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2014年1月13日 (月)

歴史系博物館は城址の至近に

140109kanagawa 神奈川新聞記者による小田原市文化部の取材記事です。市長2期目の施策指針の一つ「博物館の整備」が、2014年度に動き出すとのことです。

 小田原市はかねてより「歴史と文化の---」と唱えてきましたが、博物館機能を果たす施設はきわめて貧困です。史跡の調査整備には、それなりの費用投下をしてこられたようですが、なんとも不思議な歴史都市になっています。城跡はお祭りのためのものなんでしょうか。
 都市にとって、小都市であろうとも、そのアイデンティティを支えるものとして、それぞれに博物館施設を有しているものです。小田原市の文化財調査、あるいは広報の水準は決して低いものではないと思いますが、適正な機能を持った保存、展示施設は充足してるとはとても思えません。
 今年度から、検討組織を設けて立地条件などを具体化するとのことですが、立地として最適な用地は城下町ホール計画の頓挫以来、暫定利用地として残置されています。しかし残念なことに、同じ文化部の所管事業として、この用地において「芸術文化創造センター」と言う大規模施設が計画されているようです。実現はかなり困難なご様子ですが、万一、無理無理にここに窮屈な大規模建造物が出現すれば、博物施設としての最適な用地が永久に失われ、取り返しのつかないことになってしまいます。
 小田原市という「歴史都市」にとって、城址前面のこの用地はかけがえのないものです。一定の時間をかけて、歴史地区整備に供すべきです。
 市民ホールは、広域交流拠点として商業地域である「小田原駅東口お城通り」の「市有地」に設置することが最もふさわしいことは、誰の目にも明らかなことです。事業者募集(PFI?)であろうと、実現可能性は高いはず。速やかな決断を求めたい。

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