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2012年12月

2012年12月31日 (月)

年末身辺雑記4 さようなら2012

121231a10yen 2012年が終わる。誠に不快な年末になった。国体を護持してもらったと言うことはこういうことだと思い知らされた。無謀な戦に敗北しても、国も臣も民も何も変わらない。まさに神の国なのか。大臣、中臣、小臣をステージに据えたのは、民ではなく「敗北」を飲み込んだ霞ヶ関村のようだ。

 民草が国体を改変するまで、我がいのち長らえるとはとても思えないが、取りあえず2013年を迎えよう。さようなら「平成24年」。

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2012年12月29日 (土)

年末身辺雑記3

121229cibo_year_end 今日も忙しげに、ぐずぐず過ごしていましたが、何事もなくときは過ぎていきました。あぁ。

 夕刻、CIBOの年末パーティーに行きました。恒例の年末行事ですが、今夜ののパーティーは若い人で驚く程の満員。ディスクジョッキーのふんばりで、10代、20代、30代がいっぱい。40代、50代も数人、そして70代が1人。ダンスパフォーマンスもあっけらかんと明るい。

 暗いのはじじい一人。これで良いのだとしてしまっていいのだろうか。じじいの取り越し苦労か。と早退しましたが。平和はr続くのでしょうね。この若者たちとその子供たちに、「ジープからのチューインガム、ハーシーのばらまき」という屈辱を体験させたくない。子供たちがネズミ男に誘導されて深海に水没する夢を見る。日本プリズンはもうたくさんだ。

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2012年12月28日 (金)

年末身辺雑記2

121214itplanter_2 12月14日にも記事にしたitplanter、設置してから2週間経ちました。左の画像は、お試し苗を植え付けたときの姿です。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

121221itplanter_3 これは植え付けてから1週間後、12月21日の姿。育った育ったと喜んでいましたが、正月のサラダは無理そうです。---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

121228itplanter_2 これはその1週間後、12月28日つまり今日の姿です。サラダをいただけるのはかなり先になりそうですね。なんせ、植物音痴の当方、草花でもなんでも、うまく育てたためしがないと家人の批判に耐えています。------------------------------------------------

121228flower_bed_2 という訳で、わが家の玄関先にミニサイズの花壇を、家人に内緒で造ってもらい、さらなる詰問。「変な花壇」と言われれば全くその通りですが、何とか玄関先に草花が欲しいというイジマしい願いを聞き届けていただいたのか、草花「買い付け」に平塚の木村植物園までドライブしてくれました。「ガーデンエッジ焼磨き」というフェンス材、1mで680円を7個購入。冬咲パンジー@198円を1ケース(12苗)と小さな「グニユーカリ」1本を仕入れました。今朝、早速植え付けたのが、この写真。『うまく育ってねー』と祈っています。

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2012年12月24日 (月)

年末身辺雑記1

121220pavement_2  11月の半ばころからわが家の付近で上水道管路の耐震化工事が始まりました。競輪事業の無い日を選んでの夜間工事などで、結構な騒音と振動に悩まされましたが、12月20日にめでたく舗装まで終了。我が家前の市道2209は、総延長68mという通過小道ですが、路面は4、50年近くも放置されていたのでしょうか、荒れ放題で子供たちが躓くほどでした。今回の掘削工事後の舗装で画像のようにピカピカになりました。

121221roomba_3  その翌日21日は、家人の誕生日。滅多に無いことですが、大奮発のプレゼントをしました。iRobot Roomba 780 を楽天市場で探し出して発注しました。受発注のミスなどありましたが、ぴったり誕生日に着荷。なんとか面目を施しましたが、この自走式掃除機、音も静かでなかなか可愛い奴です。健気に一所懸命に働く姿に感動。性能いかんはまだなんとも言えませんが、この「家電」ロボット兵器開発の余技として誕生したとかお聞きしました。うーん。

121221sake_2  親しく付き合っているイタリアンレストランのオーナーシェフから、誕生祝いをいただきました。お酒は全く飲まないシェフですので、この日本酒の選択は多分奥方がされたのでしょう。4種類の日本酒のセットです。今年の12月は、なんとも悲しく残念な小田原市の施策が強行されて、かなり落ち込んでいますので、この「甲斐の地酒」は小田原大晦日のやけ酒、厄落としに向いてそうです。

121222kouta_2  22日の土曜日は、新宿まで出かけて小唄会の忘年会。やけくその謳いでしたが、結構好評でいい気分でした。なんと私がこの会の会長。名取りとなってからでも33年。全くの不真面目会長ですが、若い同好者も増えてきていますので、わが祖国の伝統芸能保全振興に献身できる喜び?---。年の瀬には小唄が似合う。

121223matiere_2  23日の日曜日は、わがテナントの"La Matiere"で、誕生日祝い。久しぶりの本格的ディナーメニューにシャンパン、ワイン。フォアグラだのトリュフだのランゴスティンだのと、3時間を超える会食でした。画像の一皿に使われているトリュフは、なかなかのものでした。わが家人もご満足の様子でした。慣れないぜいたくな時間、当方グルメ大食の資格はなさそうに思わされました。でも、たまにはいいか。

 年末身辺雑記のお粗末でした。

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2012年12月17日 (月)

ひと言

 「暴走老人」がこう言ったそうです。有色人種で唯一の近代国家「日本」。

 自民党の「比例代表得票率(政党支持率)」は27.66%。自民党の「獲得議席率」は79.00%。選挙制度による「圧勝」が意味するものは、議会制民主主義の自死です。身を削って「完全小選挙区制」にしたときが「近代国家」の崩壊です。
 1950年からの「謀略」の上に築かれた敗戦後日本が、再度の「謀略」で目を覚ますのだろうか。私たちの「近代国家」が試される時に至ったようです。

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2012年12月15日 (土)

3つの「タワー」に考える

121215tokyo_tower

 12月14日、文化審議会は「東京タワー」など126件の建造物を「登録有形文化財」にするよう文科相に答申したと報じられました。重要文化財のような縛りや保護は無いようですが、「文化財」として国家が認知したと言うことは、所有者にとっては有為なことなのでしょう。東京タワーは1958年12月に開業していますが、この年の4月に東京都に入職して建築行政の見習い中でした。このタワーの検査にかり出され、11月ころの寒風のなか長大な階段を上ったことを記憶しています。(左上の画像はこのタワーの立地する港区芝公園内のとても狭小な地域の空撮写真です)

121215sky_tree_2

 左の画像は、話題の634mという高さを誇る「東京スカイツリー」の空撮写真です。工事最終期で311大震災に襲われ、かなり遅延しましたが本年5月に開業しています。東京タワーから54年の技術革新があり、墨田区の狭小な用地に「世界一の高さのタワー」を設置することができています。開発意図が「商業コンプレックス」であったようで、それらの巨大な施設がタワーに近接してその足下に展開するという施設です。設計監理者は東京タワーと同じ「日建設計」ですが、前者のクラシックな鋼構造手法は見事に変身して、主要なメンバーに鋼管を使用し、小振りな基礎部に長大タワーを築くという「斬新な」設計です。

121215eiffel 左の画像は、パリ7区にある「エッフェル塔」の配置を示した空撮写真です。こちらはご承知のように、革命100周年を記念する「パリ万博」の目玉として計画された臨時的タワーで、会期終了後は解体するはずでした。「景観破壊」という悪評もあったのですが、ギュスターブ・エッフェル氏の会社に「売り払われ」て生き残り、現在はパリ市の公社が所有し管理経営しています。すでに123年間風雪に耐えてきていますが、建設当時の1万トンの鋼材加工、250万本のリベットの打設、資材は馬車で運んだという光景は、産業興隆期のフランス共和国の熱情のなかでの輝かしい建設記録です。
121215eiffel2_2この画像は、1887年7月18日に撮影した「第4柱脚(セーヌ川に近い西側の柱脚)」の組み立てを開始した光景です。この塔は、4本の大きな柱脚をそれぞれ巨大な鋼材のメンバーを、トラス状に組んで積み上げていくのです。東京タワーも類似した工法をとっていますが、極めて安定した塔を造れるようです。この塔の柱脚の外寸間隔は125mもあり、柱脚が占める用地だけで15,625平米を要することになります。その成果は、塔頂の風圧変移が最大でわずか7cm、太陽熱による変移が18cmとされています。エッフェル氏は、最頂部に「高層気象観測室」を設けて研究に励んだそうです。
 この3つの塔をどう評価するか、エッフェル塔は123歳、東京タワーは54歳、東京スカイツリーは0歳児、それぞれに経年変化に対応した管理努力が求められて、その果実が評価されるのでしょう。東京の二つの塔も100歳、150歳を迎える努力をして欲しいですね。

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 左の画像は MICHELIN Atras Parisからとったものです。シャイヨー宮からエコールミリテールまで、整然とした広場(シャンドマルス)のオープンスペースを控えさせて、タワーがどっしりと立っています。東京タワーは、信じ難いほど狭小な敷地に窮屈そうに立っています。スカイツリーは不整形な用地の上に3本足で立っています。このような巨大建造物が、十分な空間を得られないままに、押し込めて設けられることに最大の欠陥がありそうです。
 どんなに優れた計画者でも、欠陥だらけの用地には長命な市民施設を造ることはできないでしょう。30年も経てば老朽施設として取り壊される、こんなことの繰り返しは、シュリンク社会では通用しません。賢明で長生きできる都市経営を願わずにはいられません。

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ゆっくりあるけば

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 火曜日の12月11日は、朝のひかり号で名古屋まで行きました。9月29日に他界された株式会社サンゲツ会長の日比賢昭氏の「お別れ会」がありました。日比氏とは1965年から1981年まで同業者としてのおつきあいでしたが、それ以後も幾度かお会いしていました。この方だけは、私の知人の中では突出した方でした。65年当時は、名古屋地区での販売協力店として、販促訪問したこともあります。目を見張るような急成長で、70年には立派な本社ビルを建てられ、この最上階の社員食堂で、いっしょに昼食を取ったこともあります。年商数億円といった規模だったと思いますが、あっという間に100億規模となり、81年には東証一部上場するなでになりました。そして、当時の業界の姿は一変させられてしまいました。

 彼と二人だけで話した機会に、こんなことを言われました。『商売は単純なものですよ。自分の利益のためにやらなければならないことは全部やる。やった方が良いことも全部やる。やってもやらなくても得にならないことは決してやらない。やってはいけないことはもちろんやらない。』いやはや、私などは、全く逆と言っても良いくらいの有様でしたから、いたく感銘しましたが、いまだにこの教えには従えていません。

 久しぶりの名古屋でしたが、会の終了後この地にある「インテリアデザインの学校」に誘われて伺いました。若いデザイナー志望の方たちの「プレゼンテーションコンペ」に付き合い、アドバイスなどもしてしまいました。若い元気な方とお会いするのは嬉しいですね。往きはひかり、帰りはこだまでしたが、時間は倍ぐらいかかってがっくり帰宅。それにしても小田原-名古屋の往復運賃が17,000円とはめっぽう高い独占価格ですね。世界一かな。

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2012年12月14日 (金)

"itplanter"試運転開始

121214itplanter キッチンテーブル横のブッフェテーブルに、着荷した野菜苗をセットして"itplanter-02"を置いてみました。養液の供給とLED照明(夜間)はオート設定です。お試し苗セットを3種、1番奥列が「ロロロッサ」中央列が「バジル」一番手前が「葉ごぼう」です。

 この栽培装置はW,D,H がそれぞれ30センチのキューブにまとめられていて、スノーホワイトのミニマルデザインです。開発者は立命館大学インキュベーション事業によるもののようで、事業所は滋賀県草津市にあります。苗は株式会社アイティプランツが供給します。かなりの種類の苗を育成しているようです。試運転がうまく行ったら「地中海風サラダコレクション」の苗を注文してみます。サラダ菜が育ってくるのは楽しいものです。

121214itplanter3  この画像は、夜間照明時の姿です。午後11時30分から午前6時30分までの7時間点灯します。かなり強いLED照明(13W)です。この近くで読書してみるのも一興かななどと考えています。

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2012年12月12日 (水)

ギャンブルの無い町

 今日は、午前10時から11時半頃まで「小田原市議会本会議の傍聴」に詰めていました。議案の採決結果は、結末が分かっているようなものですが、やはり見届けるのが礼節であろうと、辛抱しました。小田原という町は、もう少しましな町と思っていましたが、当方の勝手な思い込みだったようです。でも、もう少し大好きな小田原のいく末を見守っていきたい。

 今日の加藤憲一市長の「ブログ」 には、ストックフォルムへの思いが書かれていました。彼にはこれからもいろいろな町を見て欲しい。ストックフォルムは高望みだが、せめてギャンブルの無い町にはして欲しい。

121212heritage_3  サンフランシスコでも、高望みかもしれませんが、私たち日本人には馴染み易い、身近な町の一つです。この町にはアルカトラス島という観光化した監獄島がありますが、20年以上前だったでしょうか、この島をカジノに開発しようというプロポジション(アメリカ流住民投票)が有りました。でも、見事に否決されてそれ以後は動きが無いようです。だからという訳ではないのですが、私の大好きな町です。この町には "San Francisco Architectural Heritage" というNPOが活発に活動しています。歴史的建築物の保存が主目的です。今日、会誌の冬号が送られてきました。画像はそこからとったものです。右手のビクトリアンスタイルの古めかしい写真は、1977年の電話帳の表紙のようです。この建物、1886年に建てられたものですが丁寧にに維持管理されて、現在も原初の姿を保っています。所有者Haas-Lilienthal家からの寄贈で、上記NPOの本部になっていて、一般公開されていますので、ぜひ覗いてみて欲しい。ハウスナンバーは、2007 Franklin St. です。

 この5ブロック南に、Bransten house がありますが、これは、画像左ページの家族写真のなかで一番後ろに立っているブロンドの少女 Florine が結婚する際に父親の William Haas が娘にプレゼント(1904年)した邸館です。
121212bransten この画像は、"The Haas Sisters of Franklin Street"という物語本からとったものです。Bransten 家も当時のユダヤ人社会で成功した商業者で、現在もあるMJBコーヒーの創業者です。このBransten house は、やはりドイツ系ユダヤ人建築家 Herman Barth が設計したエドワーディアンスタイルの建物で、この通りでも個性ある表情を見せています。1989年にこの邸館の修復復元の仕事に携わっている時、サンフランシスコ市の検査を受けたのですが、室内工事だけだったにもかかわらず、市のランドマーク指定を受けていたこともあり、かなり丁寧な指導を受けました。町の歴史保存にかける都市経営者の意気込みに感じ入った経験があります。(この二つの邸館は、1906年の大地震にもしっかり生き残ったのです)
 小田原市も、北条五代の歴史、それ以後の長い営みを残している町です。都市のアイデンティティーを何に求めるのか、破壊に手を貸すのではなく、しっかりとした理念を持ったぶれない都市経営を強く求めたい。ストックフォルムに『学ぶべきところがたいへん多くあります』のでしょうが、取りあえずギャンブルの無い町を目指して欲しいものです。

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「財産の処分について」が議決されました

121212hilton_vote 今日の小田原市議会において、ヒルトン売り渡しの議案が議決されました。画像は、議員毎の賛否を示したものです(松本が目視確認)。赤い星が賛成、青い星が反対です。ご覧のように裁決した26人の議員中、反対したのは植田理都子議員と佐々木ナオミ議員の二人だけでした。討論では、反対討論もこのお二人。賛成討論は、野坂稔議員、田中利恵子議員、今村洋一議員、木村信市議員の4人でした。市民説明が不足したのは遺憾だが、修繕維持費の負担を避けるには売却が良い、というようなご意見でした。

 反対した議員がわずかお二人だけというのには、いささかびっくりしましたが、今後の経緯をしっかり見届けていきましょう。REMEMBER 121212!!!

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「 財産の処分について」が議決されます

 12月6日の小田原市議会総務常任委員会では、議案109号「財産の処分について」は植田理都子委員お一人が継続審査を求められましたが、他の7人の委員は直ちに議決を求めて、慎重審査意見は圧倒的多数で否決されてしまいました。大げさな言いようと思われますが、私は「小田原の変身」の出発だと考えています。委員のみなさんの「決意」が、小田原の未来をどう変貌させるのか、真剣にお考えいただきたかった。
 今日の本会議では、小松久信委員長の報告がなされ議案採決が行われます。
 小田原市には、公営賭博競輪場があります。すでに64年という時間を経て、このまちの歴史的存在になっているのでしょうか。市民のみなさんは、この公営事業を「抱きかかえること」に合意されているのでしょうか。「ボートピア、船券売り場」の設置については、市民の大きな反対があり、当時の小澤良明市長が不同意を示して、この事業は消えていますが、事業者自身は設置意欲を持ち続けていられます。
 根府川の景勝地の「財産の処分」、賃貸事業を切り捨てるためとして、まさに投げ売りのようにして処分するとしていますが、多くの市民はこの事案を承知しておりません。かつてのみかん園地は、国の団体である雇用促進事業団が455億円を投じた結果、今では素晴らしい景勝を誇る「リゾート&スパ」に変身しています。現在の賃借人が、この「財産の処分」で譲り受けた施設で、新たな事業展開をなされるのでしょうが、小田原市政府はその展開を予想なさっていないようです。
 不動産鑑定評価は、収益還元法が妥当な手法として土地建物共で9億円と評価されました。収益額は非公開ですが、逆算推定すると年間収益は45,000千円程でしょうか。所有権移転がなされる3年後に展開されるであろう新たな事業は、一桁も二桁も違う収益を生み出すのではないでしょうか。時田光章「小田原市」企画部長の答弁では、「違法な事業展開はあり得ない」というようなものでしたが、カジノの合法化はすでに政治日程にあがっています。今日議決して、小田原市長は来週に「仮土地売買契約」を締結されるとか。なんとも慌ただしい事業執行です。

 議員のみなさんは、この議決責務をしっかりと認識して、裁決にの望んでいただきたい。小田原市は自ら定めた「自治基本条例」に反して、市民周知のないままに取り返しのつかない「財産の処分」を契約する歴史的な責任の重さを考えて欲しい。

(契約書によると土地は95,040,000円、建物は804,960,000円だそうです。土地は7万坪ありますから、1坪が1,356円。建物は1万7千坪程ありますから、坪当たり47,900円。信じ難い売払いですね)

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2012年12月 8日 (土)

12月8日です

121208war_map 1941年12月8日、国民学校1年生に入学した年の12月です。寒い校庭で「御真影拝礼」「宮城遥拝」「校長訓話」と、かなり長い「直立不動」でしたが、こころは燃えていました。我が神国がいよいよ立ち上がった、不逞の鬼畜米英を叩き潰して、アジアを解放するのだという高揚した気持ちで、寒さを感じませんでした。翌年の2月には、「昭南島陥落祝賀提灯行列」に嬉々として参列しました。光化門前で、大きな声で万歳三唱したのをしっかり記憶しています。皇軍は連戦連勝、わが父親は太平洋の大きな地図上の占領地に、つぎつぎと日の丸の小旗を刺していました。

 明治維新によって徳川政権を倒し、この小さな島国を近代国家として成長させたこと、脱亜入欧、国際的にも認知された軍事大国に成長し、新国家「満州国」を設立し、その結果として欧米植民地主義大国との「戦争」が宣言されたのがこの日です。「戦争」は外交の延長ですから、その到達目標があったはず。にもかかわらず、ずるずると戦線拡大して3百万人を超える自国民と1千万人を超えるアジア人などの生命を奪う悲惨な結末に居たって初めて「無条件降伏」。オキナワを捨て石にして、本土決戦を回避するという惨めな結末。
121208children_2  これが、立憲君主国大日本の政治力、統治力、外交力だったのです。
 またぞろ「維新」などを標榜する愚か者たちが、この国の政治の世界に登場しだして、一定の支持を得ている。この国の長年の政権党は、憲法を改定して「国防軍」を強化して戦争に備えるという、67年経つと、何もかも忘れてしまう言うことなのだろうか。維新 restoration 王政復古で、アジアの支配者になろうとでも言う夢か。それも対米従属という縛りのなかで。
(画像は、J.W.Dower, "Embracing Defeat"から) 

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2012年12月 6日 (木)

「財産の処分について」が審査されました

121206soumuiin  今日は朝の10時から午後4時まで、市議会でうろうろしていた。屋外は素晴らしい青空だったが、委員会審査の部屋はなんとも陰鬱な時空だった。「財産の処分について」という議案の審査が9人の「小田原市議」と大勢の「執行部職員」によって行われた。なんとも空しく、重苦しい時間だった。叫びだしたい思いをこらえ、沈黙に堪え続けた。午後3時ころまでかかって、この議案は「原案通り」賛成多数で承認された。小田原市民の「財産・固定資産推計評価額130億円の処分」は、12月12日に本会議で可決し、慌ただしく12月20日に「仮土地建物売買契約」を締結することが承認された。賛否は次のとおり(敬称略)。委員長小松久信、この委員会で採決すべしとして承認した委員は/田中利恵子/木村正彦/安野祐子/大川裕/神永四郎/加藤仁志、井原義雄の7議員。審査を継続することを主張した委員は/植田理都子1議員。

 なんとも悲しい結末でした。

 本会議は12日(水)午前10時開会です。委員長報告と裁決があります。小田原市議会の状況をしっかり見届けてください。国民の税金481億円を投じた施設が失われる瞬間を見届けてください。この施設が3年後、どのようになっているか関心を持ち続けてください。「仮土地建物売買契約」にサインするのは、売り手の小田原市長(甲)、買い手の小田原ヒルトン株式会社代表者(乙)、保証人のヒルトン・インターナショナル・カンパニー代表者(丙)、の3者です。所有権移転登記される平成27年12月21日までに、この3者がどのような姿になっているか、思いめぐらせてみてください。

 この事案の担当者は小田原市企画部長(ヒルトン社企画部長ではありません)です。
 市民に周知されていない、市民説明が不足、自治基本条例違反だと委員から追求されていました。疑問はぜひ直接お聞きください。電話は、0465-33-1205 丁寧にお答えいただけるはずです。
(委員の名簿は、市議会公式サイトから転載しました)

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土壇場!「ヒルトン施設売り渡し」の問題

121206kato  「おだわらを拓く力」ホームページに、加藤憲一市長が「ヒルトン小田原の問題」について語っている動画があります。
  彼の考えが良く伝わるものですが、決定的な「抜け」があります。賃貸借関係は、明らかに両者の信頼の上に立って、契約を行使していくものですが、売買契約はその物件の支配権を移転させることなのです。これまで、「信頼」できる賃貸人であったかもしれませんが、売買後にこの関係が担保される保証はありません。

 彼の「誠実さ」は彼自身のものとして、良き資質なのでしょうが、現実の都市経営者、基礎自治体の長としては、住民利益を守る懸命で公正な権力者であるべきです。『なお、みなさん方が心配をしておりますこのヒルトンさんに対するホテルの売却価格。これが日本で最もホテル施設等の不動産鑑定で権威のあるところに見立てをしていただきまして、9億円という数字がでています。問題になってきたのは、これがあの建物の固定資産税の評価額といわれる130億円とずいぶん乖離(かいり)があるではないか。9億円で売ったら小田原市は損をする。そのようにいわれています。ただこれはやはり誤解がありまして、このホテルの所有権の移転というというものは、そのホテルがいったいどのくらいの収益を生むか、という収益還元という観点で鑑定をされるのが通例となっています』  そうなのだろうか、評価は正しいのだろうか。収益還元法で評価した結果としていますが。この施設で得られた「収益」は一切公開されていません。開示請求で得られた評価書は、完全な黒塗です。想定できるのは、マネージメントフィー、つまりヒルトンインターナショナルの収益は経費勘定になっていることです。小田原ヒルトン株式会社の収益は、かなり低いのですが、マネージメントフィーは通例5%程度はあるはずです。これも明らかにこの施設からの利益です。  この鑑定評価は、現状の経営を改善しないで、従来のママの経営を前提としていますが、新たな経営手法、収益率の高い経営手法ではどうなるかと言うことが一切判断されていません。見落とされていますが、この片浦地区の立地は、カジノ施設「リゾート&カジノ」の立地としては極めて優秀な立地です。収益還元法での評価は、一桁以上違ってくるはずです。当然鑑定評価ではその判断もすべきなのですが、一切ふれられていません。ここに大きな落とし穴があります。緊急に専門家の意見聴取をすべきです。  不当に安い不動産販売は、国税課税上の問題が発生(この事案では3年後)してきますが、売り渡し先の小田原ヒルトン株式会社の株式はヒルトンインターナショナル社という外資企業が取得するのだそうです。

 加藤市長の「誠実さ」が、市民の利益、日本国民の利益に反することが無いことを切に願うものですが、現国政の流れ、今次衆院選の情勢などを冷静に判断する限り、「カジノ解禁」は目前に迫っていると考えざるを得ません。多分加藤市長も、市議会の多くのみなさんも「お城のあるカジノのまち小田原」はお望みではないはず。

 平成26年1月31日の契約満了まで、「売り渡し」考察の継続をお願いしたい。取り返しのつかないことになる前に一度立ち止まってお考え願いたい。懸命なご判断を切に切に願います。(画像は「小田原を拓く力」公式サイトから)

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2012年12月 2日 (日)

国際観光産業振興議員連盟

121201casino  2010年4月14日に設立された議員連盟です。通称「カジノ連盟」と呼ばれているそうです。ご本人たちは「IR(Integrated Resort)議連としています。Wikipediの記事によると主なメンバーはつぎのようです。(2012.1.現在)
最高顧問 羽田孜(元総理:民主)鳩山由紀夫(元総理:民主)安倍晋三(元総理:自民)麻生太郎(元総理:自民)会長 古賀一成(衆議院議員:民主)会長代行 岩屋毅(衆議院議員:自民)副会長 三井辨雄(衆議院議員:民主)下村博文(衆議院議員:自民)野田聖子(衆議院議員:自民)佐藤茂樹(衆議院議員:公明)池坊保子(衆議院議員:公明)下地幹郎(衆議院議員:国民)櫻井充 (参議院議員:民主)中山恭子(参議院議員:たちあがれ)幹事長 小沢鋭仁(衆議院議員:民主)副幹事長 金田勝年(衆議院議員:自民)相談役 牧義夫(衆議院議員:民主)事務局長 鈴木克昌(衆議院議員:民主)事務局次長 山口壮(衆議院議員:民主)道休誠一郎(衆議院議員:民主)松浪健太(衆議院議員:自民)柿沢未途(衆議院委員:みんな)早川久美子(衆議院議員:民主)三原じゅん子(参議院議員:自民)主なメンバー 亀井静香(衆議院議員:無)川端達夫(衆議院議員:民主)中川正春(衆議院議員:民主)石井一(参議院議員:民主)川元久(衆議院議員:民主)萩生田光一(衆議院議員:自民)後藤田正純(衆議院議員:自民)宮島大典(衆議院議員:民主)など135名

 まさに超党派の議連です。公明党もカジノ賛成なんですね。石原暴走老人や橋下半熟青年なども以前から熱心ななカジノ解禁派でしたよね。黒岩知事さんはどうなんだろう。「観光産業界」ではカジノ解禁近しという政治状況の読みがひろがっているとのこと。カジノは、パチンコなどと違う産業規模があるおいしい事業ですが、おいそれとどこにでも作るわけにはいかない。立地条件が厳しくなります。首都圏、関西圏ではすでに開発構想があるそうですが、根府川の山の上などは最良の立地になりそうですね。ヘリポートもありますし、地上交通アクセスも良好。でも、ここは小田原市という公共団体の所有ですから、まさか市営カジノにはならないか。でも、この12月に、所有権を移転しない売買契約を締結するという、奇妙きてれつな議案が上程されたそうで、3年後の以降には所有権者は「ヒルトンインターナショナル」というが外資企業の所有になると、高収益の「小田原ヒルトンリゾート&カジノ」が誕生するのかな。

 「市民の力で未来を拓く希望のまち」はどこへ行くのだろう。

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