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2013年12月

2013年12月31日 (火)

“民主政治の健全な発展に寄与”する助成金

131231akahata1 5996億円!!たかがこのくらい良いじゃないかといえるのだろうか。この20年間で繰り返されてきた政党政治、「民主政治の健全な発展に寄与」したきたのだろうか。2014年度政府予算案にも320億円が計上されているそうです。

 この制度は、1994年の細川内閣時代に制定されていますが、さまざまな論議のなかで「企業団体献金を禁止し、公正な政党政治活動をするために、国民ひとりひとりが25円ずつ負担する」としての正当性が強く主張されたように記憶しています。企業団体献金はまったく禁止されていません。「政党助成金」はその論理が破綻しています。

131231akahata3 毎年、年末になると新たな政党が誕生します。この年末にも「結いの党」などという、奇妙な政党が誕生しました。消えていった政党もたくさんありますが、その残余財産はどうなっているのでしょうか。国庫に返納されたのでしょうか。上手に使い切ってしまったのでしょうか。2大政党の受領金額はかなり大きいものですが、使い切れずに溜め込んでいるともお聞きします。

 この国の商業メディアは、この不可解で不公正な国庫支出については、何ら問題にしていません。この助成金は「民主政治の健全な発展に寄与する」どころか、民主政治を圧殺して「戦争のできる積極的な国づくり政治」に寄与してきたのではないでしょうか。意地汚い代議制国家になったものです。

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2013年12月23日 (月)

今日はスガモプリズンの日

131223sugamo_2 1948年12月23日、極東軍事裁判で死刑の判決を受けたA級戦犯7人の政治家軍人などの絞首刑が執行されました。板垣征四郎、東条英機、松井石根、土肥原賢二、木村兵太郎、広田弘毅、武藤章の7氏です。BC級戦犯は60人の軍人が死刑執行されています 。不起訴となった4人、岸信介、高橋三吉、児玉誉志夫、笹川良一は24日クリスマスイブに釈放されました。

 A級戦犯への判決で、終身刑16人、有期禁固2人は、1952年に釈放され、多くの方が政界、実業界に復帰されています。

 画像は「サンシャイン60」という複合商業ビルです。1978年の完成時には、日本一の高さ(226m)を誇っていましたが、1990年に東京都庁本庁舎(241m)に抜かれてしまいました。

 このビルの足下の小さな公園に、平和記念碑があります。『永久平和を願って 第二次世界大戦後、東京市谷において極東国際軍事裁判所が課した刑及び他の連合国戦争犯罪法廷が課した一部の刑が、この地で執行された。戦争による悲劇を再びくりかえさないため、この地を前述の遺跡とし、この碑を建立する』と記されています。1948年12月23日午前0時20分から、この地で刑が執行されたのです。

 そして朝鮮戦争、片面講和を経て戦犯の釈放がなされ、戦前が少しずつ取り戻されていきました。岸信介氏は日本民主党を結成、吉田茂氏の日本自由党と大合同をして現在の自民党を誕生させています。お孫さんの晋三氏はさらなる「取り戻し」を成功させ、大日本帝国の再生に向かって猪突しています。スガモプリズンを取り戻すことのないことを祈るのみです。

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2013年12月19日 (木)

どうして賭博で稼ぎたいの

131216akahata2 賭博遊技場は、最大の環境破壊です。小田原には戦後すぐに、復興財源捻出とかで「小田原競輪競技場」ができました。私立大学、短大、県立高校,私立高校、市立中学,市立小学校などなど、学校が集中している地区に朝晩競輪客が行き交っているのです。外れ車券、競輪新聞、タバコの吸い殻等々が道路に散乱し、送迎バスが歩行中の学生生徒の脇をすり抜けていきます。時には競輪客による殺人事件まであります。

131216akahata 賭博は、公営のみ事業実施ができています。官僚管理の公営賭博です。カジノも同じ仕組みでしょう。胴元の官僚組織が25〜30%を吸い上げるのでしょうか。

 猪瀬ひとり芝居の影で、カジノ解禁の動きが急ピッチで進んでいます。超党派だそうです。公明党も賛同。公明な賭博ならいいということ。公明な賭博なんてあるのだろうか。胴元が一人稼ぎまくるだけで、みなさん散財して終わるのが公明正大で結構ということですか。

 手っ取り早く金を集めるのには、一番安直な事業です。全国各地で失敗したリゾート開発の残余施設が、衣替えしようとしています。小田原近郊景勝地には、小田原市が(ほとんどただで)売却した大規模リゾートホテル(開発費450億円)があります。勤労者健康増進とは言いませんが、是非是非お約束の通り、リゾート事業に専念していただくよう強く求めたい。幾度か楽しませていただいた屋内テニスコートがカジノ場になってるなんてことは困る。

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72年前の亡国犯罪を繰り返すのか

131218akahata 安倍政権のめざす路線が、かなり鮮明になってきました。NSC、秘密保護法、そして「国家安全保障戦略」という戦争準備の法整備。しんぶん赤旗はかなり的確に状況を捉えていますが、一般商業紙は「猪瀬喜劇」を面白おかしく報道し、都知事選挙にシフトしています。そんな場合でしょうか。戦争の足音は間違いなく近づいてきています。

 日本国は、安倍晋三の手によっって、見事に軍国日本を「取り戻した」ようです。平和の党?公明党の「チェック」など吹き飛ばしてしまい、猪瀬劇の煙幕の中、政変騒動北朝鮮からのミサイルが飛んでくるのを、今か今かと待っているようです。日本海での挑発事件など出てきそうですね。
 日本国の「軍事力」は、北朝鮮軍の攻撃であれば、数ヶ月で決着つけられるだけの水準には達しているはず。同盟国米国の海兵隊が手を出せば、中国軍が正式に参戦する。今回の朝鮮戦争の戦場は、間違いなく朝鮮半島と日本列島全域になるでしょう。安倍日本国は、ナチスに倣って「憲法停止」を実行してしまった。走り出してしまった軍国日本はとどまることなく戦争の坂道をひた走るのでしょう。
 反戦平和の国民運動は、起きそうに思えません。安倍政権が50%の支持を得ているとマスメディアは報じています。これまでの戦争でも日本国の人びとの多数の熱望で始まったことになっています。310万人の死は、すでに忘れ去られたのでしょうか。ヘイトデモなどに若者が参加しているようですが、アジアでの孤立化は日本軍の大きな足かせとなり、全アジアを敵に回すことになりそうです。
 2020年の大イベント、軍靴の音とともにふたたび中止となるのか。

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2013年12月 9日 (月)

史跡整備と都市整備の共生

131209heritage_map このところ史跡小田原城跡の埋蔵物調査が注目されています。中世戦国期の一部が発見されたのです。「史跡小田原城跡 本丸・二の丸整備基本構想」に基づいて整備事業が行われてきたこれまでの20年、ここにきて「基本構想」の見直しが課題となったようです。

 10月26日から始まった「よみがえる小田原城」という企画展は、このような状況の中で大きな意味を持ったのではないでしょうか。展示の充実もさることながら「図録」もたいへん充実して、「よみがえる小田原城」の方向を指し示しているように思えます。図録にも収録されていますが、ここに掲げた画像のマップは、1994年に小田原市教育委員会が発行した「歩く・見る おだわらの城下町・宿場町」という町名・地名図の一部分です。本丸、二の丸、三の丸、それに八幡山古郭の一部が示されています。

 基本構想が、小田原城跡の調査整備を本丸、二の丸の範囲にとどめたことについては、『----現存状況も多様であるところから、状況に応じた柔軟な保護、保存及び活用のための対策が必要となる。このためここでは本丸・二の丸の史跡指定地についての整備基本構想を樹立することとし----』と理由付しています。

 城跡のうち「三の丸」を除外していますが、現存状況は当時の本丸・二の丸とそう大きく違っていたようには思えません。本丸・二の丸にも公共施設が多数存し、民有地も多くありました。三の丸の状況はそれ以上であったのかもしれませんが、『中世遺構そのものである大外郭については、別途整備のための基本構想を立案することとする。』とつきはなした中に包含させています。

131209birdseye  現在でも、この三の丸には公共施設が多数存在し、民有地も散在しています。小田原市は1990年にこの三の丸を市民ホール用地に使おうという「検討案」が示していましたので、それを引き継いで馬出し門の真っ正面に「城下町ホール」という拙速な案が実施設計まで進んでしまい、工事入札寸前に「市長交代」で白紙に戻りましたが、数ヶ月後には再びこの三の丸に舞い戻るという醜態がいまだ継続しています。

 「芸術文化創造センター」は、この町にとって欠かせない大きな事業です。全力で市民も支援すべき事業です。しかし、この三の丸は小田原城跡を市民の歴史資産として活かし育てていくにあたって、きわめて大切なバッファー用地なのです。ここに、この時代に大型の公共施設を新設するというのは、小田原都市整備にとって取り返しのつかない負債となります。

 正規登場ルートという課題を含めて、小田原城跡を公開周知していくための常設展示施設、あるいは収蔵、研究、発表の施設などをクラスター状に臨機に時間をかけて展開する博物地区にするべきではないでしょうか。

 拙速な「ホール建設」でこの地を固定してしまうことは、小田原という「歴史都市」の衰亡に繋がりかねません。早急に、大胆に施策の転換を求めたい。(城址のbirds-eyeは「図録」06頁から)

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2013年12月 7日 (土)

史跡・小田原城址公園を豊かな市民資産に

131207trainpark  今朝のウォーキングは9時ころ、城址の裏口からごみ拾い登城をしました。遊園地には、もうたくさんの子供連れが見えていました。スタッフもきびきび動かれて、年末・正月の来客準備はOKのようでした。城址は史跡ではありますが、市民のレジャー施設としての役割も大切ですよね。不適切施設として邪見に扱われないことを切望します。

131207heritage_2 本丸広場に出ましたら、天守閣が開館していました。ゴミ袋を下げたままでしたが、ずっと気になっていた企画展「よみがえる小田原城」を見学する一大決心をしました。天守台までの石段は,途中休憩一度だけで何とか上りきりました。ここまでくれば、後はなんとかと思いきや、やはり企画展会場の4階までは各階毎に一休みしてたどり着きました。こういう文化財公開とユニバーサルデザインの融合は、難問ですね。

 企画展はとても力のこもったもので、小田原市民のみなさんにはもちろん、観光来客のみなさんにもぜひ見て欲しいと感じました。曲輪ごとの解説などはとても分かり易い案内です。八幡山古郭東曲輪も丁寧に解説されていました。ご存知でしょうが、この曲輪には沼津の業者による巨大マンションの計画が進み、用地の公有化を求めて長い間果敢な市民運動(2004.12.〜2005.6.4.)が展開されました。前市長小澤良明氏の尽力もあり、何とかぎりぎりで「八幡山古郭東曲輪公園」の用地を保全することができました。この経緯なども曲輪公園碑の片隅にでも記載してもらえるといいのですが----。

131207kokaku_view せっかく4階まで参りましたので、天守展望テラスに出てみました。画像はそこから北側の景観です。右端に見える空地が八幡山古郭東曲輪の現状です。ここまで上ると相模灘が一望できてすばらしい眺めを楽しむことができますが、かなり上り坂は大変です。今日は快晴、美しい雲がたなびいていました。これから、この古郭地域どのような展開になるのでしょうか。

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2013年12月 4日 (水)

異次元の金融緩和と雇用者報酬の減衰

131204akahata 

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秘密保護法と「公明党」

131204tokyo 秘密保護法案の国会審議は、いよいよ大きな山場にかかってきています。今日の東京新聞の投書は、多くの人びとが疑問に思っていることを代表してお書きになっているとも言えるでしょう。まったく伝わっては来ませんが、公明党や創価学会の中では、疑義、異論が出されていないのでしょうか。

 思想信条の自由、政治の公明という命題は、創価学会の支持の上に成立している公明党にとっては、基本的な立党精神のはずです。投書者が疑問に思われているように、自民党、特に安倍政権の暴走を政権与党として、監視するどころか、傍観し、協同していることは,信じがたいことです。

131204akahata1 同じく今日のしんぶん赤旗では、画像のような小さな記事で、政府与党連絡会議の場で、公明党代表の山口氏が「軽減税率」の導入決断を求めたと報じています。

 「軽減税率」については、低所得者層にとっては極めて大きな問題であり、国際的にも当然のようになされていますが、日本国ではこれまで一切実施されていません。来年度からの8%消費税の段階でも排除されてしまいました。公明党の要求は10%段階での実施を決定させたいということのようです。

 秘密保護法への公明党の対応を、「軽減税率」を人質に取って沈黙させているということではないでしょうか。安倍・石破的な強権政治には、創価学会も公明党も将来不安を大きく抱えているはずです。その恐怖を押さえ込んででも、「軽減税率」導入を実現させたいのでしょうか。両党間に「特定秘密」になるような密約があるのでしょうか。事情通の方お教えください。

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