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2012年11月29日 (木)

再びの「草むす屍」か

121129tokyo 今日の東京新聞「平和国家の原点に」という特集記事に付されていた「表」です。「憲法9条への考え方」を各党の発言などから集約したもののようです。
 憲法前文は『---政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意---日本国民は,国家の名誉にかけ,全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ』という誓言で結ばれています。
 そして9条『(1)日本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し,国権の発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては,永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため,陸海空軍その他の戦力は,これを保持しない。国の交戦権は,これを認めない。』

 私たち日本国民にとってこれらの誓いは、3百万人を超える同邦人の生命、1千万人を超えるアジア諸国民の生命を失うという惨禍のなかから生まれたのです。

 12月の国政選挙は、民主党政権の失政から「失望」「混乱」「野合」という政局だけが日夜報じられています。自民党の憲法改正案は、醜い戦前回帰をしめし、「国防軍」「非常事態」「基本的人権」についての改正案は正視しかねるものです。この非自由非民主の政党が、マスメディアによると20%を超える支持を得ているとか。憲法の誓いは羽毛のごとく軽いのだろうか。

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コメント

>民主党政権の失政から「失望」「混乱」「野合」という政局だけが日夜報じられています。

「民主党の失政」というより、
日米同盟を脆弱にした鳩山元首相&フクイチの事故対応を誤った菅前首相、そして、政局に邁進した小沢一郎氏が直接の原因で、解散は早まったのだと思います。

>自民党の憲法改正案は、醜い戦前回帰をしめし、「国防軍」「非常事態」「基本的人権」についての改正案は正視しかねるものです。

これは松本さんの思い込み&勘違いですね。松本さんは、日本が太平洋戦争をしなければならなかった原因、戦争が長引いた原因などを調べて、分析なさっていないように思います。その結果、情緒に身を委ねて「あのような悲惨な戦争は二度と起こしてはならない」と感傷に浸るのでしょう。松本さんは、国際政治を全く理解していないと思います。
新聞をよく引用されますが、きちんと国際政治のテキストを読まないと、国際政治の成り立ち、地球という社会のシステムが理解できないので、国際社会の厳しさそのものも理解できないと思います。その結果、いつでも情緒的な見解しか持てなくなるのです。

「自民党の憲法改正案は、醜い戦前回帰をしめし」ておりません。全く異なるものです。また「武力を持たないからこそ、戦争になることはない」というのも、相当無責任な話です。外国軍の占領は、ある日突然やってくるのです。問題は、日本軍が完成度が高い文民統制を可能とするシステムを構築することです。理性を極限まで働かせて、市民にとっての理想的な国防軍を築いて行く営みが重要なのです。

第二次世界大戦では、アメリカ人はもとより、フランス人やロシア人、ポーランド人も相当亡くなっております。それでも、どの国も軍隊を保持しております。どこの国の国民も、松本さんのような「醜い戦前回帰をしめし」とは、だれも思っておりません。

投稿: マコ | 2012年12月 4日 (火) 01時25分

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