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2012年6月25日 (月)

『満月の夜の森で』

120625mangetsuno 「まだ知らないらいてうに出会うたび」という副題が付けられた、平塚らいてうに「とりつかれた」米田佐代子氏の思い入れのある新しい本です。同書による著者紹介。「東京生まれ。東京都立大学人文学部(歴史専攻)卒業。同大学助手、山梨県立女子短期大学教授を経て、現在『らいてうの家』館長。著書・共編著に『ある予科練の青春と死—兄をさがす旅』、『子どものとき憲法に出会った』、『平塚らいてう—近代日本のデモクラシーとジェンダー』、『わたしたちのアジア太平洋戦争』(前3巻)、『金いろの自画像—平塚らいてう ことばの花束』、『女たちが戦争に向き合うとき—わたし・記憶・平和の選択』、らいてうの家 四季ものがたり』、『ジェンダー視点から戦後史を読む』等がある。
 『---平塚らいてうという教科書にも登場する「有名人」であるにも関わらず、そん実像はほとんど知られていないのではないか---。これまでの歴史の中で、女性が考えたこと、主張したこと、行動したことの意味が正当に評価されなかったからだ---』と、あとがきにありますが、その思いに突き動かされて「らいてうの家」館長になった著者が綴った本です。昨今の東京、大阪での荒々しい政治風潮は危険水域に入りそうな様相です。「維新」などという使い古された「男」の旗を掲げて時代を逆行させようとしていますが、こんな時代こそ、歴史に埋められた女性たちの「考えたこと、主張したこと、行動したこと」をしっかり理解することの意味は大きいと思います。ぜひ読んで欲しい本です。
120625raiteu_house この画像は長野県上田市、四阿山麓に2006年に開館した「らいてうの家」です。すばらしい自然環境の中に建てられていますが、結構不便な場所です。2009年に小田原からもバスを仕立てて訪問しました。著者の思い入れが伝わる「家」です。紹介した図書、まだAmazonには入っていませんでした。書店にもないでしょう。当方に20冊ほど手持ちがあります。お分けできますのでお申し越しください。送料込み1000円でお送りします。"mailto:smat2@nifty.com"

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