄に配備されていた核兵器の撤去、本土並みとは、日米安全保障条約と関連取り決めが沖縄にも変更なく適用されることを意味する。同時に、沖縄県土面積の12・6%を占める米軍基地を本土並みに縮小することでもあった。
 佐藤首相は「沖縄の基地は、当然日本の本土並みになるべきものだから順次撤去、縮小の方向にいくと思う」と国会答弁しており、県民の期待も高まっていた。
 しかし、沖縄の米軍基地の現状はどうか。県土面積に占める割合は10・2%と依然高く、在日米軍基地の約74%は沖縄に集中する。四十年を経ても「本土並み」は達成されていない。屋良知事の懸念は残念ながら的中したのである。
◆人権ないがしろに
 沖縄の米軍基地はなぜ減らないのか。米軍が「アジア・太平洋の要石」と位置付ける沖縄の地理的な優位性、中国の海洋進出や北朝鮮の軍事挑発に代表される戦略環境の変化など、理由付けしようと思えば、いくらでもできる。
 しかし、最も根源的な要因は、沖縄県民の苦悩に寄り添って現状を変えようとする姿勢が日本政府にも、本土に住む日本国民にも欠けていたことではなかろうか。
 そのことは復帰四十周年を機に沖縄の県紙と全国紙が合同で行った世論調査で明らかになった。
 琉球新報と毎日新聞との調査では、沖縄に在日米軍基地の七割以上が集中する現状を「不平等」だと思う沖縄県民は69%に達するのに対し、国民全体では33%にとどまる。また、沖縄の米軍基地を自分の住む地域に移設することの賛否は反対67%、賛成24%だった。
 ここから透けて見えるのは、自分の住む地域に米軍基地があると困るが沖縄にあるのは別に構わないという身勝手な意識、沖縄の厳しい現状に目を向けようとしない集団的無関心だ。
 沖縄の側からは、なぜ自分たちだけが過重な基地負担を引き受けなければならないのか、それは本土による沖縄に対する構造的差別だと、痛烈に告発されている。
 日米安全保障体制が日本の安全に不可欠であり、沖縄が日本の不可分な一部であるというのなら、基地提供という安保条約上の義務は沖縄県民により多く押し付けるのではなく、日本国民ができ得る限り等しく負うべきだろう。
 平穏な生活を脅かす日々の騒音や頻発する米兵の事件・事故、日本で起きた米兵の犯罪を日本の司法が裁けない日米地位協定…。圧倒的に多くの米軍基地が残る沖縄では依然、日本国憲法で保障された基本的人権がないがしろにされる状況に支配されている。
 人権無視の米軍統治に苦しんだ沖縄県民にとって日本復帰は憲法への復帰だったが、憲法よりも安保条約や地位協定が優先される復帰前のような現状では、沖縄が真の復帰を果たしたとは言えない。
 本土に住む私たちは、日本の一部に憲法の「空白」地帯が残ることを座視していいのだろうか。
 人権意識の高さを売りとする米政府が、沖縄の人権には無関心なことも、不思議でならない。
◆同胞として連帯を
 福島第一原発事故は、福島の人たちに犠牲を強いてきたと日本国民を覚醒させた。政府や企業が発する情報をうのみにせず、自らの頭で考え、判断する行動様式が根付きつつある結果、政府や電力資本のうそが次々と暴かれた。
 沖縄の現状にも国民全体が関心を寄せ、沖縄に基地を置く根拠とされた「抑止力」が真実かどうか自ら考えるべきだろう。本土と沖縄が同胞として痛みを共有し、連帯して初めて、本当の復帰に向けた第一歩を記すことができる。
産經新聞 2012年5月15日(火)
沖縄、きょう復帰40周年 「自立」阻む被害者意識
 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市で12日、「沖縄県祖国復帰40周年記念大会」が開かれた。
 日の丸が打ち振られるなか、実行委員長の中地昌平・日本会議沖縄県本部会長が「5月15日を米軍基地を押し付けられた屈辱の日とする風潮があるが、断じてそうではない。祖国復帰は沖縄の誇り」と訴えた。
 沖縄ではこの時期、5月15日を「新たな屈辱の日」とする市民団体などがデモ行進を展開する。地元メディアは大々的に報じるが、復帰を肯定する行事はほとんど伝えない。
 各メディアや市民団体は、沖縄地上戦や戦後の米軍統治、復帰後も存在する米軍基地問題を沖縄の苦悩の象徴とし、反日・反米闘争の大義名分にする。だが、大会に参加した60代の男性は「基地受け入れに対する被害者意識が根強いのは事実」としながら、「復帰40年の今、沖縄は平和で何ら苦悩はない。ただ、あいも変わらない反日反米闘争には辟易(へきえき)だ」と話す。
 確かに、この男性の語る思いが公になることはほとんどなく、「沖縄の苦悩=被害者意識」という認識は固定化されている。だが、元保守系県議によると、それは、本土と沖縄の距離を遠ざけ、沖縄の「真の自立」を阻む要因にもなっているのだという。
 昨年11月、沖縄振興策について意見交換するため沖縄を公式訪問した竹歳誠官房副長官は「(過去の歴史からみて)沖縄は特別」を繰り返した。復帰後40年間に費やされた沖縄振興予算は総額で9兆2144億円にのぼり、米軍基地を受け入れる代償として投じられた予算を含めると10兆円を超す。さまざまな高率の補助制度や減税措置もある。
 ところが、「100の指標からみた沖縄県のすがた」(県企画部編、平成23年4月版)を見ると、莫大(ばくだい)な援助にもかかわらず、失業率が全国一高いほか、財政の自立度を示す財政力指数は低い。それでも、24年度予算では他府県が予算を削られる中、沖縄だけは2937億1900万円とほぼ満額回答だった。竹歳氏の言う「沖縄=特別」という言葉の裏で政府と沖縄の間に奇妙な「暗黙の合意構造」ができあがってしまっているのだ。
 観光業界関係者は「復帰以降、反米軍基地闘争に明け暮れ、莫大な援助を自立経済の確立に生かそうとしなかったのは認めざるを得ない。沖縄は自己検証すべき時期に来ている」。復帰の年に生まれた日本青年会議所沖縄地区協議会の宮平貴裕会長も記念式典で「自虐思想と祖国批判には未来はない。自立に向かって立ち上がらないといけない」と誓った。
 復帰後半世紀まで10年。沖縄の真の自立へのカウントダウンが始まった。(那覇支局長 宮本雅史)

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JR東海のまち壊し

120516jrtokai1 小田原市立城山中学校の至近を東海道新幹線が走っています。小田原駅の新幹線長大ホームの端部は、画像の交差点付近まで伸びています。先月このコンクリート擁壁に何とも不可思議なL型鋼材を貼付けられました。耐震補強なんでしょうか。これで補強になるようにも思えませんが、この光景が小田原の町にはふさわしいとお考えなんでしょうか。
120516jrtokai2 「東海旅客鉄道株式会社」という私企業ではありますが、競合他社がある訳ではない、独占的な巨大企業で、いまやリニアモーターカーの営業路線の建設に取りかかるまでの高収益企業です。小田原から東京に出る35分間ほどの乗車でなんと3,640円、往復ですと7,280円です。6枚綴り回数券ですと16,020円、1枚あたり2,670円。でも年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みなどは前後数日を含めて使えません。乗車するたびに、その高額交通費に怒りを覚えます。結構「こだま」も混み合っていて、足腰不自由な当方はグリーン席を使うこともおおいのですが、小田原までで1,240円の追加になります。高速なのはありがたいのですが、低所得の身にはきついですね。小田急ロマンスカーは、新宿まで75分ほどかかりますが回数券利用ですと指定席で1,522円、こだま普通自由席の41%の乗車賃です。
 鉄道事業は、私的な収益事業体とはいえ、地域社会と共存することにその立ち位置があるはずです。この事業者は何か大きな勘違いをしているのではないでしょうか。わが小田原駅の大整備にあたっては、小田原市は莫大な負担をしているのです。にもかかわらず、駅舎利用は自社の勝手気侭な利用が許されるとでも勘違いしているようです。そもそも、どなたもご承知のように、この「私企業」は、日本国有鉄道が民営分社化されて生み出されたものです。「公共」の涙の負担から誕生し、ドル箱の東海道新幹線を自社部門に取り込んでいるのです。自らの事業の公共性をしっかり認識して欲しいものです。

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2012年5月10日 (木)

Civil servant(身辺雑記)

120509kanagawa 公務員というのは職業選択としては、かなり価値あるものです。私は大卒後かなりふてくされた精神状態で「東京都技師(建築職)」になりました。仕事は極めて楽でした。1年目には都立大に国内留学までさせてもらいました。東京オリンピックの中継は都議会議事堂のTVで勤務時間中じっくりと観戦させてもらいました。でも7年在籍して退職しました。
 寺山修司「中学校の頃、公園でトカゲの子を拾ってきたことがあった。コカコーラの瓶に入れて育てていたら、だんだん大きくなって、出られなくなっちまった。コカコーラの瓶の中のトカゲ、コカコーラの瓶の中のトカゲ。おまえにゃ、瓶を割って出てくる力なんてあるまい、そうだろう、日本。(後略)」寺山さんとは同年生まれとはいえ、生き様は待ったく違います。出られなくなる前に瓶を抜け出してはいますが、好き勝手やっただけでいまだに生存しています。
  Civil servant は、緊張感を持って過ごせば、とても良い職業になります。大勢のpeople(人民)の幸せを左右することができるのです。得難い環境の中で、安寧に暮らしを送れるのです。昨今の世情は、若い方たちにとってとても辛い状況にあるのでしょう。でも、でも、勇気ある人生は苦労にまさる楽しいものですよ。新規採用者30人のみなさんが、新しい地平を開いていただけることを祈念しています。

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子供用放射性粉塵防護服!!!

120510security 枝野経産大臣は、東京電力と損害賠償支援機構による「総合特別事業計画」を認定しました。この事業計画は、2013年4月から柏崎刈羽原発を再稼働させることを前提としています。事業計画の要旨(中日新聞)
 関西電力による大飯原発再稼働は、地元意見(福井県とおおい町)の取りまとめが急ピッチで進んでいるようです。おおい町の議会全員協議会も7日に開催されています。
 昨日9日開催された総合資源エネルギー調査会基本問題委員会第21回会合では、三村明夫委員長のもとで、集約を急いできたエネルギーミックスの選択肢について、どのような論議がなされてきたのでしょうか。まだ議事要旨も公開されていませんが、資源エネルギー庁は経済影響分析試算結果の中間報告をしています。相変わらずエネルギー問題は、経済影響による判断に閉じ込められたままの論議で結論を出そうとしています。
 脱原発の動きは、再生可能エネルギーへの転換、地域エネルギーの開発などなど、さまざまに努力が続けられていますが、それらを無視して「再稼働」を押し切ろうとする民主党政権の施策強行が高まっています。
 画像の「チャイルドプロテクター」、『幼児・子供様が屋外活動をする場合にご使用ください。防災グッズの一品目として、常備されることをお勧めします』として、今日の福島民友新聞に広告掲載されているようです(この新聞と福島民報は、小田原ではサポートセンターで読むことができます)。サイズは身長95cmから160cmまで取り揃えてあり、2枚で1,575円だそうです。いよいよここまで来てしまったのです。命がけのエネルギーミックスをしなければ、この国は生きていけないのでしょうか。日本国の産業構造を維持するためには、子供に防護服を着せなければならないのでしょうか。

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2012年5月 6日 (日)

エコ・おだわら! ドイツ政府の倫理

120506merkel 昨日深夜の北海道電力の発表です。『当社の最大発電機である泊発電所3号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力91・2万キロワット)は本日午後11時3分に発電を停止し、第2回定期検査を開始いたしました。これにより泊発電所は3基すべてが運転を停止いたしました。同発電所は北海道の電力の安定供給にとって重要な基幹電源です。当社は、さらなる信頼性の向上に向けた中長期対策等を実施し、安全確保を徹底するとともに、国の指示に基づくストレステスト等へ的確に対応し、皆様のご理解をいただきながら、泊発電所の1日も早い発電再開を目指してまいります』
 電気事業連合会八木誠会長のコメントです。『わが国のエネルギー自給率が極めて低い実情を踏まえれば、原発はこれからも大変重要な電源だと考えている。私どもは原子力のさらなる安全性確保に全力で取り組むとともに立地地域をはじめ、広く社会の皆様からの信頼回復に努め、できるかぎり早く原子力を再稼働できるよう最大限の努力を続ける』
 日本国の経済産業省資源エネルギー庁には「総合資源エネルギー調査会」があり、2011年10月にエネルギー基本計画を見直すためとして「基本問題委員会」を置いています。調査会会長は新日本製鐵(株)代表取締役会長三村明夫氏で、基本問題委員会の委員長も三村氏です。現行の基本計画を策定した会長が、そのまま見直しのための委員会の長になるのはあまり通例のことではないようです。第1回委員会の議事録によると、飯田哲也委員からの問題指摘に対して枝野大臣はこう言われています。『---もちろんいろいろなご評価やお立場についての見方はあるのかもしれませんが、中立・公正な立場で、しかもこれだけ多くの委員の皆さんのさまざまなご意見をある意味で整理をして進行していただくということについては、ご経験や、あるいは年齢とか、そういったことを含めて三村さんに委員長をお願いするのが私も最適ではないだろうかという判断をさせていただいたところでございます』
 委員会は昨年10月3日からこの4月26日までの半年間に20回の会議を重ねています(5月9日に第21回を開催予定)。三村委員長はまさにご経験もご年齢もご立派で、議事録を散見するに、委員会の取り仕切りはなかなかの豪腕のように伺えます。
 福島事故という未曾有の施策失敗を経て、基本計画の見直しをするという委員会の委員長が、失敗施策見直しのための委員長というのは、政治主導どころか政治従属のように思えます。委員の皆さん方は、月に3回も4回もある委員会出席で誠に大変のようですが、なんとか奮闘して「アリバイづくり委員会」にならないことを切望したい。
 11月の第3回委員会に飯田哲也委員は「ドイツのエネルギー転換ー未来のための共同事業(安全なエネルギー供給に関する倫理委員会)」という資料を提出されています。画像の熊谷徹さんの本では、「ドイツ原子力四十年戦争の真実」という副題がついたように、メルケル政権がいち早く「脱原発」に踏み切った経緯が語られています。その中で、ドイツ政府がこの施策のために二つの委員会、「原子炉安全委員会」と「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会」を置いたことが、基本計画転換のきわめて重要な意味を持っていることが記されています。
 日本国でもさまざまな審議作業に「倫理委員会」が置かれるようにはなってきましたが、エネルギー問題という国民の生命に直結する基本問題の審議が、大企業会長を委員長とし、産業界、経済学者などを中心とした委員会で審議するようなことがあっていいのでしょうか。
 飯田委員が提出した資料によると、産業人、経済学者以外に宗教者、哲学者、社会学者、ユネスコ協会長など多彩な方々が委員になられています。いくら日本国資源エネルギー庁の審議会とはいえ、この基本計画見直しの委員会の構成には、合点がいきません。日本国として誇りある「エネルギー基本計画」を策定していただきたいものです。

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2012年5月 5日 (土)

エコ・おだわら!子供たちへのプレゼント

120505wisteria 今日は、抜けるような青空です。すてきなこどもの日になりました。核分裂エネルギーでの商用発電が「すべて」停止します。好天の喜びでお城まで足を伸ばしました。今年の藤は元気なようです。大勢の観光客が早朝から散策されていました。観光にはやはり「光」が似合いますね。
120505azalea ツツジはお城周辺景観の主人公です。圧倒的な季節感とアクティブな風情が、人工的景観破壊を救ってくれています。人が作ったものにも美しいものはたくさんありますが、美しくないものはそれ以上にありそうです。自然が作ってくれたものには美しくないものはなさそうです。都市景観形成には豊富な植栽が必須に思えます。
120505koinobori 子供たち、これから誕生してくる未来の子供たちのために、今日のこの日は、世界に誇れる「日本の宝」になります。「需給が---」「産業が---」「雇用が---」という短期的視点で、子供たちの未来を奪ってはなりません。21世紀に生きている私たち世代の「倫理思想」が試されているのです。
 我が日本国が誇れる最大の国家的倫理、「戦争放棄」と「原発放棄」を高く掲げましょう。

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2012年5月 2日 (水)

エコ・おだわら! 子供たちの5月

120505yonago 今日から5月。朝9時半、箱根病院外来診療を終わってから、小田原の「メーデー」開会出発セレモニーに参加しました.11時少し前に突然強い雨に襲われましたが、短時間であがりました。『世界をつなげ花の輪に---』の歌声を懐かしく聞くなか、静かに始まったデモを見送りました。
 午後、画像の案内を米子市の友人からいただきました。今年の「こどもの日」は、歴史に残る記念日になりそうです。「こどもに原発稼働ゼロをプレゼント」できるのです。日本国にある全原発がその稼働を停止するのです。民主党政権は、かなり強引な再稼働方針を示していましたが、さすがに無理押しは自壊したようです。
 地方自治体の脱原発首長連合が、脱原発宣言金融機関の施設で設立総会をするなど、大手メディアの報道はきわめて抑制的ですが、現政権にはかなりのダメージになったはずです。わが小田原の市長も設立呼びかけ人にいち早く名乗りを上げました。女性議員のパワーで小田原市議会が「原子力発電に頼らない社会の実現に向けた決議」を25対2で可決しました。小田原市の有力事業者役員の主導で、「原発に頼らない地域・経済づくり」の経営者ネットワークを立ち上げました。小田原市の若者たちも「原発いらない」パレードを手作りで組織しました。まさに「新たな時代へのカウントダウン」がはじまったようです。
 5月5日こどもの日に、原発エネルギーに頼らない新しい時代が始まるのです。ドイツ連邦共和国のような自立的な「脱原発」ではない、かなりパッシブな「原発稼働ゼロ」ではありますが、日本国電気エネルギーが、核分裂に頼らない日々を送り始めること、なにものにも替えがたい「子供たちへのプレゼント」、大人たちからの最大のプレゼントになります。
 我が小田原でも、米子市に習った「こどもの日祝典」を開きたいものです。4日前ですが、原発稼働ゼロの「日本の原子力発電所概要一覧」をご覧ください。

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