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2012年9月22日 (土)

「東洋のスイス」

120921tokyo_swiss 1945年、敗北に打ち拉がれている私たちに、一条の光を示してくれたのが「東洋のスイスを目指そう」という国家指針でした。今日の新聞を眺めながら、急にこのスローガンが蘇ってきました。永世中立国、戦渦の続いた欧州で、小国といえども非戦の国家として静かな幸せを継続させたきた「スイス」、私たちが目指す国家像は、大帝国でも強大国でもない、小粒でも誇り高い技術立国、非戦の小国でした。
 でも、このスローガンは「米ソ対立」で次第にあやしくなり、「朝鮮戦争」でマッカーサー指令の警察予備隊が出現。それでも「戸締まり論」という理屈で、まだ非武装の国家理念は「護持」されていました。この国は、ちびりちびりと態様を変更して「自衛隊」は今日の姿になりました。「東洋のスイス」などと言ったことはとうの昔に忘れ去られたのでしょう。「忘却とは忘れ去ること」国家を目指して邁進し、一体どこに行くのでしょうね。USAマリーンのご指導で、とうとう「海兵隊」までつくって素知らぬ顔。「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と言ったことなど、忘却しましたと言うことか。『日本の国土を取り返すのは憲法違反ではない』などという妄言を語る方が大学教授とは。いやはや強大国、大帝国を目指して、再チャレンジするための軍人教育に邁進されているのでしょうか。若者のいのちを1銭5厘で買い取ってはなりません。

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コメント

スイスは非同盟の中立国ですが、強力な軍事力を保持しています。

スイスの金融機関は昔から各国の富豪たちの信頼が厚く、多額の秘密の預金を集めていました。
そして戦争が起こるたびに富豪たちも犠牲となり、もはや決して引き出されることのないその口座に多額の預金だけが残されました。
戦争のたびに、うまい汁を吸ったスイスの銀行は、どちらの陣営にも属さずに両方の陣営の富豪たちから預金を集めました。
そして各国政府を焚き付けて、意図的に戦争を起こし、口座名義人を死亡させ、払い出す必要のない預金が銀行の金庫に更に積まれていきました。
そのほんの一部が、ユダヤ人たちに支払われたりました。
スイスの銀行が健在である限り、スイスは中立を貫くでしょう。スイスが平和な国だというのは、物事を片側だけしか見ていないのです。
ヨーロッパの戦争の隠れた火種なのです。

投稿: まこと | 2012年9月22日 (土) 10時33分

「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」なんて文言が、北朝鮮による拉致被害者を発生させてしまいました。韓国による竹島占領を許してしまいました。

国防は国家の要です。

投稿: まこ | 2012年9月23日 (日) 15時57分

松本さんが望む社会は、共産主義の社会なのですよね?
その共産主義の社会を上手く描けているのが、漫画「アンパンマン」だと、活動家の方が述べています。
 
たとえば、ジャムおじさんはパンを作り、カレーパンマンはカレーを作り、ラーメン天使はラーメンを作るのですが、それは「商売」として行っているのではなく、みんなに喜んでもらうために作っているのです。

つまり彼らの労働は利潤を得るための「疎外された労働」ではなく、「自己実現のための労働」です。そしてそれらを作る原料は、それぞれの農作物を作っている人がやはり無償で提供しています。つまりジャムおじさんは「美味しいパンを作る人」ではあっても、決して「パン屋さん」ではないということに気がつきます。
人間としての向上心のベクトルは「もっと儲けよう」という利己的な方向ではなくて「もっと美味しいパンをもっと沢山の人に食べてもらおう」という社会的な方向に向いています。そこではジャムおじさんのパンがどんなに絶賛されても、それで本人が喜びと生き甲斐を感じてまた頑張ろうと思うだけであって、これで儲けようとか、ましてや他人を雇ってその労働を搾取し、パン工場を大きくしてやろうとか思うことはありません。

もしこれが資本主義社会のお話であったなら、ジャムおじさんの優しい顔はたちまちにして眉間にしわをよせた資本家の顔になり、電卓をたたいてため息をつき、原料費を削減したり、一生懸命に働く労働者のバタ子さんに、それでもまだ怠けているかのような罵声を浴びせるようになったに違いありません。

あるいはとっくの昔に倒産していたでしょうか。そんな良心的なジャムおじさんに、原料を売ってくれる人もいないでしょうから。

食パンマンにいたっては、毎日食パンを無償で学校に運んでいますが、おそらくは学校教育もすべて無償でしょう。物語には小学校と思われる場所しか登場しませんが、おそらく「もっと勉強して人々の役に立ちたい」と言う人には、しかるべき教育手段が無償で用意されていることでしょう。おそらくは土地も共有制(所有権はなく利用権のみがある)であろうと思われます。

時にはきれいな絵を描いたり、美しいカレンダーを作ったりしてみんなに喜ばれている芸術家や、だいこん役者などの俳優も登場しますが、それとてお金や名声や自己満足のための「芸術」ではなく、一般の人々を喜ばせるために頑張っている民衆芸術家として描かれています。また、宗教はコンニャク和尚が出てきたことがあるので残っているようですが、それは人々の生活にはおいて支配的・抑圧的な存在ではなく、もっと素朴なもののようです。

さらに魔王が攻めてきた時には、アンパンマンの指導の元に一般の人々が義勇兵として立ち上がり、それにバイキンマンやドキンちゃんまでが協力して撃退していますが、なんとこれは「群民蜂起」と呼ばれて護憲派の学者が大真面目に議論している防衛政策の一つを地でいく描写なのです。いずれにせよ、このことから、アンパンマンの世界には職業的な軍隊(=支配権力による暴力の独占)も存在していないことがわかります。

投稿: まこ | 2012年9月23日 (日) 16時11分

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