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2012年8月20日 (月)

なぜ樹を伐るのか(再)古木を救おう

120820cutting_plan 先にお知らせしましたように、今日「平成24年度第2回史跡小田原城跡調査・整備委員会植栽専門部会」が開催されました。13時30分開会閉会18時という耐久レース会議でした。部会員さん方は4時間半もの間、緊張感のある論議ができるのでしょうかね。私はたまたま、1時間遅刻で傍聴させていただきましたが、まだ本題は始まったばかりでした。申し訳ないことに、この無駄時間はどうも私のせいだったようです。7月2日のブログ「植栽専門部会 7月4日開催 小田原市民会館」に、ある部会員(騒動の元になった元「植栽管理計画策定委員会」委員長)からクレームがついたのだそうです。『専門部会の審議は明後日ですので、予断を持っての記事は控えます。御用米曲輪北東土塁(旭が丘高校側)のクスノキの古木は38本残っていますが、事務局案はそれらから15本を「除木」するとの提案であることだけをお伝えしておきます。』という部分についてのようです。専門部会開催以前に「事務局案」が「漏洩」したと、激怒されたようです。このことは、所管課からご説明を受けて知ったのですし、その知った「重要な事実」の一部をお知らせしたにすぎないのですが、この行政情報は「秘密情報」だとでも思っていられるのでしょうか。この部分傍聴しておりませんので(議事録が出るのは多分半年先でしょう)正確にはお伝えできません。このような一般行政情報は、すべからく開示されるべきものだと言うことのご認識がないのでしょうか。こんな稚拙な論議に、40分も時間を浪費されたそうです。
 前置きが長くなりましたが、本題は画像に示した段階的「除木計画」です。簡単に言えば、計画通り15本は「除木」する。根っこが成長して地下遺構(あるかもしれない)を破壊する恐れがあるから。ただし、段階的に「除木」する。第1段階で8本(茶色マーク)、第2段階で4本(黄色マーク)、第3段階で3本(藤色マーク)都合15本を除木するということです。
 現地説明を受けましたが、除木予定とされている15本のうち、7本のクスノキは、事務局説明どおり「立派な姿のクスノキ」で生育にも問題ないものです。根が成長して遺構を破壊する可能性があるとして、樹齢100年近いクスノキを「除木」するというのは,あまりにも無惨な自然財産破壊です。
 元委員長氏は『クスノキはどこの城址でも厄介者になっている。除木するのが当然だ』というお立場ですが、この北東土塁のクスノキの群生は、厄介者どころか、小田原市中心部に残された得難い都市自然資産、最大の樹林景観資産です。遺構の破壊防止のためとしてこの自然景観を破壊することは、この史跡の保全と整備が今後も自然破壊という反時代的愚行に走ってしまうことになるのではないでしょうか。
 植栽計画はもとより、史跡整備体制そのものの見直しを強く求めます。

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コメント

御用米曲輪史跡は、江戸時代のもの以外に、戦国時代の建物跡も発見されました。松本さんは、この史跡の価値をどのように考察されたのでしょうか?

松本さんは「クスノキの樹齢が100年」を古木と呼ばれていますが、
「樹齢500年以上が古木」と言う方もいます。

小田原市内の寺社にも戦前は、多くの巨木が並んでいたそうですが
戦中、戦後の市民のために伐採されたり、枝下ろしされ、建物の修理や薪になったそうです。現在見かける木々は、その後植林されたものが多いようです。無計画に植林された樹木が齢を重ねるのが簡単ではありません。森の中なら別ですが、放っておかれた木がどこまで成長できるかわかりません。100年生きても110年目に害虫に合い、風雨のために倒れることもあります。「38本あるために枯れたが、15本減らしたために、残り23本が1000年生きれた」という場合もあるでしょう。

松本さんは、樹木も生命があり、「生命には限りがある」ことをお忘れではないでしょうか?

日本は、「伐採→植林」を繰り返してきました。原生林は数少なくなっています。

投稿: じろうたろ | 2012年8月22日 (水) 14時46分

じろうたろ さん 「伐採→植林」?なにか大きな勘違いをなさっているのではないですか。ここは市街地中心部で、「史跡指定」なんですよ。もう少し丁寧な考察をしてから、コメントをお寄せいただけるようお願いします。

投稿: 松本茂 | 2012年8月22日 (水) 21時23分

松本さん、小田原城周辺も「伐採、植林」を繰り返しているのをご存知ないのですか?よく小田原城内を散歩されるようですが、木々を見ればお分かりになるはずですが。

ご存知ないようですのでお教えしますが、日本では、史跡も含めて「伐採→植林」を繰り返してきました。京都や奈良の古寺に行かれることがあれば、「史跡指定地における伐採→植林の歴史」をお聞きになられては?と思います。

「古木を救おう」とお考えなのであれば、もっとお調べになられた方がよろしいかと思います。


投稿: じろうたろ | 2012年8月23日 (木) 15時25分

松本さんは、その後この史跡の価値をどのように考察されたのでしょうか?

投稿: じろうたろ | 2012年8月23日 (木) 15時37分

松本さんは、自分が快適に犬の散歩ができればよいのです。国民の資産である貴重な日本の史跡など、どうでもよいのです。
松本さんはご自分で繰り返しブログで記されているように、朝鮮に生まれ、朝鮮に育ちました。朝鮮人にとって忌まわしい、屈辱的な古代、中世の歴史などなくなってほしいのです。
「古木を救おう」の影に、このような意識があるだろうことを認識すべきでしょう。

投稿: けいすけ | 2012年8月23日 (木) 22時45分

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