ニュース

2013年6月15日 (土)

1937年の新聞と2013年の新聞

130615contest 紫金山とは南京市北東部にある景勝地の山です。「東京日日新聞」は「毎日新聞」の前身です。もちろん今日の毎日新聞の報道姿勢は当時とは違うと思います。でも、びっくりしますね。wikiでは"contest to cut down 100 peoplle"と表記されています。(Wikipedia

130615asahi  なぜ、こんなひどい話を思い出したのか。今日はいろいろ多彩なイベントがありましたが、締めくくりは新宿でした。帰路にキオスクで買った朝日新聞の夕刊記事を読んでのことです。かなり性質の違う「事件報道」ですが、マスメディアの業(ごう)に目を覆う気持ちがしたのです。

 この二つの大手新聞社、立派な企業ですし、それなりに社会的使命を果たされているのでしょうが、この記事はなんとも気持ちの悪いものです(特派員さんご免なさい)。レーシングカーの試乗記ではないと思いますが、「独特の加速」を報道するより、離島防衛のための自衛艦への着艦の「歴史的瞬間」の評価を報道して欲しいですね。大手マスメディアの姿勢は本当におかしい。「後世の歴史家の評価に任せる」のかな。

(1937年の新聞はWikipediaにアップされていたものです)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年3月 4日 (月)

大手メディアには調査報道力は無い?

130303tokyo いまだ、日刊新聞は大きな情報源です。画像に示した事件は、この国の報道の実態をぶざまにさらけ出したように思えます。大手全国紙の情報収集力は極めて巨大なものになっているはずですが、この事件に対する取り組みは、なんとも無様なものです。どうして自らの能力を結集して調査しないのでしょうか。警視庁記者クラブだけが情報源なのでしょうか。はみ出すことはできないのでしょうか。

 警察組織だけでもかなりの情報量を蓄積されているはずですし、このようなネット犯罪についても一定の掘り下げはできているはずです。メディア側としても、クラブ発表の仕掛けなどはこれまでの経験で、真相を把握する糸口はあるはずです。

 情報の受け手側としても、この事件の経緯には腑に落ちない部分が多々あります。これまでの冤罪事件、現在進行の冤罪事件に果たしている「メディア責任」は非常に大きいことに少しは思いを馳せてください。こういう情報も流れているんですよ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年8月13日 (月)

未来への希望

120814tokyo_2 ロンドンでのオリンピックが終わりました。3度目だそうで、ひょっとするとこれが最後かとでも言うような、「歴史愛」に富んだイベントでした。ロンドンの街を、世界に知ってもらいたい、どうだ、というこころが痛いほど伝わってきました。TV中継がもう少し気が利いていればと思わせたマラソン中継でした(BBCなのかな)。
 ところで、今日の夕刊、嬉しいですね。写真全部が女性です。時代の危機をいち早く察知して、踊りだしてくれたようです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2012年7月 2日 (月)

日曜日の新宿 Flash Mob 各紙の報道

120702tokyo 今日の東京新聞です。
 金曜日6月29日の「20万人大行動」に続いて、7月1日日曜日の午後に新宿中央公園に集結して、街頭行動「野田やめろデモ」をしようという呼びかけがなされました。その呼びかけ文です。『去年の原発事故以降、原発や放射能の恐ろしさもわかって来たし、そんな危険なものを金や利権に目がくらんで止めることができなかったという日本社会の構造もついにバレてしまった。そんなこともあり、世論は完全に脱原発の方に向かっている。にもかかわらず、野田首相は何を思ったのか、再稼働すると言い出した。しかも! それどころか、これまで取って来た「脱原発依存」という政府方針すらも覆して、結局「原発は続けますよ!」という宣言だった!!!!!去年から今年にかけて、ものすごい被害とものすごい議論が巻き起こり、いろんなものが変わり始めようとしていたのが、一気に、また腐りきって何も動けない日本社会に戻ってしまうという話に等しい。世論調査でも7~8割の人が「原発要らないでしょ」と言って来たし、そのためにいろんな人が新しい努力や試みも始めてるってのに、それはなんだったの!? 今回の再稼働宣言は、ごく少数の原発利権の連中が、自分らの都合で約1億人(日本の8割)の脱原発を望む人々の意思を封じるってこと。まったく、とんでもない! こら、野田!! この期に及んで、まだ金や利権を優先して人の安全な生活を捨ててしまうという、とんでもない方向に行こうとしているなら、そんな政権はもういらないよ!!
あんな、何も人のことを考えてない政権を生み出してしまったことを反省しつつ、いまこそ責任を持って退陣を要求してしまうしかない!!』というかなり元気な自由人たちの主張です。
 そのデモは、あいにくの雨の中でしたが、中央公園を1,000人ほどでスタートしましたが、東口駅前広場を埋め尽くした時は、8,000人ほどにふくれあがったと主催者は発表しています。
120702kanagawa 今日の神奈川新聞です。
 先月からとうとう東京新聞を購読し始めました。小田原市民、神奈川県民としてはやや忸怩たるものがありますが、久しぶりの夕刊などを楽しんでおります。神奈川新聞は、これまで「規則正しく」大衆行動の報道は差し控えられていたようでしたが、6・29の報道で壁を乗り越えられたのでしょうか、昨日の新宿デモをきちんと記事にされました。「子どもに未来を--」という1段見出しはささやかですが良いですね。自社取材記事のようですが、「1,000人以上が集まり」というのはいかがでしょうか。地方新聞として、記者クラブ記事ではない足で稼いだ市民イベント・政治記事などがもっと欲しいですね。
120702akahata_2
 今日のしんぶん赤旗社会面の記事です。
 「原発やめろ・野田やめろ」という見出しは、呼びかけ人の主張を反映しています。さすがに政党機関紙らしくて良いですね。しんぶん赤旗は、いわゆる商業新聞(かつては「ブル新聞」と呼ばれていた)と違って、明確な理念主張を持って、記事を書かれています。原発再稼働の大衆行動については、全国の展開を丁寧に報道されています。この新宿デモも、第1面でも報じ、この画像は関連記事です。
 これまで、街頭デモや大衆集会は労働組合や政治団体などで構成する「実行委員会」の統制の元になされるのが一般的で、文化人などの呼びかけで大きな行動が「組織」されるのは極めて異例でした。このところの「街頭行動」は、インターネット上での呼びかけで大きく展開して実施されるようになってきました。特にデモ行進無届けの「官邸・国会包囲行動」は、この国では未経験の事件です。既成政治勢力のヘゲモニーが、オンライン合意による主体に移動したと言えるのでしょう。Flash Mob というのが適切かどうか分かりませんが、いま世界での大衆抗議行動はもちろん、文化的なイベントなどもこのFlash Mob 手法に傾いています。これらの新しい政治行動が、整然と混乱なく実施されている姿には、新しい展開が予測されるように思います。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年12月21日 (水)

日本の新聞

111220newspaper 12月19日火曜日の夕刊1紙(朝日)と20日水曜日の朝刊3紙です。17日土曜日朝の「金正日総書記死去」が19日の正午に発表されたことを伝えています。隣国日本にとっては大きなニュースかもしれませんが、TV報道の「特番体制」や新聞の巨大見出し、特集記事などなど、ちょっと大騒ぎし過ぎではないでしょうか。「北朝鮮」は悪の枢軸という「ブッシュ語録」で定義されている隣国ではありますが、一昨日からの商業報道には違和感がありました。公明新聞としんぶん赤旗という政党日刊紙の扱いは、第1面ではありますが冷静な扱いです。この政治的事件に対する商業紙と政党紙の対応の違いが際立っていました。商業紙の大見出しは「死因」、政党紙は「権力継承」です。この一国家元首の死去事件からも、商業紙の読者認識が良く現れているように思えます。
 私たちは、日刊新聞から社会・経済・政治の変動を読み取っていますが、政党日刊紙記事からは、商業紙で得られない「まっとうな報道」を得ることができます。もちろん政党紙ですから、自党の政治活動や選挙活動などに独善性を感じることはありますが、広告主に配慮した商業紙にはできない報道は貴重なものです。特にこのところの電力産業に切り込んだ報道などは得難いものです。私たちは商業報道の限界を、「311」以後、思い知らされました。小田原市議会「図書コーナー」から、政党紙が撤去され、商業紙だけになったこと、とても残念です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)