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2013年6月20日 (木)

取り返しのつかない愚行

130620asahi 「史跡と緑の共生」のため、古木を半分近く伐採し、残った古木は樹高を半分にする、なんと言う「共生」なんでしょうか。

 江戸末期の郭取りを示す、地下遺構の障害になるから古木を伐採する、私には信じがたいことです。私も建築史を専攻した人間ですから、史跡・遺構を守ることは大切なことだと考えていますが、米蔵の割り栗石の保存のために、このクスノキの素晴らしい樹林の姿を破壊することには承服できません。
 この樹林は、小田原城址の中でもっとも美しい景観を保って来たのですが、すでにこれまでにかなりの「枝おろし」で破壊が進んできました。今回の2分の1の伐採は致命的な景観破壊です。都市景観の貴重な救いとなっている城址の古木は、かけがえのない都市遺産です。小田原市民のみなさんはいかがお考えなんでしょうか。小田原市職員のみなさんは、いかがお考えなんでしょうか。

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コメント

松本様

今回の伐採の方針は大変残念なことであり、松本さんも随分失望感が募ったのではないかと思います。しかし、松本さんが中心となって、現市長を当選に導いたのですから、その責任の一端は、我々にもあるでしょう。対立候補だったO氏が市長になっていれば、森を伐採するというようなことにはならなかったと思います。O氏は、地下街の再開発についても「は時期をみるべきだ。経済が成長して、今後の展開が読めるような時期に再開発をすべきではないか?」と話していました。私も松本さんも、時代の変化を見誤り、これまで信じていた価値観に疑念を持たず、市長選挙に臨んでしまったのかも知れません。

投稿: 本田政嗣 | 2013年6月21日 (金) 02時32分

本田政嗣様のおっしゃる通りだと思います。松本さんの有名な市政批判に、興味を持って近寄っていった一般市民の方々が、見事に裏切られました。松本さんは、強烈な姿勢批判をしながら、加藤市長に投票し、なおも次回の選挙で加藤市長が立候補したら投票すると公言されているのです。まだ告示もされていないのに。今さら、伐採批判をしたところで、見向きもされないでしょう。『市政批判をこよなく愛す、加藤憲一ファン』というブログタイトルの方が似合っていると思いますが。

投稿: マコマコ | 2013年6月21日 (金) 08時24分

松本様

>私も建築史を専攻した人間ですから、史跡・遺構を守ることは大切なことだと考えています・・

と書かれていますね。
小田原の史跡・遺構を今後数百年に渡って守るという観点に立って、楠という成長旺盛な木をそのままにしておかないで、遺構を守る「具体的な方法」をお教えください。
建築史を専攻した人間と堂々と言う一方で、単なる文句を言うレベルだと、もう誰も相手にしなくなりますよ。

投稿: あなたをみている人 | 2013年6月21日 (金) 20時57分

今回の決定は、松本様達が選んだ加藤市長が植栽委員会という組織を立ち上げ、2年も議論し決まった事です。その結論が気に入らない、やり直せと言うのは、市民自治も民主主義も否定する事と同じではないでしょうか。

投稿: 市民X | 2013年6月23日 (日) 07時24分

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