議会制度

2014年3月13日 (木)

地方議会の姿

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 2008年9月14日、鳥取県米子市の市民派市議の方たち5人が、小田原市民運動の「視察」にみえました。2004年からまちづくり市民運動が高まり、加藤憲一と言う新市長を生み出したこと、他市の市民運動家や市議さんたちの関心を呼んでいたようです。

 訪問された市民派市議の中心であった中川健作さんが、この3月の市議会定例会を最後に職を辞されるとお聞きしました。3月10日の本会議で最後の「各個質問」に立たれました。中川市議の質問を議会中継で拝見しましたが、米子市議会ではU-TUBEを使われているんですね。翌日の「ロマンスカー」の中でゆっくり「傍聴」させていただきました。

140313shimane_p_p 質問は「島根原発」と「中海干拓」に関わるものでした、米子市長と副市長が答弁に立たれましたが、痛々しいほどでした。全部で41分ほどですが、さわやかに聞き続けられます。小田原市の不思議な同時中継、録画は3日後しか見られないという不思議に、いつもイライラします。こんなことも、チェンジできないのでしょうかね。

 地方議会の会議は、身近な住民にとって、わざわざ傍聴に出かけずとも、いつでも気軽に見聞きすることができるようにすること、さほど難しいことではないと思います。中川さんの「各個質問(小会派は代表質問ではない)」の中継はとても明瞭でとても聞き易く見易いものです。ぜひ、アクセスしてお聞きしてください。

080914yonago  中川さんの辞職は、がんとの闘病生活に入るためとお聞きしています。早期のご回復を強く願っています。この写真の右側にカバンをさげて横向きになっている方です。加藤新市長もつきあってくれました。懐かしい「思い出」です。

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2013年12月31日 (火)

“民主政治の健全な発展に寄与”する助成金

131231akahata1 5996億円!!たかがこのくらい良いじゃないかといえるのだろうか。この20年間で繰り返されてきた政党政治、「民主政治の健全な発展に寄与」したきたのだろうか。2014年度政府予算案にも320億円が計上されているそうです。

 この制度は、1994年の細川内閣時代に制定されていますが、さまざまな論議のなかで「企業団体献金を禁止し、公正な政党政治活動をするために、国民ひとりひとりが25円ずつ負担する」としての正当性が強く主張されたように記憶しています。企業団体献金はまったく禁止されていません。「政党助成金」はその論理が破綻しています。

131231akahata3 毎年、年末になると新たな政党が誕生します。この年末にも「結いの党」などという、奇妙な政党が誕生しました。消えていった政党もたくさんありますが、その残余財産はどうなっているのでしょうか。国庫に返納されたのでしょうか。上手に使い切ってしまったのでしょうか。2大政党の受領金額はかなり大きいものですが、使い切れずに溜め込んでいるともお聞きします。

 この国の商業メディアは、この不可解で不公正な国庫支出については、何ら問題にしていません。この助成金は「民主政治の健全な発展に寄与する」どころか、民主政治を圧殺して「戦争のできる積極的な国づくり政治」に寄与してきたのではないでしょうか。意地汚い代議制国家になったものです。

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2013年6月 2日 (日)

いよいよ「ネット選挙」!!!?

130602wedge  日本国憲法前文冒頭の宣言です。「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」

 私たちは「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」するという政治システムの中で「主権」を行使するのです。でもこの「選挙」は国会においてさまざまに「加工」されて、「違憲」「選挙無効」が司法から遠慮がちに宣告されています。
 今日の日曜日、この2月に生を終えた姉の納骨のため大崎の寺院まで、大嫌いな「東海道新幹線」で慌ただしく出かけました。昼過ぎの「こだま」でしたが、満席。やむなくグリーン席に変更し、例の社内誌WEDGEを手にしました。画像は特集記事の見開き見出し頁です。見出しの意味は良く分かりませんが、「ネット選挙」に選挙管理上の変更があったことは事実ですので、これが7月の選挙結果にどのように「正当に」作用するのか、「ガラパゴス状態の」日本国ではきわめて気がかりではあります。
 この特集記事は、4月19日に成立した解禁法の及び腰な中身の批判と、米国での大統領選挙の実態を中心に、韓国でのネット利用の進展(これが一番日本国の参考になっているようですが)など、それに奇妙きてれつな規制だらけの「ガラパゴス選挙」への批判記事などを掲載しています。
 6月の東京都議選挙、7月の参院選挙、この国の行く末、この国の憲法の行く末を定めるような選挙ですが、JR東海さんにとっては、画像に登場している「5つの党」だけが選挙に参加するかのごとくです。この民営鉄道、なんとも変な公共交通機関ですね。主権者相手のおいしいご商売ですから、少しは気遣いして欲しいですね。
 この特集記事(9頁)にご関心のある向きには、この冊子お貸しできますのでご一報ください。

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2013年5月14日 (火)

チェアマンレース小田原版

130511town_news 先週土曜日のタウンニュース小田原版の一面トップ記事です。AD記事の隙間に8段記事となっていたものを、切り貼りしてスキャンしました。8日出稿の記事ですから、隙間をぬって掲載されたようです。

 ところで、小田原市議会はご多分に漏れず、議長任期2年として、議員任期の半ばに議長選をやられるようです。議会の「慣例」やら「申し合わせ」やら「人望」やら、いろいろな競技規則があるようで、このレースいまだ見通し固まらずのようですね。
 議長になると「議長室」やら「専用公用車」やら「お給料」値上げやら、さまざまに提供されるご馳走が魅力のようですね。3期も4期も議員やればだれでも、このご馳走が欲しくなるのでしょうかね。
 ここにお名前が登場する方、小松久信氏、奥山孝二郎氏、武松忠氏、木村信市氏、安野裕子氏、大村学氏、この他にも有力な方々が居られそうですが、本命やら大穴やら、議長と副議長と言う二つの「ポスト」レースを展開中なんでしょうか。われわれ一般選挙民は、不思議な面持ちで観覧席から眺めるだけ。被選挙民衆は、あと2週間ほど暑い日々を送られているんでしょうね。何か異世界に付き合わされている感じです。
 地方議会と言う自治制度、なんとも奇妙な存在になってきたようです。こんな代議制度が、地方政府に必要なんだろうか疑問に思えてくる。「議長室」や「専用公用車」は即刻廃止、「お給料」は半分に値下げ、定員は椅子の数だけ40人にする。議会費は現在より倹約になり、かなりメンバーが入れ替わりそうに思えるけどいかがなもんでしょうか。

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2013年2月23日 (土)

ガラパゴス

130221tokyo_3 「議会は聖域」よくぞ言ってくれたという思いでこの記事を読みました。昨日の東京新聞夕刊の一面記事です。

昨日来、久しぶりに小田原市議会ふたつの常任委員会の議案審査の傍聴に行ってみました。私の歳のせいでしょうか、小澤市政時代の議会から見ても退化したのではないかと思えてなりません。日本国の衰亡の反映でもあるのでしょうが、辛い思いです。議会制民主主義というのは本当に優れた政治制度なのでしょうか。地方議会(国政も多分)の議員文化風土というもの、致命的な制度欠陥から生まれだしたのでしょう。さすがのこの国でも、かなり世間離れした風土になっているようです。

130221tokyo2  時代離れした会議規則のためだけでもなさそうですが、ぼそぼそ、もぐもぐ、『聞こえないよ』と叫びたくなるような議員と職員(執行部とか)の問答、これが審査だとはとても思えない。傍聴の辛さは、「規則を守りご静聴ください」というしばり。「不規則発言」はつまみ出すぞという強権支配。そんな中で、平然と会議中休憩しての「不規則問答」。

 この夕刊記事のようなガラパゴス状況は、全国的なんですね。わが小田原市議会でも、市庁舎内ではとうに死滅した「喫煙室」がいまだ生存して、活況を呈しています。主権者とか言われる市民の代議を担っているのですから、その重責を果たすためにも世間並みになって欲しい。

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2012年11月 3日 (土)

「議員」の喫煙室!!!

121102tokyo つまらん話題ですが、あまりにも醜悪な地方議会の姿ですので、ご紹介します。喫煙者の嗜好を差別しようなどとは毛頭考えていませんが、住民代議者としての地方議員の愚かで醜い姿は許し難いものです。

 わが小田原市議会は、全面禁煙のはずですが、議会ロビーにはやはり「議員専用喫煙室」があったような気がします。一般市職員の喫煙室は廃止になったようですが、議員さんのリフレッシュには喫煙が欠かせないのでしょうか。もうそろそろお考え願いたいですね。

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2012年6月28日 (木)

小田原市議会 議員ごとの賛否

120628shigikai_gijou 昨日6月27日、閉会日でしたが本会議を傍聴に行きました。結構な人数(20人くらい)いらっしゃいました。今日は一日最後まで付き合おうと決意していたのですが、やはり駄目でした。12時少し前、「これにて暫時休憩いたします。再開は午後1時15分とします」という声で、帰宅してしまいました。傍聴は辛いものです。何度行っても、馴染めません。日本国の議会ってセレモニーなんでしょうか。2時間付き合うとくたくたになります。
 ところで、この6月定例会から、議員ごとの賛否が公開されるようになりました。この一覧表は今日公開されました。裁決ごとに見て行きましょう。
●議案第2号 農産物の学校給食使用に関する決議(これについては6月15日に記事にしました)佐々木ナオミ、植田理都子の2議員だけが反対、他の24議員の賛成で可決。
●議案第44号 平成24年度小田原市宿泊等施設事業特別会計補正予算(昨年12月定例会では、審議前日に議案取り下げという失態をしましたが、半年後にヒルトン売却の新スキーム、なんとも不可思議な、売買手法が登場。3年間賃料を2億5000万円減額し、3年後に9億円で所有権移転をするという。その珍手法の正当性を立証するための調査費1400万円の予算要求です。ヒルトンについての記事は、カテゴリ―「ヒルトン」にまとめてあります)木村信市、佐々木ナオミ、植田理都子、大川裕、井上昌彦、大村学の6議員が反対、他の20議員が賛成で可決。
●議案第46〜51号 消防事務の受託に関する協議について(上郡2市4町で消防の広域一元化による職員の削減などで合理化しようという制度改革。日本中でやられている)田中利恵子、原田敏司、関野隆司の3議員が反対、他の23議員が賛成で可決。
●議案第42号 平成24年度小田原市一般会計補正予算修正案(駅前地下街再生基本計画!策定外注費2500万円を削除するという修正案)田中利恵子、原田敏司、関野隆司、木村信市、佐々木ナオミ、植田理都子の6議員が賛成、他の20議員が反対で否決。
●議案第42号 平成24年度小田原市一般会計補正予算(原案)田中利恵子、原田敏司、関野隆司、木村信市の4議員が反対、他の22議員が賛成で可決。つまり原案そのままで成立したのです(3月定例会での当初予算は修正成立でした)。やはり41,818票の力なのかな。
●上記以外の8議案は、出席議員全員賛成で可決。
●陳情第19号 神奈川県最低賃金改定等についての陳情(現行818円を18円だけ引き上げるのはだめ、生活保護費を上回るようにすべき)井上昌彦、大村学、武松忠の3議員が反対、他の23議員が賛成で採択。
●陳情第20号 30人以下学級実現と義務教育費国庫負担制 度堅持を求める意見書の採択についての陳情(負担率を二分の一に復元など)大川裕、小澤峯雄、井上昌彦、大村学、武松忠の5議員が反対、他の21議員が賛成で採択。
●同意案 第4・5号 副市長の選任について(加部副市長、大野副市長の再任)出席26議員全員賛成で同意。
●意見案 第1号 人権擁護委員の推薦について(これはどなたか不明)出席26議員全員賛成で同意。
●意見書案 第2号 神奈川県最低賃金改定等に関する意見書 井上昌彦、大村学、武松忠の3議員が反対、他の23議員が賛成で可決。
●意見書案 第3号 30人以下学 級の実現と義務教育費国庫負 担制度堅持に関する意見書 大川裕、小澤峯雄、井上昌彦、大村学、武松忠の5議員が反対、他の21議員が賛成で可決。

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2012年5月22日 (火)

見よう! 聞こう! 言おう!

120521watch 小田原市の地方選挙は終わりました。市長には現職加藤憲一氏が圧倒的な勝利。投票総数の62%を得ています。
 同時に行われた市議補選、これには初めて私も関わりました。初めての選挙経験でした。地方選挙の制度には、はじめから終わりまで、違和感に包まれたまま幕が下りました。

 今年3月に、鈴木美伸小田原市議会議員が市長選立候補のため市議を辞職し(大野眞一氏は辞職しませんでした)、市長選と同時に市議補選が行われることが分かり、昨年の統一地方選で落選した(38票不足)女性現職3期目の檜山智子さんに再チャレンジを求めました。昨年の落選ショックは、周辺はもとより本人の失望感の大きさは痛いほど分かっていましたので、再チャレンジ要請にはためらいもありましたが、大勢の市民からの強い願望に、檜山さんもチャレンジを決断しました。議席を回復することも大切だが、市民に開かれた市議会を求める選挙を大切にしようと運動を始めました。
 そのメッセージが、「見よう!聞こう!言おう!」、三猿の教えのパロディーです。このメッセージをのぼり旗、たすき、Tシャツ、缶バッジ、そしてリーフレット、選挙公報にも記してさまざまな場で訴えました。大勢の支援者が駆け回ってくれました。駅頭でもメッセージを伝えました。(とても残念なことに小田原駅西口ではJR東海の監視員に排除されました。駅頭に混乱を起こすことも無く、静かな行動でしたが、駅頭からの立ち退きを強制されました。最も不快な経験でした。民主社会で公共の空間で政治メッセージの発信が私企業によって排除されることがあってよいのでしょうか。市民政治のためには大きな問題です)
 私たちは、極めて正常な、美しい選挙運動を展開しました。選挙事務所は、大勢の女性たちでにぎわい、楽しい時間を作っていました。わずか一週間の期間でしたが、全力を出し尽くしました。
 そして再度の落選でした。しかもかなり大きな差の落選でした。開票30分後には、趨勢が分かりましたが、前回と違い檜山候補者は泰然とにこやかに支持者たちに対応されていました。最後の挑戦のさわやかな終結でした。市議でなくてもできることをやろうと話されています。
 新しい女性の力が生まれ出しています。「見よう!聞こう!言おう!」を継承する市民が誕生しています。市民は変わります。議会を変えます。地方政治を変え、国政を変えます。

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2012年4月 8日 (日)

政党助成金 320億円

120408seitou_josei 総務省は4月6日、今年分の政党助成金の配分額を決定発表しました。その総額は、前年より7233万円増の320億1433万円。
 野田政権は、消費税と社会保障の一体改革に「命をかける」と突進し、そのためには「身を切る」と宣言しましたが、民主党は165億円も税金から「助成」させるのです。この党、いまにも分解しそうですが、この大金をどのように山分けするのでしょうか。国民新党さんは既に分解しましたが、どちらに助成金は行くのでしょうか。
 政党政治がわが国民に愛想づかしされて、「政治不信」「政治家不信」、あげくのはてに大政翼賛政治に至ったかつての悲惨を、いままた繰り返しそうな世相になり至っています。いったいこの「助成金」どんな大義名分があるのでしょうか。
 日本共産党だけは、この政党助成金の撤廃を主張して、当初から受領していないのですが、その不受理分の金は、他の政党に割り振られているようです。なんとも腹立たしい制度です。日本国民一人頭「わずか」250円の負担、まあ良いじゃないかと言うことか、日本のマスメディアは、あまり関心を示されません。この配分表も、しんぶん赤旗に出ていたものです。
 「政党不信」「政治家不信」「政治不信」「議会制度不信」、72年前の「大政翼賛会」からの悲劇は繰り返したくない。自由で民主で公明な政治はどうなって行くのか。「維新」とかで「大政奉還」になるのだけは勘弁して欲しい。

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2011年3月22日 (火)

小田原市議会の怪

 「東日本大災害」以来、気力体力が一気に減衰してしまいました。何とか、立ち直るべく努力していますが、先週17日(木)の小田原市議会予算特別委員会の審議と採決をお聞きして、さらなる衰亡にはまり込んでいます。
 平成23年度小田原市一般会計予算の審議で、「公明党」小松久信議員提案の「商工費・まちづくり会社への出資金110万円削除」の修正案が通ってしまったそうです。その一方、「緑の風」木村信市議員が提案した、「地下街再生計画策定のJR東日本への委託料4930万削除の修正案」は僅差で通りませんでした。なんとも解せない議員さんの考えです。
 「小田原市自治基本条例」は、「緑の風」佐々木ナオミ議員が条例内容の修正案を出し、ここでも小松議員が施行日の延期(24年1月1日施行)案を出し、小松案が通りました。(最終議決は24日の今期市議会最終の本会議で行なわれます)
 「小田原市自治基本条例」は、基本条例です。9ヶ月の周知期間をあらためてとったところで、制定した基本条例がどうなるものでもない、全くの愚行です。信じ難い議会の腐敗です。地方議会が、市民の支持を失い、名古屋のような状況を生み出す悲劇の小田原開幕はまっぴらです。4月の地方選挙、何とも気分の重い選挙です。「日本大災害」にしてはならないと、気力を振り絞ります。

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