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2013年1月 8日 (火)

小田原市芸術文化創造センター

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 昨年末2012年12月26日、小田原市公式サイトに『芸術文化創造センター基本設計業務デザインプロポーザルの募集が平成24年12月25日(火)に締切となり、46者から参加表明書が提出されました』との記事があり、12月30日に『参加表明をされた「46者」の氏名、名称等はいつ公表されますか?ご回答ください』という問い合わせをしました。
 今日1月8日にその回答をいただきました。『お問い合わせのありました、芸術文化創造センターデザインプロポーザルの応募者の氏名、名称等の公表時期についてお答いたします。芸術文化創造センターデザインプロポーザルに参加を表明した46者の内、去る1月6日に行われた第一次審査で選定された20者については、氏名、名称等について近日中に公表する予定です。第一次審査で選外となった26者の氏名、名称等については、公表の予定はありません。小田原市文化政策課 33-1705』
 プロポーザルの参加表明を12月25日に締め切って、1月6日に「審査」をして、46者を20者にしぼり今日のサイトに選ばれた20者が公開されています。落選の26者はなぜ非公開なんでしょう。落選者の「名誉」のため?設計者選定委員会は昨年までに5回開催されているようですが、その会議記録は公開されていません。もちろん1月6日の「絞り込み」審査会の記録も。そして3月上旬には、この20者を「5者程度」に絞り込み、3月20日にはこの5者による「公開プレゼンテーション及びヒアリング」で、最優秀者と優秀者を決定するのだそうです。

130108lot  何をそんなにお急ぎなんでしょうかね。今日の新聞記事では『用地取得率は90%を超え』たとされていますが、敷地の形状が確定していない状態で設計者の選定ができるとは、全くの驚愕です。
130108navi_o  このプロポーザルが「想定」している用地は、小田原城跡の三の丸にあり、近年整備された「馬出門」に対面しています。小田原城跡の整備は、このまちの中心市街地の核であり、この用地は史跡整備のためにしっかり保全しておくべきものです。慌てふためいて、わずか1ヘクタールに満たないような未取得で、いまだ人家が建っている「変形敷地」に無理矢理押し込んだ「芸術センター」を設計させるなどというのは、「建築設計コンペ史」に残る「愚挙」「暴挙」です。

130108lot_image  これまで長い時間をかけて(多分20年以上!)右往左往してきた「ホール問題」、拙速な施策で取り返しのつかないまちづくり失政で締めくくってはなりません。「芸術文化創造」がこの町の文化を破壊することは許されません。賢明で勇気ある決断を求めます。

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