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2012年11月17日 (土)

いまの私たちの状況を若者の未来にしてよいのか

121116diet_2  今日の朝日新聞の報道です。

 船橋市・山下栄子さん(80)の談話記事。『たまった新聞がシグナルでした。孤独死です。今年もうちの団地で。私も10年前に夫を亡くし独り暮らし。友人と冗談半分で話すんです。「どうすれば早く見つけてもらえるかな」と。一票の格差は大事です。でも、もっと差し迫った問題がある。約5千戸の地区で多い年は11人が孤独死しました。高齢者の通院や買い物を手伝うボランティアをしてきましたが、私たちも年を取り、解散しました。移り住んだのは50年前。住宅難の時代でモダンな建物、ダイニングキッチンもある新居は誇りでした。学校や病院の充実にゴミ収集と、みんなで街をつくってきた自負があるんです。大きな介護施設はいらない。24時間、自宅で介護を受けられる態勢はつくれないでしょうか。政権が代わっても、何も変わらなかった。いまの私たちの状況を若者の未来にしてよいのでしょうか』

 昨日、衆議院が解散されました。新聞でもTVでも「政局」とかいうどたばた利権騒動が、面白おかしく報道され続けています。まともに、政治も政策も真剣に論議され評価されていません。「普天間問題」など吹っ飛んで、政局報道は芸能ゴシップ記事のように見えます。この国の「代議選挙」は芸能人人気投票と化してしまっています。地方選挙も国政も、選挙権者が選挙運動することができない、手も足も縛られて、選挙期間中は商業新聞とTVの報道という、ある種偏向した情報が選挙権者にとって唯一の「候補者情報」だと言う状況になってしまう。誠におかしな「民主主義」選挙です。

 「0増5減」で、「違憲状態選挙」を強行する。全くおかしな国です。「自ら身を削る」などと、代議者業が「特殊権益」になっているかのようです。確かにお金のかかる代議制度ですが、そのお金は全国民の負担にするというのもおかしなこと。支持者の個人カンパで政治をやって欲しい。「政党」まで金食い虫、「政党交付金」など担税者をこけにした詐欺的施策です。本当に腹の立つことばかり。代議選挙を今後も継続なさるのなら、選挙制度は国際水準程度のものにはして欲しい。これからの不愉快な1カ月が、憂鬱です。「違憲国家」の選挙を解体したい。(画像は1945年の議事堂前広場の光景 Wikipediaから)

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コメント

孤独死対策については、地域住民により自主的に行われるのが理想でしょう。行政が、公費を使って、職員か嘱託員か知りませんが、個人のプライバシーを覗きこむようにして住民の状況を把握すべきではありません。このことについては、行政を批判すべきではなく、われわれ地域住民が目配りをしていくべきものです。
在宅介護においても行政は、在宅介護を推進してきました。そのほうが安上がりで、高齢者も幸せだからです。しかし、現実はそれができるほど生易しいものではなく、寝たきり老人、認知症老人の介護は家族の生活を一変させてしまいます。特に認知症の高齢者の介護は大変で、着替えさせようとすると、嫌がり、介護する家族に暴言を吐き、自分の排泄物を家族に投げつけたりするといいます。高齢の自分の親を虐待する人の事情を聴くと納得してしまいます。施設での介護も仕方ないでしょう。

政治、選挙にかかる費用を公費で負担するのも仕方ないでしょう。そうしないと、政治家の仕事の第一が資金集めになってしまいます。有能な政策秘書も雇えないでしょう。それでは公費で仕事をしている官僚に政策論で負けてしまいます。
政治家の汚職も増加してしまうでしょう。政治家には資金の事を心配しないで、政策論争に能力をつぎ込んでほしいです。

投稿: りゅうた | 2012年11月18日 (日) 18時03分

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