ペット

2013年8月30日 (金)

被災時の伴侶動物同行避難

130830koumei 環境省の中央審議会には「動物愛護部会」というのが設置されていて、必要に応じて年に数回部会が開催されています。霞ヶ関の審議会等の傍聴経験はあまりないのですが、この部会の傍聴者の多さにはかなり驚きました。私が傍聴した際は100人ほど居られました。市や県の傍聴者制限は厳しくて、3人とか5人とか言うのさえあります。環境省自然環境局の総務課に「動物愛護室」が置かれて、6〜7人の職員んさんが執務されていて、この部会の事務局を担っています。

 衆参両院の委員会などでも、昨今は「伴侶動物」「動物看護」「同行避難」などと言う目新しい用語が市民権を得てきたようです。
 今回の環境省の「指針」もこういった「伴侶動物」の社会的環境の変化に対応したものと思われます。災害時対応は、基礎自治体の力量に掛かってきますが、現在の「地域防災計画」では、その扱いを「各避難所運営委員会」の判断に任せるとしているものがほとんどで、マニュアルは整備されていません。行政、獣医師、飼育者、関連商業者などによる検討委員会を設置して、「同行避難マニュアル」の策定を急ぐべきです。
 小田原市の場合、「小動物」の所管課は環境保護課、避難は防災対策課となっています。現行の「小田原市地域防災計画」策定の際に、「小田原城址公園愛犬家の会」のメンバーと小田原獣医師会の獣医師とで担当職員との「非公式」の話し合いが一度だけもたれたことがありましたが、行政側は避難所運営委員会の判断に任せると言うだけ、同行避難の具体化には踏み込めませんでした。
 被災時の混乱を少しでも軽減できるように、全市の避難所が有効に対処できる具体的マニュアルを、早急に策定する必要に迫られていると思います。

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2009年10月 4日 (日)

小田原城址公園愛犬家の会一周年

081003warning 昨年2008年10月13日に初めて「愛犬家の集い」を持ちました。25人の方の懇談などを経て、「小田原城址公園愛犬家の会」が生まれました。この画像は2008年10月3日に「お茶壺橋入口」の駒止にある警告版を撮影したものです。この警告は、犬飼育者のマナーが悪いので、ルールが守られない場合は城址公園内への立入りを禁止するというものでした。既に、お茶壺広場の芝生は立入禁止になっていました。主たるマナー違反は「糞放置」との管理者のお話から、城址公園で犬の散策をされている方々が呼びかけあって、愛犬家懇談会に至ったのです。翌年2009年1月17日には、公園管理に関わる観光課と環境保護課の職員さんにも参加いただき、行政と犬飼育者の意見交換がなされました。
090510wanwan この懇談の中から2月11日の「ワンワンクリーン大作戦」が誕生し、それ以後毎月第2日曜日に欠かさず大勢の愛犬家が集まって、クリーン作戦を行なってきています。この画像は5月10日の第4回クリーン作戦に加藤市長が立ち寄られた際のものです。放置糞は毎回数個発見されますが、ほぼポイ捨てごみ回収作業です。みなさん,お揃いのバンダナとワッペンを付けて作業に参加されています。回収ごみは、分別して公園管理者に処理していただいています。糞は「燃せるごみ」に分別していますが、糞の堆肥化を実践している会員からは、城址公園にもコンポストでの堆肥化試行をやっていただきたいとの提言をしております。
091003warning この画像は、上の警告版画像からちょうど1年後、2009年10月3日のものです。先月17日に亡くなった「ウメ子」のお別れ会の大きな案内板が見えますが、かつての「糞放置注意」「立入禁止予告」の警告版は無くなりました。「ポイ捨て禁止の警告」と「お別れ会案内」の間に一周年記念行事の案内リーフを入れた小さな箱が見えます。集いは10月11日(日)午後1時30分から小田原市民会館第3会議室で行なわれます。会の報告や計画なども話し合われますが、小田原獣医師会のご協力で、清水敦志先生(ミユキ動物病院)の記念講演があります。大勢の愛犬家の方々にお集まりいただき、動物愛護,動物飼育、環境保全など、愛犬家の熱心な活動が一層拡大していくものと信じております。

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2009年8月14日 (金)

動物愛護

090814umeko 民主党政策集 INDEX 2009(7/23)には、環境のカテゴリーに、次のような「動物愛護」の1項が掲げられています。
『動物愛護の徹底に向けた取り組みを一層進めます。特に①動物実験の3R(代替法、数の削減、苦痛の軽減)の明文化②動物虐待に対する罰金増額③動物由来感染症の予防と生態に応じた飼養の努力義務化④移動販売業・理美容業(ペットサロン)の動物取扱業への追加等を進めます。また、不幸にも捨てられた犬猫が殺処分されない よう、環境整備として犬猫の保護期間の延長、保護施設の拡大、NPO等への譲渡の推進などに尽力します。』
 一昨日、民主党の候補者とお話する機会をつくっていただいたので「民主党政策集 INDEX 2009」とマニフェストの位置付けについてお尋ねしました。「私はマニフェストづくりに関与していないので、はっきりしたことは言えないが、INDEX というように目次、検索項のようなものではないだろうか。マニフェストは、議員任期中に達成することを約した事項で、政策集は目標事項ではないだろうか。」このような回答でした。この政策集、かなり多岐にわたる「目標事項」をあげていられます。正確に数えたわけではないのですが、200項くらいありそうです。マニフェストと違い、とても分かりやすい政策各論です。それが、マニフェストでは、55項に選別されています。もちろん「動物愛護」はありません。(他の党の政策にも見当たりませんが)動物愛護どころの騒ぎではないよということでしょう。
090810kanagawa 今週月曜日の神奈川新聞のコラムです。ご承知のように、小田原城址公園に飼育されているゾウのウメ子さん、城跡として動物園は不適切施設と言われ続け、厄介物扱いで歳を重ね推定62歳とか。彼女自身が望んでここに暮らしているわけでもなく、抗議の一言もいえない。後期高齢動物としては、環境変化に対応できないから転居は無理、静かに「死」を待とう、ということなのだろうか。
 このコラム氏は、ウメ子さんの扱いに童話「かわいそうなぞう」を想起されています。毒殺に失敗した上野動物園が選んだ処理方法は餓死。「象たちは餌をもらうために必死に芸をしたりするが、ジョン、ワンリー、トンキーの順に餓死していく」という光景を描いた童話には、戦時非常体制とは言えアニマルライツの抹殺、戦争の惨さにおののく思いがします。明日14日に、TBSラジオで秋山さんが朗読されるそうです。いのちを考える8月です。

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2009年4月14日 (火)

桜の日々(3)

090403post2 2月から始めた「ワンワンクリーン大作戦」、4月12日の日曜日が第3回目でした。ポスト広告紙が告知広告を出していただいたこともあり、たいへん大勢の愛犬家が参集されました。快晴に恵まれ、最後の花見客の雑踏の中でゴミ回収が行なわれました。「小田原城址公園愛犬家の会」は、これからいくつかの活動を計画されています。昨年10月に懇談会開催を呼びかけてからほぼ半年ですが、既に66人(世帯)の方が参加されています。
 犬飼育のマナー向上が第一目標ですが、城址公園の環境保全整備も大きな目的で、観光課と環境保護課のご協力もいただいております。日本国でも「動物愛護法」の整備が進み、環境省自然環境局に「動物愛護管理室」が設けられるまでになりました。中央環境審議会には「動物愛護部会」があり、現在は昨年の中国産ペットフードの事故を受けて「ペットフード小委員会」が組織され3回ほど審議が進んでいます(農水省と恊働)。自治体の「動物愛護」の所管は、都道府県、指定都市、中核市計103自治体では「動物愛護管理行政担当組織」が指定されています。神奈川県では「保健福祉部生活衛生課乳肉衛生・動物保護班」が担当とされているように、何処も「動物」は産業動物・畜産を所管する部署に置かれています。小田原市では環境部環境保護課の「畜犬登録」事務の関連として動物愛護行政の窓口になっていますので、愛犬家による「放置糞」とゴミの回収という活動にはぴったりの所管ではあります。
 小田原城址公園愛犬家の会は「人と犬との幸せな生活〜人と犬との共生を通して,暮らしやすい街づくりに努めることを目的とします」と謳っているように、人と犬との共生環境の整備が活動の中心になっていくでしょう。人が犬を愛護し、犬が人をサポートする、高齢少子化社会の中でこんなまちづくりが始まっているのです。
 次回は,5月10日(日)午後2時に行なわれます。「市民と行政の共生」のためにも、さまざまな方のご参加をいただきたいものです。(告知広告紙面は”ポスト広告紙”2009年4月3日号)

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2009年2月11日 (水)

小田原城址公園愛犬家の集い(4)

Wanwan0902 今日「建国記念日・流鏑馬の日」ワンワンクリーン大作戦が行なわれました。昨年の10月13日に初めて手探りで呼びかけた会から17週で(僅か?やっと?)今日の市民行動が実施されました。何と、30分以上前から参加者集団ができてきて、定刻午後2時には44家族と犬、55人の方が作業を開始しました。観光課の職員さんも撮影役でお一人顔を出されました。会長に留守番をお願いしてからも、参加者が増えていました。
0902garbage 午後3時、作業を終えたみなさんが帰着され始めました。30分ほどで、ごみ分別が済まされ、10袋あまりの回収袋に整理されました。
Neglect 放置糞の回収は、小型犬1頭、中型犬1頭のものでした。55人の方が作業されたにしては、ごみもかなり少ない量でした。午前中に他のボランティアグループがゴミ回収をなさったのだろうと言う方もいられましたが、確かに少ない量でした。3、4年前に比べると最近は放置ごみはかなり減ってきていると思います。朝の作業でも平均ビニール袋半分くらいです。犬の放置糞は3週間にひとつくらい。人の放置も年に3つくらいはあります。
 ワンワンクリーン大作戦が、55人の作業で放置糞2つということに、放置糞だらけで、犬の立入を禁止すると予告されていましたので、安堵とともに今後のクリーン作戦に明るいものを感じました。城址公園から、交流人口拡大に役立つホスピタリティーが示せそうです。観光課、環境保護課の管理力とホスピタリティー修得、「歴史と美」の提供充実に繋がって欲しいと切望しています。
 来月は3月11日(水)午後2時から第2回実施です。ご参集ください。(変更になりました。やはり休日が良いということで、ワンワンに拘らず3月8日の日曜になりました.今後も毎月第2日曜日実施、雨天中止です)
090308

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2009年1月26日 (月)

小田原城址公園愛犬家の集い(3)

Wanwan 昨年9月から掲載していました「小田原城址公園愛犬家の集い」などペット系記事の続報です。去る1月17日の集いで選出された幹事さんたちにより、一昨日25日に、「小田原城址公園愛犬家の集い ワンワンクリーン大作戦」と名付けた第1回の行動が、標記のリーフレットのように開始されます。小田原市観光課、環境保護課などに支援をいただきます。
 城址公園管理所管の小田原市観光課、史跡保全整備所管の文化財課は、市民、観光客などの公園来訪者に心地よい時間を過ごしていただけるように、さまざまな配慮をしておりますが、小田原市の誇りある史跡として、また市民公園として、観光施設として、その品位や美しさ、清潔さ、安全などまだまだ改善努力を強めていかなければならない状況です。特に、犬散策者のマナーなどに対する批判はたいへん強いものがあり、たくさんの注意看板は、城址の景観を壊しております。今回の「大作戦」はまったくのトライアルですが、毎月「ワンワンの日」11日に犬飼育者のみなさんの協力を得て「持続」させようとしているものです。この行動が、私たちの大切な「城址公園」が、まちの最重点施設として成長していって欲しいものです。3月には、整備中の「馬出門」が開放されますが、このビッグイベントまでに少しでも美しい史跡になっていることを願っております。

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2009年1月17日 (土)

小田原城址公園愛犬家の集い(2)

Enquete 今日2009年1月17日(土)「小田原城址公園愛犬家の集い」が市民会館で開催されました。私事ですが昨日の検討委員会ではかなり落ち込んだ気分で帰宅しましたが、今日の「集い」のために気を取り直して参画しました。
 ヒトとイヌとの共生と、大上段に振りかぶることなく、毎日の散策の楽しみ確保するためにはどうすれば良いのか、参会者のみなさん全員が真剣に考えました。(昨日の検討委員会の委員の方も参加してくださいました)観光課、環境保全課の職員のみなさんも大勢参加していただき、市民とともに論議を重ねてくれました。市民と行政が互いの立ち位置を超えて、問題解決に知恵を絞りました。
 新たな施策、それに汗を流す市民、支える行政、そんな姿が少し見えてきたように思えました。この集いで今後の推進役の幹事が12人選ばれ、来週24日に最初の幹事会が開かれます。集計されたアンケートの分析や新たな事業計画などが話し合われます。続報いたします。

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2009年1月13日 (火)

小田原城址公園愛犬家の集い(1)

Ochatsubo 昨日の成人の日には、城址公園はたいへんにぎわっておりました。晴れ着姿の若者たちや来訪者が、明るい日差しのもと天守閣にも大勢のぼられていました。歴史見聞館も熱心な見物客で溢れていました。とても嬉しい光景でした。この大切な歴史的景観を大切に育てていき、すてきな小田原をめざす重点区域にしていきたいものです。
 これまで、犬の散歩についての警告板がたくさん掲示され、美しい景観の中で悲しい姿を見せていましたが、昨年末かなりの警告版が撤去されました。散策者などのマナー向上を求める手法はさまざまあると思いますが、景観破壊にならないようにしていただきたいものです。
Tsudoi2 今週の土曜日17日、午後2時30分から市民会館で、上記のような集いが開催されます。城址公園を散策されている犬飼育者たちの自主的な開催です。この集いがイヌとヒトとの共生の第一である飼育マナー改善への第一歩になり、城址公園環境の向上につながるようにしたいものです。ぜひ大勢の方のご参集をお願いします。

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2008年10月13日 (月)

伴侶犬との共生

Petwarning1_2 9月以来こころに止めて来続けた「伴侶犬との共生と地域社会の問題」、今日やっとささやかに船出しました。小さな集会でしたが、26人の方が熱心に考え続けて下さいました。城址公園の「犬立ち入り禁止」と言う荒々しい行政メッセージに対しての市民の対応は、たいへん冷静なものでした。今後、なにがしかの時間を要するとは思いますが、市民力によって問題解決の方向が見えてまいりました。第2報をお届けできるのも遠いことではないと思います。今日ご参集いただいた方々にこころから敬意を表します。

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2008年10月 5日 (日)

城址公園の立ち入り禁止

Cosmos この週末は、久しぶりの爽やかさで最高の日々でした。歩行に支障が出てから、一度も訪れていなかった「石垣山一夜城」を楽しんできました。5年ぶりでしょうか。本当にここは素晴らしい「城址」です。駐車場も広大に用意されていました。コスモス園もみごとです。こんなにすてきなアライバルセンスのある場所が生まれたこと、嬉しい限りです。(三の丸の埋蔵物調査後の5,900㎡の空地、暫定的であれ、お花畑で観光客を迎えたいとあらためて思いました)
 城址の整備も、ずいぶん良くなっていました。(道路脇の自販機の設置方法には、いささか驚きましたが)城址へのアプローチ階段昇り口の看板は、「愛犬を連れて入場される方へ」のウォーニングです。この日は城址内では犬を見かけませんでしたが、犬公害がこんなにひどいことになっているのでしょうか。園内にも数枚のウォーニング看板がありました。マナーの悪い飼い主さんもいられるのでしょうが、飼育者の一人として肩身の狭い思いを抱いて入園させてもらいました。
 小田原城址公園は、惨憺たるものです。入り口の看板をはじめ、いたるところに看板があり、早朝の時間帯は通行制限さえあります。よほどひどい状態になっているのでしょうか。「ルールが守られない場合は、たいへん残念ですが、城址公園内への犬の立入を禁止することになります。」と予告されています。お茶壺広場には「この芝生内には、犬を入れないで下さい。」として、ロープが張られてしまいました。公園管理者のいらだちが、伝わってきます。
 「市民参画」の町です。「城址公園内への犬の立入を禁止」という悲劇を避けるためにも、飼育者市民の発意と努力で、犬飼育マナー向上を計りたいものです。まず最初に、マナー改善の手がかりになるような飼育者同士の話し合いを持ちましょう。その中から知恵を出し合い、行動を考えて行きましょう。
 ご賛同、ご協力いただける方、あるいはそんな方を知っている方、こんなやり方が良いという考えをお持ちの方、ぜひ、コメントをお寄せいただくか松本茂宛にメールをお送りください。

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