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2012年6月 9日 (土)

原発再稼働?Aらま〜

120416kanagawa_2 画像の記事、神奈川新聞4月16日相模原県央面で、相模原市の町工場7社が、節電に一役買おうと新商品開発したと伝えています。生活者はもちろん、企業もなんとか節電で乗り切ろうと健気な努力を続けているのです。この記事を拝見してすぐに入手の方法を問い合わせ、先方の生産販売体勢が整った5月20日にお送りいただきました。ご承知のようにわが小田原は地方選挙投票日、後始末やら札幌出張やらで取り付け完了したのが昨日6月8日になってしまいました。同じ日、そんな儚い努力を吹き飛ばすように「国民の暮らしを守るために」原発再稼働だそうです。「生命を守るために」とは受け取れませんが、暮らしも生命も英語で言えばどちらも「LIFE」です。この国の1億2千万余の「LIFE」を守るために原発稼働とは、なにか思考逃避のようにも思えます。
120609arama わが家のクローゼットの一角に分電盤があり、この新製品「A(あ)らま〜」のセンサーを2次側の電線に取り付けました。設定電力は30Aにセットして動作開始です。通常時はもちろんアラームは鳴りません。ハロゲンヒーターを3台ONにすると断続アラーム音が鳴り始めます。保っておくと連続音に変わり、焦ります。40Aにセットを変更するともちろん止まりますが、使用電力を30A以下に戻そうとして、TVなどいくつかの通電をOFFにすると、めでたくアラームは鳴り止みます。お役立ちの新製品です。これからも涙ぐましい努力を続けます。
 野田氏の談話を聞いていると、その非論理性と欺瞞、それにやや脅迫じみた需給バランスなどへの言及には悲しくなります。たった数日数時間の電力不足のための再稼働、お前たちが選んだ首相の政治判断だ。お前たちが選んだ首長だ、お前たちが選んだ代議者たちだ、任せておけ、がたがた言うな、そんなお気持ちの方もおいでのようで、コメントなどいただいたりします。
 その結果67年前の敗戦を迎えたのです。アジア太平洋の戦争で、同胞310万人の「LIFE」、それに数倍するアジアの人の「LIFE」を奪い去り、数億の人を悲しみのどん底に突き落としたのです。もう一度この悲惨を繰り返さないと、まっとうな国になれないのでしょうか。脱原発にふみ切ったドイツ連邦共和国も2度の敗戦を経験して、民主国家になったようですが、その貴重な歴史から学ぶことはできないのでしょうか。たった一度の敗戦で恥も外聞もない「経済獣」に転落して、更なる悲嘆に突き進むのでしょうか。
 はかない努力とあざ笑われましたが、まだまだ挫けずに「節電」は続けます。
120609yoyogi プロテストも続けます。7月16日には大江健三郎氏たちの「さようなら原発1000万人市民の会」が呼びかけた「さようなら原発10万人集会」が代々木公園で開催されます(13:00開会)。初めてですが私も挫けずに出かけます。未来の「LIFE」を守るために。

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コメント

松本様の原発再稼働に関して、誤解なさっていると思われる点がございました。

1)野田氏の談話を聞いていると、その非論理性と欺瞞、それにやや脅迫じみた需給バランスなどへの言及には悲しくなります。

野田総理のどのような発言を指摘なさっているのかわかりませんが、日本の安定的ななエネルギー政策上、必要であることを首尾一貫のべております。

2)松本様は、「原発が危ない」とお考えのようですが、放射線の健康影響に関しては、『瞬間的な線量』が問題なのでって、慢性的低レベルの放射線が健康に影響するとうのは、ほとんどありません。

100mSv/yなら、安心できますしかし、福島では、20mSvで避難する必要は無いと思う

投稿: カケロマ | 2012年6月12日 (火) 23時25分

「ドイツの脱原発」に関して、日本人の多くは誤解しているように思います。

ドイツが「脱原発」をする真の理由をご存知でしょうか?ドイツは、欧州で印象が悪く、警戒されている国家です。その理由は二度も世界大戦を起し、特にヒットラーのユダヤ人大虐殺は、ヨーロッパ各国に大きな衝撃をもたらしました。欧州におけるドイツのイメージは決して良いものではありません。

ユーロが出来たのも、ベルリンの壁が崩壊して「大ドイツ」の出現をフランスをはじめとする欧州各国が恐れ、ドイツの革新的な力を封じ込めようとしたことだとも言われております。

そのような状況下において、ドイツは、欧州各国に信頼され、過去とは異なった良いイメージを作り出さなければならない国是があるのです。
その戦略の1つが「脱原発」なのです。

また、ドイツ人と日本人では、法律に対する意識が全く異なります。松本様もご存知と思いますが、旧西ドイツでは、憲法改正が度々行われておりました。それに対し、日本の憲法は戦後80年間、一度も改正が行われておりません。

これは、ドイツ政府が「脱原発」を決めた場合にも当てはまります。メルケル政権が、一度原発稼働期間を延長しました。フクシマの後、延長を取りやめましたが、ドイツは、時の政権によって、原発稼働を柔軟に決めて行くのです。このことは、隣国のフランスをはじめ欧州各国は承知しております。また、欧州全体に発電網が張り巡らされ、ドイツは電力の輸出入を自由に行えます。

欧州では、ドイツが原発の方針をいつでも転換すると思っております。


以上の様な事情を知った上で、ドイツの脱原発を認識しておく必要があると思います。

投稿: カケロマ | 2012年6月14日 (木) 21時07分

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