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2012年12月12日 (水)

「 財産の処分について」が議決されます

 12月6日の小田原市議会総務常任委員会では、議案109号「財産の処分について」は植田理都子委員お一人が継続審査を求められましたが、他の7人の委員は直ちに議決を求めて、慎重審査意見は圧倒的多数で否決されてしまいました。大げさな言いようと思われますが、私は「小田原の変身」の出発だと考えています。委員のみなさんの「決意」が、小田原の未来をどう変貌させるのか、真剣にお考えいただきたかった。
 今日の本会議では、小松久信委員長の報告がなされ議案採決が行われます。
 小田原市には、公営賭博競輪場があります。すでに64年という時間を経て、このまちの歴史的存在になっているのでしょうか。市民のみなさんは、この公営事業を「抱きかかえること」に合意されているのでしょうか。「ボートピア、船券売り場」の設置については、市民の大きな反対があり、当時の小澤良明市長が不同意を示して、この事業は消えていますが、事業者自身は設置意欲を持ち続けていられます。
 根府川の景勝地の「財産の処分」、賃貸事業を切り捨てるためとして、まさに投げ売りのようにして処分するとしていますが、多くの市民はこの事案を承知しておりません。かつてのみかん園地は、国の団体である雇用促進事業団が455億円を投じた結果、今では素晴らしい景勝を誇る「リゾート&スパ」に変身しています。現在の賃借人が、この「財産の処分」で譲り受けた施設で、新たな事業展開をなされるのでしょうが、小田原市政府はその展開を予想なさっていないようです。
 不動産鑑定評価は、収益還元法が妥当な手法として土地建物共で9億円と評価されました。収益額は非公開ですが、逆算推定すると年間収益は45,000千円程でしょうか。所有権移転がなされる3年後に展開されるであろう新たな事業は、一桁も二桁も違う収益を生み出すのではないでしょうか。時田光章「小田原市」企画部長の答弁では、「違法な事業展開はあり得ない」というようなものでしたが、カジノの合法化はすでに政治日程にあがっています。今日議決して、小田原市長は来週に「仮土地売買契約」を締結されるとか。なんとも慌ただしい事業執行です。

 議員のみなさんは、この議決責務をしっかりと認識して、裁決にの望んでいただきたい。小田原市は自ら定めた「自治基本条例」に反して、市民周知のないままに取り返しのつかない「財産の処分」を契約する歴史的な責任の重さを考えて欲しい。

(契約書によると土地は95,040,000円、建物は804,960,000円だそうです。土地は7万坪ありますから、1坪が1,356円。建物は1万7千坪程ありますから、坪当たり47,900円。信じ難い売払いですね)

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