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2012年7月 4日 (水)

平成24年度第1回植栽専門部会

120704goyoumaikuruwa 一昨日お知らせしました標記の審議会が今日午後1時30分に開会され、画像の現地説明会もありましたので、午後5時30分頃まで4時間!!の長時間会議となりました。傍聴者は26名だったそうですが、閉会時には15人ほどに減っていたように見えました(専門部会員のお一人も中座されました)。
 はじめに鈴木崇部会員による「史跡小田原城跡(小田原城址公園)城址の風情を保つための現況植栽の整理の提案」がなされました。造園家としての景観形成のテクニックなど興味深いものでした。次に「御用米曲輪北東土塁クスノキの取扱いについて」という事務局(文化財課)案の説明がありました(ともにいただいた資料が手元にありますので、お貸しすることはできます)。
120704dorui 午後2時半頃、太陽燦々たる御用米曲輪工事現場で「現地視察」が行われ、傍聴者も審議の妨げにならない範囲で傍観いたしました。部会員は、残存するクスノキのすべてを「除木するもの○」15本、「除木しないもの×」23本を30分足らずの時間で遠望確認されました。いささかの炎暑の中でしたが、早々に会議場に引き返し、部会員12人がそれぞれ所感を述べられ終了しました。事務局案はこれらの意見を集約して再度提案されるとのことでした。終了は予定を1時間超過して5時半になっていました。
 画像はその際撮影したものです。旧野球場のコンクリートスタンドがあったものを解体撤去する際に、かなり大量の枝おろしがなされ、左側部分は「鬱蒼とした」印象が消えてスカスカな樹林になっています。事務局案ではこの部分で8本を「除木」するとしています。
 除木の理由は、「遺構破壊の恐れ」だそうですが、既に100年オーダーのクスノキの密集地ですから、急にそれらを「除木」して、切り株にしてしまうことで「遺構保全」が成立するのでしょうか。基礎栗石遺構の保全のために樹齢100年の古木を切り倒していいのでしょうか。素人考えで素朴にそう思います。
 小田原城跡は大切な歴史・文化遺産です。鬱蒼たる樹林も大切な歴史・自然遺産です。「史跡と緑の共生」を守り続けたいものです。

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コメント

東京電力は、緑豊かな「尾瀬」の維持費用だけで、 毎年4億円を拠出していました。

投稿: カケロマ | 2012年7月16日 (月) 17時34分

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