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2014年5月30日 (金)

小田原市芸術文化創造センターの基本設計と整備に係る地域説明会(幸地区)

 140529city_hall2 「小田原市芸術文化創造センター」、なんとも長ったらしいネーミングをしたものですね。長くて言い訳がましいネーミングは困ったものです。その事業内容の初めての市民に対する「説明会」は、「地域説明会」つまり、周辺の「幸地区」自治会の住民対象として開かれたものでした。私も幸いなことに、幸地区27区自治会員なので出席の権利がありました。(6月には「十字地区」説明会があるそうです)

 なぜ、地域限定なのか?それは「市道2197の廃止」の地元同意を得るためのようです。市道が生きているのに、その用地の上に建築物の設計を進めることは違法ではないかとたびたび疑問を呈しましたが、文化部の話では、「市道廃止はすでに地元の了解を得ているので何ら問題はない」との説明でした。

 この地域説明会には、それぞれの自治会長さんもご出席されていました。担当課長の長ったらしい「文化芸術創造活動」の説明、なんと50分も続きました。参会者の気持ちとすれ違っているようでしたので、しびれを切らして『運営については十分なので、整備について説明されたい』と不規則発言をしてしまいました。 

 140529city_hall1 市道2197(画像の青い線)の廃止。小田原市政府は簡単にお考えのようですが、現況の市道2197は、「城下町ホール」事業のために「付け替え」した新道なのです。付け替えしたけど城下町ホールは廃止になったので、付け替えは無駄になっているのです。今回の廃止で市道を「芸術文化創造センター」の用地のために更地整備してしまって、もしこの「------センター」の設計が放棄されてしまったら、再度の無駄になるんですよね。

 この事業、基本設計も終了していないのに、実施設計等の委託費用の予算は、1億6492万円として、市議会の議決を得ているのです。市道廃止の議決はいまだ上程もされていないのですよ。こんなことが許されるんですかね。

 質問の時間に入り、最初に私から基本設計終了前に実施設計の契約をするような無謀なことは駄目だと発言した後は、この市道廃止についての疑問に集中しました。かなりきつい質問と意見が巻き起こりました。文化政策課はこんな事態は「想定外」だったのでしょうか。新たに設ける一方通行の「生活道路(画像の赤い線)」近接の住民の方からは、4m幅の狭隘道路の危険性と、自動車通行による生活環境の悪化について、承服できないとの発言がありました。

 この「生活道路整備」の「現況の道」は、建築基準法で言うところの42条2項道路(昔からの9尺道路や2間道路など)ですから、通過交通などは考えられない「道」なのです。道路廃止というシリアスな施策実施のために、何の調整もしていなかったのでしょうか。信じがたい思いでみなさんの声をお聞きしていました。

 『道路廃止が承認されてから、実施設計等の委託契約をするべき』と申し上げましたが、それでは間に合わないというご回答でした。住民の声は無視して「間に合わせる」ことのどこに合理性があるのでしょう。「2020TOKYO」の影響で、工事委託の費用が大幅に増大する可能性が極めて強いこの状況で、再び実施設計が宙に浮いてしまうような悲劇は繰り返すべきではありません。慎重で誠実な施策の推進を強く求めます。

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