« 2014年8月 | トップページ | 2014年12月 »

2014年9月

2014年9月10日 (水)

日の丸議場に掲揚すべしとの陳情

140909flag

 今日の小田原市総務常任委員会の「議題」一覧。“補正予算” “三つの条例改正” “救命資機材の購入” "本会議場に日の丸掲揚すべしと言う陳情”というような議事次第でした。
 「日の丸」陳情審査の傍聴のために出かけて行ったのです。陳情者岩越豊男さんという初老の紳士が陳述されました(この陳述のためにわざわざ閉会して、陳述終了後再開するというわざとらしさ、一般市民の発言など議事録に残さないということか)。
 岩越さん、まっとうなニッポン人民だと思いますが、日の丸、日輪の旗がこれまでなにをしてきたかご存じないようで、「---オリンピック開催を目前に控え---」と言う国際交流に資するため議場に掲げろと言うご主旨。
 委員会審査の採択結果、小澤峯雄、鈴木紀雄、井上昌彦の3委員が賛成、田中利恵子委員が反対、佐々木ナオミ、安野裕子、奥山孝二郎、俵鋼太郎の4委員が継続審査、ということで継続審査(大村学委員長は議長であり採決に加わららない)。
 「日の丸強制」は地域社会を分断します。多数決で決めるようなことではありません。日輪旗が、アジア太平洋の地域で2千数百万人の死に掲げられたこと、忘れるわけにはいきません。私は、日輪旗強制には決して承服しません。
 この陳情、秦野市の田村元男さんと言う方との連名でしたが、この方「秦野市の教育を考える会代表」だそうです。秦野市で沢山の陳情を出されています。小田原にまで陳情を拡大されて、なにをお考えなんでしょうか。県西ネトウヨ老人代表なのかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

都市計画審議会というもの

140901kokkousho 9月1日〜4日にFBに連載投稿した記事の再録です。

 日本の都市を維持し整備していく仕組みを訪ねます。戦前は「内務省」が都市整備に係るすべての権限を持っていました。1945年、敗戦「民主化」で「都市計画中央審議会」が建設省に置かれました。2000年、省庁の「大改革」で「国土交通省(画像)」が誕生するとともに、運輸交通を含んで「社会資本整備審議会」に姿を変えました。都市計画部会の委員は14人、すべて学識経験者です。

140901tochou1 今月末から解体撤去工事が始まるという、話題の国立霞ヶ丘競技場建て替え、すべては「東京都都市計画審議会」で何事もなく承認されています。こんな凄い都市計画の変更決定が審議なしであっさり承認。その「第201回東京都都市計画審議会」の様子を訪ねました。審議会委員は33人、内訳、都議会議員16、中央官僚7、市町の長6、学識経験者4などです。出席者は21人。傍聴者なし。

140901tochou2 議長(建設経済研究所会長)が「国立霞ヶ丘競技場建て替えの取り組みが本格化してきた---」と、後追いの審議を何事もなきかのごとく説明して「ご質問ご意見、特段ないようですので---」と言いかけたとき公園関係の専門家女性委員が遠慮がちに「---ユニバーサルデザインの徹底を---」との発言があって終わり。「ありがとうございました。全員賛成と認めます」との議長発言。審議会と言うより説明会です。これが、かの驚愕の高さ75mの地区計画などが決定した「東京都審議会」のすがたです。(都庁舎は経年20年で現在大修理中、姿を消した訳ではありませんが、ここでは案内図をご覧ください)

140904kenchou 県政府とは誠に馴染みがありません。県知事とも県会議員とも接触はほぼゼロ。都市計画審議会、もちろん傍聴したことなどない。小田原に置かれている県の総合庁舎、県西地域県政総合センターにも、年に1、2回くらいしか行かない。都市計画審議会の委員、県会議員9、学識経験者9、中央官僚6、市町村の長6、臨時委員1、都合30人で東京都とはかなり構成が違い、都市計画の専門家が2人いますね。大したもんです?議長は東京工大の名誉教授(専門は交通)。

 3月27日の第221回の議事録が公開されています。「---傍聴人は1名、定員に余裕があるから、入室させたい、よろしゅうございますか」「異議なし」傍聴人入場「注意事項に反すると退場していただく、御承知置きください」「それでは議事にはいります」と言うことで開会。
 案件2件、「---幹事の説明の方をよろしくお願いします」 「御意見がないようですから、原案どおり可決してもよろしゅうございますか」「ありがとうございました。全員賛成と認めます」

報告3件、近藤県議、高橋県議、高見沢教授から質疑あり、幹事が説明。
「本日の審議会の議案は全部終わりましたので、これで閉会といたします」
ほとんど県の職員の説明を聞くだけで精一杯。やっぱり説明会なんですね。それでも、委員会配布資料が公開され、速報、審議結果、議事録の公開も遅くない。東京都に比べると、かなり益しのようです。

140904odawarajou 住民にとって最も馴染み深いのは市町村政府です。日本国の統治制度でも、見てくれではその通りですが、権限の配分財源の配分では、全く逆になっていますよね。なにをやるにも「交付金・補助金」などという縛りで制御され、3割自治とか1割自治とかいわれています。都市計画の権限も全くその通りですが、小田原市都市計画審議会を訪ねてみます。
まず委員構成、市民6人、学識経験者5人、市議会議員4人、関係行政機関(県)3人、臨時委員2人、都合20人となっています。市民委員がいられるのですが、例によって自治会総連合、商工会議所、農業委員会から3人で、公募委員は3人です。前年度から引き続き、会長は東洋大学教授、副会長は横浜市立大学准教授です。

 今年度第1回、5月26日の審議会議事録が公開されています。正副会長以外の学識経験者は全員欠席。いつもそうなのかな。他に農協の臨時委員が1人欠席で都合16人が出席、傍聴者はなし。

審議案はなく、報告事項が1件、「県西部都市圏交通マスタープランの改訂及び都市・地域総合交通戦略の策定について」策定された都市計画課長が26頁ほどある報告書を丁寧に説明します。

会長「ただいまの説明に関し、ご意見、ご質問をいただきたい」まず原田市議から誤謬の指摘。公募市民から「JR御殿場線はSuicaが使えない」など3点ほどの問題指摘。つぎも公募市民から「駐車場の整備」の指摘。女性の公募市民からは「“リタンダンシー”なんて市民は知らない、わかりやすい日本語にして」とのもっともな苦情。後は3人の市議1人の臨時委員から問題指摘があって、会長から「長時間にわたり、ありがとうございました」で閉会。論議が長くて草臥れたようですね。

でも県の審議会と違って、「委員発言」はかなりなされたように思えます。
次回は例年通り8月開催と言われましたが、まだのようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年8月 | トップページ | 2014年12月 »