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2012年7月25日 (水)

国民的議論の進め方

120723tokyo 今日25日、関西電力は大飯原発のつぎは高浜原発3,4号機を最稼働させると示しました。大飯原発3,4号機の供給力は236万kW、高浜原発3,4号機の供給力は174万kW、この4機で410万kWとなり、関電原発の総供給力566.8万kWの72.3%を再稼働するという計画です。1970年代に稼働開始した6機以外、80年代の2機と90年代の2機を稼働するとの計画です。
 今日の午後1時の関電の使用電力状況は、ピーク時の供給力2952万kW、使用電力2490万kW、使用率84%ですので、大飯原発だけですと原発比率は9.5%ですが、高浜原発の稼働後は16.5%になります。
 エネルギー・環境会議で決定した「エネルギー・環境に関する選択肢」では、「①ゼロシナリオ、②15シナリオ、③20~25シナリオ」などを提示して、ここからの選択で意見を寄せなさいとしています。
 なんとも奇妙なパブコメです。画像の記事は、この「政府の土俵」に異議申し立てをした「脱原発首長会議」のアクションを報じています。「松、竹、梅」を示しておけば、まあ真ん中とって「竹」になるだろうという「国家戦略」は許しませんという異議なんでしょうか。なんともまあわが民草は馬鹿にされきっていますね。霞ヶ関の有能官僚の仕掛けとしてはお粗末過ぎますね。権力があればいかようにも料理できますので、気楽なもんですということか。
 7月末締め切りだったのを、8月12日まで延ばしてやった。「意見聴取会」変幻自在にさばいて行きますから、どうぞどうぞと言うことのようです。11カ所の電力会社本店所在地で開催しますので、社員のみなさん、土日休日出勤ご苦労様のようです。国民的議論の進め方について(第二報)をご覧ください。

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コメント

松本様は、誤解されているようなのでお知らせします。

1)「エネルギー・環境に関する選択肢」の①ゼロシナリオ、②15シナリオ、③20~25シナリオ」は参考であり、政府は、国民の様々な意見、提案を求めているのです。古川元久内閣府副大臣も、先日のNHKの番組でそのように発言をされていました。

2)「原発抜きで電力足りる論」はすでに崩壊してます。なぜなら、先週の関電の原発抜きでの最大供給力(2542万kw)を、最大電力(2555万kw)が上回ったからです。1日だけを見て判断するのは意味がありません。曇天や上空の大気の状態により、気温が変化しますし、日によって工場の稼働率が異なるからです。先程、関西にある取引先に電話した際に、「ブラックアウト(突然の大停電)の不安は、まだ尚続いている」「高齢者介護施設では、停電(計画停電を含む)すれば、断水やケアのための設備が止ってしまう」等と話しておりました。

3)政府が国民を馬鹿にしているということはないと思います。政府事故調、国会事故調、民間事故調、東電事故調の4つレポートをもとに、今後の原発の安全対策に生かそうとしているからです。

4)脱原発首長会議の村上達也氏は「(再稼働は)原発の安全性に対する国民の懸念を無視したものだ」と抗議したようですが、政府は、国民の懸念に留意しております。福井県の原子力安全委員会の調査を重視しましたし、フクイチの事故原因が「全電源喪失」「冷却装置の停止」であることを踏まえて、各原発にその対策を十分にとることを求めましたし、各原発の点検を進めております。

私は、長年、反原発活動をされてきた松本様が「原発の安全対策の強化」を要求なさって来なかったことや、松本様のご専門である、建築や土木の知見をもとにした「新たな原発の安全対策方法」を提言されて来なかったことに疑問を感じます。本当に、原発が地域住民の命が大切であると思うならば、住民の生活に被害が及ばないような安全性能の向上に寄与するような提案を考えて来なかったのは、何故でしょうか?

投稿: カケロマ | 2012年7月26日 (木) 14時25分

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