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2014年3月16日 (日)

「震災から3年 それからの飯舘村の報告」

140316uragami 今日の午後、「市民政治グループ@あしがら」主催の標記の政治サロンが開かれました。報告者の浦上健司さんは、福島県飯舘村に定住して、環境と生活の関係性についての研究に携わっていられましたが,2011年の大震災・放射能汚染以後は、村民の避難生活の充実や生活再建などの支援にも関わってこられたとのことでした。

 2013年7月のワークショップで収集された被災者の意見を詳細に記載したペーパーが、席上で配布されました。20項目の設問に対する主たる意見が収録されていました。被災者の苦痛、行政不信、将来不安、そして諦念も語られています。

 「農地・宅地を買い取って欲しい」「災害公営住宅に住みたい」という要望がありました。この災害大国で「不動産」とされてきた資産が、使用不能になってしまうという体験が、「先祖伝来の土地」を手放して公営住宅に住むという選択に至らせたのでしょう。日本風土の土地信仰が崩潰したのです。既に3年、狭隘で粗悪な仮設住宅(長屋)での生活から、住宅を所有せず公営賃貸住宅を求めるという考えに変わったのでしょう。

 多発する自然災害・人為災害による生活破壊、復興の放棄などを経験した市民に、住居の自己所有の危険さを知らしめることになったのです。衰退を続けている公営住宅事業、あらためて積極的な取り組みが求められています。

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