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2012年12月12日 (水)

ギャンブルの無い町

 今日は、午前10時から11時半頃まで「小田原市議会本会議の傍聴」に詰めていました。議案の採決結果は、結末が分かっているようなものですが、やはり見届けるのが礼節であろうと、辛抱しました。小田原という町は、もう少しましな町と思っていましたが、当方の勝手な思い込みだったようです。でも、もう少し大好きな小田原のいく末を見守っていきたい。

 今日の加藤憲一市長の「ブログ」 には、ストックフォルムへの思いが書かれていました。彼にはこれからもいろいろな町を見て欲しい。ストックフォルムは高望みだが、せめてギャンブルの無い町にはして欲しい。

121212heritage_3  サンフランシスコでも、高望みかもしれませんが、私たち日本人には馴染み易い、身近な町の一つです。この町にはアルカトラス島という観光化した監獄島がありますが、20年以上前だったでしょうか、この島をカジノに開発しようというプロポジション(アメリカ流住民投票)が有りました。でも、見事に否決されてそれ以後は動きが無いようです。だからという訳ではないのですが、私の大好きな町です。この町には "San Francisco Architectural Heritage" というNPOが活発に活動しています。歴史的建築物の保存が主目的です。今日、会誌の冬号が送られてきました。画像はそこからとったものです。右手のビクトリアンスタイルの古めかしい写真は、1977年の電話帳の表紙のようです。この建物、1886年に建てられたものですが丁寧にに維持管理されて、現在も原初の姿を保っています。所有者Haas-Lilienthal家からの寄贈で、上記NPOの本部になっていて、一般公開されていますので、ぜひ覗いてみて欲しい。ハウスナンバーは、2007 Franklin St. です。

 この5ブロック南に、Bransten house がありますが、これは、画像左ページの家族写真のなかで一番後ろに立っているブロンドの少女 Florine が結婚する際に父親の William Haas が娘にプレゼント(1904年)した邸館です。
121212bransten この画像は、"The Haas Sisters of Franklin Street"という物語本からとったものです。Bransten 家も当時のユダヤ人社会で成功した商業者で、現在もあるMJBコーヒーの創業者です。このBransten house は、やはりドイツ系ユダヤ人建築家 Herman Barth が設計したエドワーディアンスタイルの建物で、この通りでも個性ある表情を見せています。1989年にこの邸館の修復復元の仕事に携わっている時、サンフランシスコ市の検査を受けたのですが、室内工事だけだったにもかかわらず、市のランドマーク指定を受けていたこともあり、かなり丁寧な指導を受けました。町の歴史保存にかける都市経営者の意気込みに感じ入った経験があります。(この二つの邸館は、1906年の大地震にもしっかり生き残ったのです)
 小田原市も、北条五代の歴史、それ以後の長い営みを残している町です。都市のアイデンティティーを何に求めるのか、破壊に手を貸すのではなく、しっかりとした理念を持ったぶれない都市経営を強く求めたい。ストックフォルムに『学ぶべきところがたいへん多くあります』のでしょうが、取りあえずギャンブルの無い町を目指して欲しいものです。

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コメント

松本さんは、カジノのことをご存知ないようですが、訪れたことがありますか?ギャンブルとカジノは違います。カジノと言えばラスベガスですが、リゾート地ですね。2010年1~6月の合計旅行者数はおよそ1,850万人です。ホテルもたくさんあり、マッジクや演劇などのショーも人気があります。治安が心配なら、世界中から観光客が訪れるわけありません。カジノリゾートは、モナコにもあります。やはり、世界中から観光客を集めています。ご存知なかったですか?

投稿: マコ | 2012年12月14日 (金) 20時13分

単なる批判と建設的な要望は、似て非なるものだと思います。私の学校にも批判しかしない先生や生徒がいます。本人は良いことをしていると思っているようですが、周囲の人達は「自己満足のナルシスト」としか思っていないようです。

「行政府への単なるクレーマー」としか思われていないとしたら、人生を随分無駄に過ごされたのかも知れません。

投稿: マコ | 2012年12月14日 (金) 20時19分

「マコ」と称される若いお方、あなたが生まれる前から、ラスベガスにも、マカオにも行っています。カジノがどういうとこかは、あなたの千倍知っています。失礼な言いようですが少し謙虚に学んでからコメントしましょう。

投稿: 松本茂 | 2012年12月14日 (金) 22時54分

松本さん、ラスベガスは、現在と何十年も前とは随分変化しているのです。
人口も増加し、今や全米で30位内に入る大都市になっているのです。

マカオにしても、観光客は、2000年800万人→2005年1900万人に増加しているのです。大変失礼ながら、松本さんは都市が変化して行くことを理解されていないようです。また、現在のラスベガスやマカオの事、「カジノリゾート」というものを何もご存知ではないようですね。ものごとの上っ面を見ているだけではダメなんです。

ちなみに、マカオでは、観光収入などで年金は1年に10万円相当支給され、医療費も無料です。

投稿: マコ | 2012年12月15日 (土) 01時36分

アメリカの犯罪情報です。ラスベガスが飛び抜けて多いわけではありません。http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/jp/m05_06.htm

投稿: マコ | 2012年12月15日 (土) 01時44分

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