« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月

2012年10月29日 (月)

サンフランシスコ 負けなし7連勝でチャンピオン

121029giants 今年のMLBポストシーズン、ア・リーグのデトロイトはニューヨークに4たて完勝して18日には早々と祝杯、休養に入りました。一方のサンフランシスコは、セントルイスに3敗して崖っぷちから奇跡的な3連勝で、ようやく22日にシリーズ進出決定。翌日セントルイスから移動して、休み間もなく翌日24日にサンフランシスコで第1戦。連勝の勢い止まらず、このゲームではサンドバルの3連続ホームランという新記録までついて完勝。勢い止まらず4たて完勝でチャンピオンになってしまいました。第1、2戦はホテルのテレビで観戦、第3戦は帰国機内で勝利を知りましたが、第4戦は今日の仕事先渋谷のTVでゲーム終盤延長戦での勝利確定の瞬間を拝見しました。

 アンチジャイアンツ、阪神ファンの当方、座り心地の悪いMLBワールドシリーズでしたが、こんなに熱心にゲームを追ったのは初めて、ひさしぶりのSF訪問で跳ね上がっていたようです。でも崖っぷちに追いつめられてから、破竹の勢いで逆転大勝利というのも、なにか明るい気分にさせてくれました。

121022obama  来週火曜日の大一番はどうなるのでしょうかね。この熱戦3回目のディベートは、老友Jack宅でしっかり拝見しました。共和党派のJackは、前回はオバマに入れてなかったはずが、今回はオバマに入れると明言しました。なぜ?の問いに『ライアン(ウルトラ右派の副大統領候補)は最悪だ』とのこと。右派支持層を固めようとしての副大統領候補選定だったのでしょうに、Jack ファミリのサンデーブランチの席でも、Obama+Biden のサインボードが配られていました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年10月25日 (木)

ジャイアンツ vs タイガース

800pxatt_park

 昨日午後、サンフランシスコに入りました。最近はロスアンゼルスから足を伸ばすこともありませんでしたので、本当に久しぶりのSFでした。まさに「懐かしのサンフランシスコ」、空港から町に入るまで、タクシーの車窓から涙目で風景を凝視してしまいました。今回の旅はまったくの妻任せ、ユニオンスクエア至近のレトロなホテル(オーセンティックと称していますが)に投宿。さっそくTV。いやはやSFジャイアンツの強いこと。かの豪腕投手ヴァーランダーを打ち崩していました。パブロ・サンドバルの3打席連続ホームランとは、出来過ぎですね。というわけで、気持ち良く夕食に出かけましたが、町のスポーツバーは盛り上がっていました。予約なしで飛び込んだイタリアンレストランは45分待ちとかで断念。そぞろ歩いて見つけた地中海レストランで、オリーブなどつまみながらシェリーならぬナパワインで、祝勝乾杯。阪神タイガース65年来のファンの当方、はじめてGiantsに祝杯、妙な気分です。

 SF Giants は、かつて「キャンドルスティックパーク」という、かなり南部郊外のサンフランシスコ湾に面した球場をホームにしていましたが、とても寒冷な土地で、夏場のナイターでさえ、毛布をかぶって観戦という始末でした。20年ほど前だったでしょうか、町中に球場新設を計画しましたが、住民投票で設置が否定されてしまいました。チームはさまざまに努力し、同時にチームを引き上げるぞと脅すなどして、やっとこ設置承認にたどりついて、現在のAT&T スタディアムに落ち着いた次第ですが、ご承知のようにライト側のすぐ側が湾という変形球場です。ここのホームランは、海に飛び込んでしまいます。
 カリフォルニア州の住民投票は、実にさまざまな住民意思確認をしますので、賛成派vs反対派のプロポジション戦争はにぎやかなものです。ディベートの国ですから、市民間の論議は「市役所改修に予算をかけていいのか、そんなことより弱者救済に予算を取れ」などと、一筋縄ではいきません。ジャイアンツのホーム球場移転も、僅差の勝負だったように思います。
 町の活性化というのは、住民が真剣に考える、お役所任せにしない、そんなことから始まるのではないでしょうか。かの奇矯な東京都知事は、オリンピック誘致などとほらを吹いたままで、突然辞任などとうそぶくとは、万死に値するものです。地方政治などお遊びの一つとでも思っていたようです。こんな無責任老人を選出した都民の愚かさにはうんざりです。選挙権停止にしてやりたい思いです。
 ジャイアンツの話から脱線してしまいましたが、今日からの第2戦はそう楽な仕事ではなさそうです。帰国するまでには結着はつかないでしょうね。閑話休題、早朝の「オーセンティック」ホテルでのぼやきでした。(画像はWikipediaから)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月17日 (水)

バッサリ伐採?電線保守?

121017stump 近隣の方から、「大木を次々に伐採しているがどうしたの?」と問い合わせをいただきました。これは昨夕、城址をひと回りしての帰路に発見しましたが、既に暗くなっていましたので、今日早朝6時17分に撮影しました。私のステッキは93cmありますので、直径1mほどのクスノキです。
 今月初めには城址公園内の古木7本を「危険樹木」として伐採していますが、この伐採は8月の植栽専門部会で協議して了承されています。
 このクスノキは、城址公園内ではなく旧城内高校のテニスコートの北西隅にあったのですが、この伐採については自治会にも何ら通知が無かったように思えます(私が組長をしている区域内です)。テニスコート用地内であれば県有地内の樹木かもしれません。このクスノキ上部には電線が張り巡らされていましたから、その安全確保のために伐採したのでしょうか。どう見ても倒木の恐れがある危険樹木とは考えられません。このような古木の伐採という行為は、環境保全の上からも慎重に実施すべきもので、住民合意を求めるべきではないでしょうか。
 このクスノキも樹齢80〜100年と思われる古木です。安易に古木伐採を続ける小田原市(あるいは神奈川県?)の環境保全行政は大きな問題です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月16日 (火)

Union pour un Mouvement Populaireの 極右化

121013akahata 標記のフランス共和国の大政党 UMP は今年の5月の大統領選挙、6月の国民議会選挙で大敗しフランス社会党に政権を奪われて、野党に転落しました。元与党・現野党の UMP では11月に総裁を選挙で選びますが、その有力候補者の二人、コペ幹事長とフィヨン前首相が「極右」顔負けの移民排斥などの政見を打ち出しているという記事がしんぶん赤旗に出ていました。

 どこかの国と同じようなことになっていますが、フランスではルペン氏のFN(サルコジさんが負けた選挙では17.9%の票を獲得)支持層に食い込もうという選挙対策と見られていますが、我が国はいまだ、議席を有する正統極右党は存在しませんが、これまでは自民党とその周辺政党に極右的言質を放つ議員が居る程度できていますので、幻の「維新・復古党」に怯えての「保守党の極右化」なんでしょうね。

 「フランス共和国」は、国名から察する通り共和制国家、一方「日本国」は、国名からは政体を読み取れない不思議の国。「大日本帝国」は天皇主権の帝政国家であることが読み取れますが、「日本国」は帝政でも共和制でも立憲君主制でもない、ただの国「無政体国」なんですね。成熟した共和制国家の極右化の行方も、アジアでの孤立化を選ぼうとする「無政体国」の到達点も、はなはだ案じられます。

 フランスのメディアは「右派と極右の結合」と非難しているようですが、日本国のマスメディアには、なんの危機感は無いようです。言論統制など身近に迫っているはずなんですが、どうしたことでしょう。原子力規制庁の報道規制などへのメディアの対応は、報道者の弱さをさらけ出したように思えます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年10月13日 (土)

ヒルトン売却スキームの「調査」委託費1,400万円の「成果」

121012deloitte 昨日の金曜日10月12日午後1時30分に、標記の「成果」の一部を開示してもらいました。先月9月21日に提出されていますから、開示までに20日ほどもかかってしまいました。開示公文書は3点。今回の調査委託費用は1,400万円 、依託費に見合う報告書が提出されたのでしょうか。

 ①「時点修正率に関する意見書(一般財団法人日本不動産研究所)」昨年の評価額9億円は、1年後の現在も修正を要さない、修正率0というだけの意見書。

 ②「不動産鑑定評価書(株式会社中央不動産鑑定書)」これが曲者。非開示(黒塗り)部分に「営業状況に係る数値」がありますが、収益還元法評価ですから「収益」こそ最大の根拠数値のはず。「ヒルトン小田原リゾート&スパ」の経営は賃借人である「小田原ヒルトン株式会社」がになっていますが、「ヒルトン・インターナショナル社」がホテル運営ノウハウを提供しますので、固定比率で収益を上納させる契約になっているようですが、この比率が非開示なのです。多分「小田原ヒルトン株式会社」以上の利益を得ているのではないかと推量します。評価書は「小田原ヒルトン株式会社」の収益だけで不動産評価をしています。極めて不可解な鑑定評価です。

 ③「小田原市宿泊施設売却に関する調査報告書(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー株式会社)」画像に示した45ページ調査報告書、つぎのように断り書きがあります。
・調査にあたっては、様々な前提条件及び仮定を設定する必要がありますが、これらの前提条件及び仮定と事実関係との整合性、並びにこれらの内容の妥当性についていかなる保証も行いません。さらに、これらの前提条件及び仮定が異なれば結果が大きく異なる可能性があります。
・調査の過程で開示のない資料ないし事実が存在する場合には、調査結果が異なる可能性があります。
・調査結果は、いかなる意見表明ではなく、かつ保証業務ではありません。
 さすが世界一の監査法人の関連会社です。依頼者提示の資料の情報をもとに調査して報告するだけのことにとどめるとされています。不動産鑑定評価額9億円、5年間の修繕費21億円余については「所与のものとして取り扱う」、ということですから、随意契約方式と競争入札方式とでは、定量調査の結果、競争入札の方が4億円ほど優位だが、「差額の4億円程度の超過達成可能性については、昨今のマーケット環境や将来予測の不確実性等を考慮すると、必ずしも容易ではないものと思料される」、つまり随契で小田原ヒルトンに売却するのが良いのではないの、という意見表明をされています。

 地方公共団体が随意契約で財産処分することが、地方自治法などで許されているのかについては現在大手の法律事務所に調査を委託しているとの説明がありました。この調査と売買契約書作成を同時に事務委託しているとのことでしたが、これは明らかに随契売却が違法ではないというフレームでの作業です。こんなことで行政の正当性が保たれるのでしょうか。

 あまりにもヒルトンサイドで仕組まれた売却事業ですが、小田原市政府の行政倫理はどうなっているのでしょう。倫理云々ではなく、どうしてもヒルトンに売却しなければならない深い事情でもあるのでしょうか。昨年12月議会のぶざまな取り下げからちょうど1年、小田原市議会12月定例会には、この売却議案が1年ぶりに再上程されようとしています。広く市民のみなさんといっしょに「ヒルトン問題」を考える機会を立ち上げる必要があるようです。

(画像は「トーマツ」の報告書表紙です。45ページ程度のものですが、依託費500万円ほどはみなさんの税負担から支出されています。450円のコピー代を奮発しご一読なさるのも一興かと存じます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月12日 (金)

平成維新・王政復古の請願・東京都議会

121012meijikenpou 「維新」は震源地大阪から全国に伝播して、東京ではとんでもない被災が発生したようです。「日本国憲法」(占領憲法)と「皇室典範」(占領典範)に関する請願書なるものが、東京都議会で二人(野田数さんと土屋敬之さん)の議員の紹介により審査されたそうです。冗談を聞いているような「請願書」ですが、京都市在住の男性他5034名によって、正規に提出されたもので、東京維新の会(栗下善行、柳ヶ瀬裕文、野田数)と無所属(土屋敬之)の4名の議員さんが請願採択に賛成されています。

 昨今の自民党総裁選挙や日本維新の会などの話は、いずれも戦前回帰願望のようでしたが、信じ難いほどの右傾化が拡大しているんですね。「維新」が流行語のごとく唱えられていますが、王政復古、天皇主権(占領憲法 は「国民を主人とし天皇を家来とする不敬不遜の極み(請願書)」だそうです)を目指す「平成維新」が、ついに憲法否定、明治憲法に回帰するという狂気の姿を現してきたのでしょうか。
 3百万を超える同胞と1千万を超えるアジア諸国民の生命を犠牲にして得た、私たちの「民主主義」を捨て去ろうとする維新、狂気のrestorationの火は速やかに消さなければなりません。国際社会から「ならず者国家」と指弾されるような日を迎えたくない。
(画像は国立国会図書館から)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年10月 9日 (火)

ベイシリーズの夢は?

121009sanspo 10月6日(土)のFBにこんな記事を出しました。

 『「大好きな」アメリカでは、今日(日本時間)のワイルドカードから始まって、24日のワールドシリーズ開幕まで、プレーオフは結構な数のMLBゲームが始まります。地区シリーズが対戦4組5回戦(最大20ゲーム)、リーグ優勝が2リーグ7回戦(最大14ゲーム)、そして決戦が7回戦、行ったい何ゲームになるのかな。ところで、西地区の1位がオークランド「アスレチックス」とサンフランシスコ「ジャイアンツ」ですので、彼らが共にリーグ1位になると、サンフランシスコ湾を挟んでの「ベイシリーズ」になります。

 1989年のシリーズは、10月15日にこの両者での「ベイシリーズ」で、サンフランシスコのキャンドルスティックパーク(当時のホーム)で2回戦まで進み、ジャイアンツの2連敗。10月17日が第3戦目で、勢い込んでいたところに午後5時4分、「ロマ・プリータ」地震が発生。オークランドベイブリッジの一部が崩落するという大災害発生。高速道路も各所で崩壊。完全なブラックアウトが3日間も続きました。(この年、当方はサンフランシスコに滞在中でした)ベイエリア住民は、両チームの優勝を期待しているでしょうが、23年前の悪夢の再来を恐れているのではないでしょうか。そういう当方は、なんとシリーズ開幕の24日午後にサンフランシスコ入りなのです。土産話が出来そうですね』

121009loma_prieta ところが、今朝までに「アスレチックス」も「ジャイアンツ」も2連敗してしまいました。明日の朝には、結果が出てしまいますが、ベイシリーズの夢は儚く消えそうです。それにしても、日本のTVは、日本選手の居るチームの対戦しか関心が無いようで、当方のようなマイナーな関心を持つ視聴者は、この「サンスポ」の速報だけが頼りでした。「マス」メディアのドメスティックぶりには、辟易させられます。
 サンスポさんありがとう。ベイエリアの2チームさんさようなら。巨大地震の再来がなくて、住民のみなさんおめでとう。久しぶりにみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
(画像は、10月17日午後5時4分発生の「ロマ・プリータ地震」を記録したLos Angeles Timesの特集誌の表紙です)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年10月 3日 (水)

国際人権社会権規約(A規約)13条2項(b)(c)の留保撤回

121003akahata_2  私たちの国は、憲法98条2項で『日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする』と高らかに宣言しています。

 標記の規約は1966年に国連総会で採択され、日本国も79年に締結したまま留保をし続けてきましたが、先月の11日に留保撤回を閣議決定しました。ついにこの規約の遵守義務が発効したのです。なんとも遅い留保撤回でしたが、高等教育の段階的教育無償化を国際的な約束としたことは、大きな前進です。
 昨今の経済状況、雇用状況は、学校教育を直撃しています。高校・大学教育における中途退学者の内「家計急変」による退学者が急増しています。学校教育費の自己負担は、さまざまな奨学金や教育ローンなどで保護されてはいますが、既にこれらの措置ではカバーしきれない状況が進行しています。高等教育機関への公的補助は、画像記事のグラフに示されたように、OECD国の中でGDP比で最低の水準です。デンマーク1.8%、アメリカ1%、韓国0.7%、日本国0.5%という姿は、この国の現状、将来展望の不安を示しているように思えます。教育を支える社会こそ、この国が選択すべき道だと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 1日 (月)

「住まいは人権」

121001akahata 『人間にふさわしい住居と環境をもとめることは、すべての国民の基本的権利である。国民がおかれている貧しい居住条件を直視し、住宅問題の本質を解明することは、今日、全国民がとりくむべき焦眉の課題である。私たちは、人間の尊厳が守れるような住宅と環境の早急な実現を求めるために、国民の英知の結集を願っている(日本住宅会議の趣意)。』
 広島市は、ご承知のように「維新」後の富国強兵の始まりとなる日清戦争の大本営がおかれるなど、重要な軍都でした。広大な軍用地がこの基町におかれ続けてきましたが、1945年8月6日の初めての核分裂新兵器で軍施設は廃墟となり、戦後は県営・市営などの公営住宅団地の用地として開発されました。焦土となった広島市民には、公営住宅の提供はまさに「人権の保証」であったのです。
 この記事が伝えるように、公営住宅の廃止、事業の縮小はこの災害国日本で平然と行われていますが、公共が住居を提供し、住生活を保証することは、国家・公共団体の最大の責務です。敗戦後の日本が、高度成長時代を経ながらも、住居水準は極めて貧困のまま放置されていることこそ、日本型「貧困」の主因です。社会的病理も、あるいは政治的混乱も、民主主義の衰退も、「住まいの人権」を見失っている国体にあると言えます。被災時の応急避難住宅の質を見るまでもなく、国家・公共は「住生活水準」の維持発展の理念を失っているのでしょう。戦後ドイツの復興が、あの惨憺たる状況から今日の姿に復興し得たのは、住宅復興に全政策を傾斜させたからと言われています。我が国が石炭や重工業の復興に国家政策を「傾斜」させたことが、人権なき繁栄、経済獣国家に転がり落ちる主因になったのです。
 これまでの(ひょっとすると現在も)「一等国」にならんとしての苦行が、いまだにこの国を縛り付けているように思えます。初めて経験する人口縮小時代、「二等国」であっても、「人間の尊厳が守れるような住宅と環境」を確保することを可能とする道もあるのではないでしょうか。住宅の公営、公共化は最大の防災施策にもなります。『国際社会において、名誉ある地位を占め』ることもできそうです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »