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2015年9月20日 (日)

小田原市芸術文化創造センター第1回意見交換会

150919_6 今日の午後2時から5時(閉会予定)まで、標題の会議が市役所7階の大会議室で開催されました。開会前から100人ほどの市民の皆さんが集まられていました。

 市長、副市長はご欠席とのことでした。
 文化部長がこの会の目的など短く話されました。
 4つの解決選択肢がある。①延期案(2022年以降開館) ②設計見直し案(2019年以降開館) ③分割工事案(2018年以降開館) ④事業提案案(2018年以降開館)だそうです。この4つから選択して、意見を配布用紙に記入して提出せよとのこと。
 説明に入ると、説明者はなんと、設計者新井千秋さんでした。とても丁寧に作成された資料を延々1時間も、力説されました。参加者一同あっけにとられ、幾度も簡明にと注意したのですが、熱弁は続き、徹夜してでもやりましょうとのこと。皆うんざりでしたが、休憩を挟んでの再開後は市の説明は何もなく、市民意見発言に入りました。
150919_7 私は、2番目に発言しました。都市計画図を示してこの三の丸地区は、商業地域でありながら、風致地区に指定され、しかも高度地区として、お堀端前面高さは15mに制限された特殊な地区、小田原城址という歴史遺産の正面にあたる地域です。この位置にパフォーマンスアートの大建築物を設置することは、大きな禍根を残す。
 加藤憲一市長の施政方針(2008.6.)です。

「まず、(仮称)城下町ホール建設計画は、利用価値が高く市民に愛されるものへ転換します。

 新しい計画は、音楽、舞台、展示、各種イベントに便利な、多くの市民に素直に歓迎される、利用価値の高い市民ホールを目指します。そこで、市民・専門家・職員による検討委員会を立ち上げ、本格的かつ集中的な検討プロセスに入ります。

 具体的な対案については、現段階で最も本事業の趣旨に適い、また小田原駅周辺の活性化に貢献する案として、お城通り地区再開発事業の予定地に用地を変更することを提案します。遠くない将来に一体化が進められる2市8町の広域での役割分担を視野に、新たなホールの機能及び規模などの再設計が必要です。

 なお、現在の計画予定地は、小田原城の正面玄関であること、小田原城周辺の観光回遊ルートの中心に位置することから、小田原の地域経済に最大限貢献できる立地活用を実現するべく、歴史博物館/美術館/図書館/物産センターなど、恒常的に地域内外からの来訪者を迎え入れ、交流人口の大幅拡大を担うことのできる用途が望まれます。そのための検討委員会を民主導で同時に立ち上げ、可能な限り早期の事業化を目指します」

150919navi_2

 位置関係は、この小田原ナビ図の通りです。現在のホール整備用地は、城址馬出門の真正面にあたり、大手門復元などの重要地でもあります。

 お城通り地区再開発事業の予定地は、旧国鉄の貨物ヤード跡で平成元年ころ、小田原市が「清算事業団」から譲り受け、その後周辺民有地の買収を進め、再開発用地がほぼまとまった状況まできています。今年度事業として駐車場ビルが現在工事中です。11月には開業と聞いています。
 残置部分が約5,800㎡、長手方向は120m以上あります。この用地は鉄道交通がありますので列車振動などを懸念される方もいられますが、現在の基礎土工事の技術では適切な追加工事で解決できます。

150919_8 小田原ナビ図とオリエンテーションが違って、分かりにくいのですが、北は斜め右になります。この用地に、新井設計の大ホール部分をプロットしてみました。

 この用地の強みは「交通至便」で、神奈川西部の市民にとっての利便性は抜群です。

 この用地の整備担当は「拠点整備課」ですが、先月からアンケート調査を行っています。ホテル・コンベンションホール・商業施設などをどのようなものが良いですかと、これまでの失敗事例通りの問いかけをしています。

 この「再開発用地」は、平成時代を通して3度に渡って、事業計画が立てられ、その都度大きな費用を費やして頓挫してきています。加藤市長が主張されるように、この用地こそ大ホールにとって最適の用地です。オリンピックの新国立競技場のジュニア版のような失政は、やめましょう。正道を進んで、長年の懸案を解決しましょう。

 この事業ならば、承認された73億円を増額することなく、大ホールが早期に立派な姿で完成します。小ホールについては、現在の「市民会館小ホール」と市役所構内の「ケヤキホール」の小規模改修などで、代替しましょう。「新小ホール」は展示施設とともに、三の丸地区の「歴史文化研究展示施設ゾーン」の中心的施設として設置する計画を進めましょう。

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