« 狂気の安倍内閣 | トップページ | 「主権回復の日」の式典開催?? »

2013年3月15日 (金)

住まいは人権

130315jutakukaigi87_2 日本住宅会議は1982年に設立され、それからすでに30年以上の時が流れています。この会の世代交代も進み、画像のイラストを残されている西山夘三さん(1994年没)など多くの方が他界されていますが、設立の中心、事務局長として奮闘された早川和夫さんは、いまだ鋭い発言を続けられています。

 会誌今月号の巻頭言に、久しぶりの寄稿をされていますので、転記する手間を惜しんでスキャンした画像ですがご一読ください。いまは、この会には顧問として残られていますが、この文脈から現役世代への「初心」を忘れるなという熱い思いの檄が読み取れます。
130315ohkohchi 1945年の敗戦は、この国の庶民層の「住宅事情」を徹底的に破壊し、住まい文化そのものを喪失させたのです。「住宅貧乏」は、高度成長やら石油ショックやらバブルやらリーマンショックやら、経済変動のつど揺さぶられ、3.11の大被災では、いまだに30万人を超える方が住まいを失ったままです。近代国家、経済大国の欺瞞が、「住まいと暮らし」に張り付いています。住まいのために借金漬けの人生を送る、二重ローンなどと言う悲嘆に泣かされる。新築入居後1週間で全破壊という悲劇。自国民の住生活を保障し得ない国家が、連綿とその国体を維持していること、許しがたい思いです。
 私のホームページは20年以上「Open your eyes for your home!」と叫んでいますが、「住宅貧乏」は生き続けています。日本住宅公団は、巨大デベロッパーに変身して「公的住居供給」などは捨て去られています。
 「住まい」は暮らしのすべて、福祉の基底です。大河内一男さん(1984没)の『我われは人間らしい生活を求める権利を有す。住居はその基本的要件である』というアピール文を読み取ってください。(今号の「住宅会議30周年特別寄稿」は貴重なものです。コピーをお届けできます)

|

« 狂気の安倍内閣 | トップページ | 「主権回復の日」の式典開催?? »

コメント

「自国民の住生活を保障し得ない国家が、連綿とその国体を維持していること、許しがたい思いです」

とのことですが、「住生活を保障し得ない国家と国体の維持」との関係をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?因果関係なのでしょうか?相関関係ととらえていらっしゃるのでしょうか?

二項の関係がどのような関係なのか説明しなければ、「松本さんの単なる思い込みなのだろう」と読者は判断するでしょう。

投稿: マコ | 2013年3月17日 (日) 16時33分

日本では、税制において改築やリフォーム費用が必要経費として計上できないために、中古住宅市場が育たなかったことが問題なのです。松本さんの批判は、建設的なものでなく、何の意味もございません。

御指摘の日本の住宅問題を改善するためには、税制改革を政治に求めて行くことです。松本さんが、その運動を起こされないのはなぜでしょうか?

投稿: ゴロウ | 2013年3月18日 (月) 00時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/56958228

この記事へのトラックバック一覧です: 住まいは人権:

« 狂気の安倍内閣 | トップページ | 「主権回復の日」の式典開催?? »