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2013年2月14日 (木)

「小田原地下街再生事業」市民説明会

130214chikagai 標題の市民説明会は昨日13日には、市民会館で開催されましたが、あいにく「通夜」と重なり、今日「告別式」のあと、いささかくたびれてはいましたが、「マロニエ」という酒匂川右岸地域の市民施設での会に出かけました。

 画像は、その際配布された「実施計画案」の最終ページです。浜銀総合研究所にいたく調査させた「推計結果」の一部です。「地下街を再開した場合は、通行者が現状の1,360人程度から30,000人程度に飛躍的に増加する」と推計されています。素晴らしい委託調査結果です。

 この地下施設は私鉄資本を中心とした民間開発で1976年に完成したものですが、事業不振で事業者が撤退して、施設が小田原市へ無償譲渡されたという曰く付きの地下街です。その後破綻を重ね、2007年に閉鎖したまま今日に至っています。なんとかしなきゃいかんという施設ですが、今日まで右往左往して、JR東日本系のコンサルに企画委託して出現したのが今日説明された「実施計画」です。総事業費25億8千2百万円だそうです。高いのか安いのか分かりませんが、これで、飛躍的な活性化が実現するのであれば結構なことです。

 52ページの分かりにくい企画書を、駆け足でご説明されましたが、市民の不審感はとても解消されたようには思えませんでした。市民質問はたいへん制限的でしたが、おおぜいの方が発言されました。私もやっと「質問」させていただけましたので、「この事業が破綻した時に、どのような措置を想定されているのか?」と極めて簡単なお尋ねを市長にしたのですが「破綻時の措置は考えていない」とのことでした。まあ始める際に失敗した際のことは考えないのでしょうね。「再質問」と考えはしましたが、時間制限がありそのままになってしまいました。

 委託されたコンサルはどう考えているのでしょうか。小田原市が破綻で持て余した地下施設、解体撤去には大きな費用がかかる、なんとか引き受け手を見つけたい、一番身近で信頼熱い「JR東日本」さんに施設の無償譲渡を提案し、多少の持参金つきで引き取ってもらう、こんな想定が最も現実的なように思われますね。

 「東西自由通路」と同様に、市民負担でJR東日本の駅施設の一部か、駅中店舗で生き返らせていただくという結果になるか。小田原市議会3月定例会での論議が注目されます。

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